先日BSプレミアムで「花子とアン」スピンオフがあったのだが、
脚本は中園ミホじゃないわ
超どうでもいい朝市の嫁が主役だわ
散々煽っといて醍醐と兄ちゃんの恋も発展しないわ
カフェでひたすら冗長なやり取りが繰り広げられるだけだわ
…な上に
ヨッシーが
出てねー
ってことでたかが1時間半のドラマなのに途中で3回も船を漕いだ。私がドラマ見ながら寝落ちるなんて滅多とないぞ。由布姐です。
スピンオフで、朝市の嫁だと!?…そんなん超どうでもええわスピンオフで一番ニーズがあるんはヨッシーやろ。
いっそのこと伝助が1時間半ひたすら放蕩してるドラマでもいい。今ならそんな内容でも充分数字取れる。妙齢の女性が全員トリコだからね
…とか言って高級な芸者役で噂の元タカラジェンヌが出たりしてね…フッフッいやーんヨッシーったら、大人の関係←なんじゃそら
さて、せっかく上半期に朝ドラで英語がフィーチャーされたところなので、勢いで英語ヒロインつながりで下半期も見ることにした。「マッサン」である。
例えば「あまちゃん」はフッキーが出るから、「花子とアン」はヨッシー(とフジモン)が出るから、
という超不純な動機があって見始めたら、たまたまアタリだった…って経緯があるが
今回ばかりは誰を見たいわけでもないので、これは大丈夫か?続くか?…と心配していた。
案の定…
大阪制作の割にテンポが良いわけでもなく
キャスティングもなんだか全体的にショボいし
(いや及川いぞうとか江口のりことか、バイプレーヤー好きには中々渋いキャスティングではあるけど)
しかも一週目から、しかも朝から泉ピン子なんぞ見たくもないわ
…でイキナリ心が折れそうになる展開ではあったが
(ちなみに私はあまり朝ドラ見ないので、ツウに聞いてみた。そしたら大阪制作の下半期は大概こんな感じで地味なキャストでダラッとした展開なんだそうだ。ホンマかいな。)
キライな俳優ではあるけど堤真一が出だした頃から雰囲気が急にギュッと締まった感じになって、ああやっぱり実力あるんやな、と思った。
泉ピン子&相武紗季による「いけずシーン」も大阪の定番と思えば、さもありなんか
その「いけずシーン」があったとて、それでも見続けられたのはやはり…
エリーが可愛い。
いやいや、可愛すぎるやろ。ていうか
清潔感が
ハンパない。
エリーにはマイナスの感情というものが無いんやろか。いやそりゃ「マッサンは仕事ばかりでワタシ寂しい」とか、そういうツライところも出すには出すけど、全く悲壮感がない。
エリーの持つ清潔感が、例えば愚痴をこぼしてもお節介を焼いても我儘を言ってもドジを踏んでも全く不快感を覚えさせない。
ワタシが思ってる朝ドラヒドインって、KYなお節介でドジっ子で後先考えず行動する、いわば
一人で勝手に
高気圧ガール
みたいなタイプが多くて、見ててたまにイラッとする時もあってんけど、今回のエリーも確かに高気圧ガールやけど全くイラッとしない。
まあ相武紗季のお見合いには口出したるなやーと思ったけど
…ところで相武紗季と言えば、もう最近はすっかり主役でもなければヒロインでもなく、ライバル役&イジメ役が定番なのね?
何となく私の中での相武紗季のイメージは
夏になるとどこからともなくやって来て、人の恋路を邪魔に邪魔する女
の役がハマってしまった気がする。北川景子をイジメ、石原さとみを邪魔し、黒木瞳を脅す。相武紗季さん、さすがっすね舎弟になりてぇっす
(黒木瞳の「おトメさん」はともかく、北川景子&石原さとみは夏季の月9で恋路を邪魔してた。それで夏になるとどこからともなくやってきて…のイメージなのか。)
そんな相武紗季が、秋もイジメ役健在でカムバックしかもエリーの清潔感がハンパないだけに、イジワル役が際立つよーーー怖いよーー
そう考えてみれば、エリーの清潔感があるからこそ泉ピン子のイビリも際立ち、ピン子の醸し出す不快感がエリーの純粋さを引き立てるのか。
…うーん、すっかり登場人物全員が、エリーの可愛さと清潔感ゆえに完全に引き立て役である
エリーが居るせいで、全員ヨゴレキャラ確定の公開処刑状態。
しかしエリー効果でいちばん公開処刑なのは相武紗季でもなく泉ピン子でもなく
顔のデカい
玉山鉄二
…まあこれは清潔感とかのキャラの問題ではなく、生まれ持った骨格のハナシなので何とも言えねぇのだが…
エリー役シャーロットの顔が小さすぎて、元々顔デカい玉鉄が2倍くらいあるよー
しかも番組始まる前に散々NHKで番組CM流してたけど、決まって玉鉄がシャーロットを後ろからハグしながら二人で
「マッサン、お楽しみに~」
と仲睦まじく呼びかけるCMなのだが、後ろに居るはずの玉鉄の顔が、前に居てるシャーロットの顔よりデカくて
遠近感が
メチャクチャ
後ろに居るんだか、前に居るんだかである。しかも玉鉄が頑張って何キロか減量しちゃったもんだから、余計に頭蓋骨の大きさが…