安定の日本観 | NZ→AUSその日暮らしの雑記帳

NZ→AUSその日暮らしの雑記帳

オーストラリアのゴールドコーストに住む日英夫婦+娘(2019年4月生まれ)+黒猫の普通の日々の出来事など。
2024年にニュージーランドからオーストラリアへ引っ越しました。

先日会社の人と


「日本はどうだったー?」


「うん楽しかったよー。」


ってありきたりな普通の会話してたんだけど、



「映画で見たんだけど日本って楽しそうだよね。行ってみたいなー」


って言われました。まぁ社交辞令やね。




ここで私、フとあることを思い出した。


「その映画って、まさかBullet Trainじゃないよね?」


と聞いたら、まさにその人はBullet Trainを見てそう言ってたのでしたーー!




私はこの映画は見てない。


見てないけど、ほとんど見た。



なんのこっちゃ だけど、


日本から帰ってくる飛行機の中でナナメ前に座っている人が見てたので、日本ぽい映像が気になってずーっとチラチラ見てました。


セリフは聞こえてないけど、だいたい全部見た笑



この予告を見てもらえばなんとなくわかると思うんだけど、

ブレットトレインは新幹線のこと


まぁ、アメリカ映画によくある感じの「日本ってこんな感じ」で突っ切った映画です。


そもそもコロナで日本ロケできてないらしいしね。



なんとなく「HEROES」を思い出すな…。

これも内容はいいんだが日本人役がスゴかった。



でもこの映画は「ハリウッドの超大作」として見ると超つまらんけど、「豪華俳優の出てるB級映画」として見るととても楽しい らしい。


たしかにそんな感じだった。


日本人としては終始ツッコミが止まらないが、そういう冷めた目で見るのでなく映画の展開をそのまま楽しむのがオススメ、みたいです。


うん、たしかにそんな感じでした。

(いやだから私は見てないけどね)



楽しむのはいいけど、会社の人のようにこれを見て「日本ってこんな国なんだー」と思われるのはやっぱりちょっとアレかな、と思います。


でも実際アメリカの作るニッポン というかアメリカから見た日本はコレなわけで、


むしろ一周まわってもう日本はコレですよ と言いたくなる。



が、そこはまぁグッとこらえて笑


この映画をきっかけに日本に来てくれる人がいるかもしれないし、こういう映画はありがたいと思わねばならぬ。




そーいやラストサムライはかなり沢山の外国人を日本好きにさせた映画だと思うんだけど、

(知り合いの旦那さんはコレ見て刀鍛冶になりたくて日本に行った)


コレ見て日本人はみんな武士のような喋り方をしているのだと思った人もいたな…。



バッパーとかシェアハウスなんかで、


初めて日本人同士が普通に話してるの聞いたけど、○○みたいな喋り方じゃないんだねー 


とかよく言われたなー。



○○の中に入るのは


ラストサムライの渡辺謙みたいな武士的ないかつい喋り方


アニメの必殺技みたいな終始かっこつけた喋り方


アニメの女の子のようなカン高い声


ちなみに「それがしは!」とかの言葉遣いじゃなくて、喋り方や声の出し方やトーンのことね。


日本人を直接知らないと、アレが日本人なんだ と思ってる人って案外いっぱいいるのですよ。



そんなわけで、ブレットトレインが外国人の「日本人観」にどれだけ影響があるのか、ちょっと知りたいと思うのでした。



 

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