おーレバニラ~にしか聞こえないセサミンCMのヒガシを見てると「歳だけど鍛えててカッコいいヒガシ像」ってのを打ち出そうとしてるのはわかるんやけど、「○○妻」でのダメ夫っぷりがハマってきたヒガシだけに逆効果な気がするのだが。由布姐です
さてツッコミ満載である。「美しき罠」もモチロンやけど、大河「花燃ゆ」がツッコミ満載である。…でもツッコミ記事を書く気力すら起きなかったってことは…私に元気がないのだろうか、いや、そこまでにドラマが値しないってことなのか。
…野山獄って牢獄ですよね…普通に塾ですか?はたまた合宿?なんでそんな出入り自由なん?セキュリティ甘々じゃね?田中要次さん(牢番)ちゃんと警護してーーー
何より投獄されてン年になる井川遥があんな身奇麗に保ってること自体おかしいわい
…ていうか、1年前はウィキペディアにすら載ってなかった杉文って人物でドラマ1年持たせるって…
参考資料がなさ過ぎて、もう脚色で盛るしかない状態。
シエ(江)はいくらでも文献あっただろうが、今回の主人公は新島八重よりも資料なさそう。
でも一応は見てみます。大河見る=もはや習慣と化してるのと、去年のクソ過ぎる官兵衛だってちゃんと見たのだから、今年のが見られないわけがない。
…ところで去年のって評判良かったの!?あれで??あの心に響かない脚本に生ぬるい演出、見どころのないグダグダのキャスティングで?
九州編で、宇都宮家の姫、市川由衣の鶴姫を史実とは異なり夜陰に乗じて逃がす…なんて捏造した段階で、このドラマないわーと思った
違うやろ?そのへんの川原で侍女達と一緒に磔にするんよな?無残に処刑するんよなぁ?史実では。
いやー生ぬるかった。あと江口洋介のアイシャドウが濃かった(笑)そして史上最強に魅力のない織田信長だった…
もう戦国時代やってれば、もしくは龍馬出せば数字取れるって、日本終わったね。たぶん精神年齢の平均下がっとるわ
というわけでイキナリ野山獄からツッコミ満載だったが、この野山獄が意外にキャストが良かったのである。
いつもの仙人キャラ封印で山羊髭もナシ、でも超越キャラ:品川徹
上記の仙人キャラは今回このヒト、習字の達人:本田博太郎
やたらと桐谷健太とセットな気軽するが今回は桐谷抜き:日野陽仁
最近NHKのお気に入り?:土井ドンペイ
優しいキモキャラ担当は温水さんかこの人!:村松利史
…と、ハッキリ言って品川徹の無駄遣いも甚だしいのだが、この野山獄から伊勢谷…じゃなかった吉田松陰は出獄できてしまったので、もう出番はないと思われ
そんな中ではきだめの鶴のような井川遥なのだが、男性陣が発情するわけでもなく、普通にしんねりとお互いの房を行き来している…
謎であるw
最初は、一日の軽い運動の名のもとにそれぞれの房の鍵が開けられ、中庭みたいなところで囚人が交流していたのだが
途中から交流しまくり独房のカギが開きっぱなしなのである
更に独房よりも外界に近そうな「面会室」的な場所にも本田博太郎が自由に出入りし、井上真央と喋ってた。
なんか今日、脱獄できそうな気がする~
あると思います。
ちなみにそんな吉田松陰なのだが、何故私がとりあえずは見続けようと思ったのかというと…
それは私が、今より顔が30倍も薄かった少女時代…
そこそこ近所では、そこそこ神童と言われていた、道を踏み外す一歩前の少女時代…
近所のおばちゃんグループがバスツアーで萩に行き、吉田松陰の肖像画を見て一言
「あれ?これ印旛沼さんとこのヌメ子ちゃんに似てへん?」
(※印旛沼ヌメ子:由布姐の世を忍ぶ仮の本名)
とのたまい、帰って来てからそれを散々聞かされたお陰で、幼少期の由布姐の記憶に吉田松陰は完全にインプットされてしまったのである。
