「中2病」って言葉が浸透しているくらい、


14才の頃の自分を思い出すと結構いたい。



でもとっくに成人も通り越した今の自分は?




主人公君枝の14才の頃の世界と、25才の現在が交互に進んでいきます。



必要以上に同姓同士で群がりたくないという内なる信条と、


好きな子には嫉妬したり同じ物を持っていたい気持ち。



幼馴染の優しさにもクラスメートの真正面からの意見にも向き合えない。



いたい!




そんな過去を客観的に思い出しながらも


25才の君枝は会社を辞めて旅に出たけれど



まだいたい!




最初はそのいたさが平行線に進んでいるように思えますが、


徐々に近づいてくっつき(?)ます。




山崎さんの劇的でなくともすっきりとした結末、好きです。




浮世でランチ /山崎 ナオコーラ



本も読んでたけど書くの忘れてた。



原作を先に読んでから映画を観ると


どうも違いが気になってしまいがちですが



これには



最後にそれらもくわぁーー(?)って包みこまれて、泣かされてしまいました。




原作と映画、それぞれ始まり方も終わり方も違う。


でも始まりの与える冷たさと終わりの与える暖かさは同じ。



あ、映画の方がちょっと熱い感じかな?




冷静になってから気づく。



「だめだよー早く返しなよー」


から


「がんばって逃げて!」



へ自分の気持ちが変わっていたこと



誘拐という犯罪を肯定はしない




ただ考えること


母って、母性って、女って・・・




追記:虫おくりのシーンは本当に美しいです。



八日目の蝉 角田 光代



都会で若者がルームシェア。



何か青春で甘酸っぱい感じがするぞー。




その部屋で暮らす5人それぞれの目線で話が進みます。



お互い上手く付き合いながら、出しきらずに守ってることもあって。




うんうんなんて思いながら読んでたら、


最後にとんでもない事が発覚します。



あとがきで川上女史も書かれた通り、




怖かった。




甘酸っぱい青春小説ではありませんでした。


裏切られました。



電車の中で読み終わり、脳内ショックから酔いました。(からだ弱・・・。)



どうぞ健全な状態でお読みください。



パレード/吉田 修一