そして狭いご近所である。更にご近所総親バカだったのである。…結局、噂は巡り巡って
「印旛沼ヌメ子=吉田松陰の生まれ変わり」
という壮大な作り話がヒット(←?)してしまい、あたしゃ中学卒業まで勉強漬けの毎日だったよ…
え?その後?高校で演劇にハマり、女優になる!とか言うて勉強やめた(笑)
結局女優にもなれず、バカに拍車がかかり、今に至るよ、はははっ
…という経緯もあって、吉田松陰は崇徳院ほどではないけど歴史上でちょい意識してる人物なのねん。
なので吉田松陰の一生についてはもう本読んで知ってるけど、安政の大獄で死ぬまで映像作品でどう描かれるか気になるので、そこはやっぱり見たいわけよ
しっかし今回の伊勢谷松陰ときたら
ただの
トラブルメーカー
トラブルメーカ~~~!!!(ファーファファファファ~…)(by相川七瀬)
…ってこのフレーズ久々に出たな、と思ったら前回は松ケン平清盛だった。清盛も大概トラブルメーカーだったな
何か大沢たかおが大人すぎる。こないだも渡世のために石丸幹二からイヤな奴役の内藤剛志に寝返って、ちゃんとおとなしく長いものには巻かれる技術を身につけておる。
…そして内藤さんの嫁が今をときめく(※一部で)若村麻由美だったりして密かにウケてる私
ちゃっかり優香をイジめてるのも怖い。が、どこか小気味良い。若村さん何度見ても美しすぎる…ってこのセリフ何度目だ!
そうそう先週の日曜オンエアは棒読み東出が、自らの「棒」を認めたのかまさにその「棒」を持って大暴れしてた爆笑だった。
棒演技が棒読みで棒持って…って早口言葉かよ!
でも、でもでもその場面で!!!伊勢谷&井上真央の弟が生まれつき聾者という設定なのに!!
暴れる東出を止めようと井上真央が、弟に「トシ(弟の名)、なんとか止めてー!」と言ったら弟が
「(無理、無理)…」
と言わんばかりに首を横に振っていた!!ちなみに井上真央は筆談もジェスチャーもなく、普通に止めてー!って叫んでただけなのに。
弟、聞こえてるやん。
…もしくは読唇術か!?そんなにハッキリ口動いてたか!?どんだけ達者なんだ弟さんはよ!
…とまあ、それ以外にも初回から
井上真央がおにぎり作ってる台所が妙にキレイでシステムキッチンのようだった
大沢たかおと出会う川っぷちに何故かお手製の街灯みたいなオサレ照明があった
と、あまりに綺麗過ぎる画面というか絵面が気になって仕方なかったが、いくら清盛が画面汚いとか言われてバッシングされたからって気い使いすぎじゃね?
昔は、それこそ昭和の後半にだって、世の中はもっと埃っぽくて粉っぽかったものだ。そしてもっとゴミゴミしていた。
そして脚色。資料がなさすぎてほとんど脚色だが、そのせいなのか毎回…そう毎回なのだ
20時35分くらいから
伊勢谷友介か
井上真央が
大声で説教たれる
という大盛り上がりのクライマックスが用意してある。
20時半を過ぎたら、そろそろ…と思って良い。しかも毎回。
まるでアレだ、水戸黄門だ…でもね、そのお陰で去年の官兵衛のようなグダグダ感はない。キャストも重鎮も居たりしてそんな学芸会でもなさそうだし。(東出おるけどw)
なので脚色にも少しは目をつぶることにした。
…だって、だってだって、思い起こせばヘンな脚色はあの時から始まってたのである。
そう、それは
やたらと穴に落ちる阿部サダヲ
(信西@平清盛)
…そうだ、その頃からもう脚色には慣れてたハズなのだ、うん。と自分に言い聞かせる今日このごろ。
「誰でもよいゆえ、助けてくれー」
あのセリフ流行語大賞とって欲しかったなー
あとは「熱血先生、登場」とか「高杉晋作、参上」とか寒いタイトルやめようよ…