こないだの続きで、LGBTERさんのサイトで、インタビューの後編が公開されました( ´ ▽ ` )
前回の、奥さんとの出会いのあと、
上京してからの事を書いていただきました(*´∀`*)
こーやって読み返してみると、私の人生で、あのゲームは本当に特別だったんだなって思いました…
自分の事は、自分が一番わかる
なんて言うけど、私は自分の事が全然わからなかった
好きな食べ物は何??
最初にこの質問をされた時も、答えられなかった
何日か考えて、そーいやチョコは毎日、飽きずに食べてるや
おにぎりは、梅干しが入ってると嬉しいなーとか
そんな感じで、自分の事って分からないのが当たり前だと思って、疑う事すらしなかった
身長や体重といった、数値で答えが出てるもの以外の情報は、どんな質問をされても即答できなかった
絵が上手いって事すら、まわりから言われて初めて、そーなんだ僕は絵が上手いんだ
って思えたくらい
だから、自分の心にも疑問を持つ事がなかったんだと思う
ただ、成長するにつれ、なんか変だな??
もしかして、俺って変わってるのかな??
くらいにしか思ってなかった
でも、あのゲームをプレイして、
それまでの人生で、変だなーと思ってた全てに答えが出たんです
出たというより、つきつけられた、のが正しいかも
どんなに認めたくなくても、
自分からは、現実からは、逃げられないって思いました
たぶんだけど、あのゲームと出会ってなかったら今でも自分に向き合わずにいたかもしれない
奥さんや、まわりの望む自分であるような生き方をしてたかもしれない
今の私があるのは、あのゲームのおかげと言っても過言じゃないです
もちろん、受け止めてくれた、まわりの人のおかげもあるよ♡
だからいつか、完全にネタバレになっちゃうけど、
いろんな方に知ってほしいという思いと、
ネットで、いつでも見れるようにしたいという、自分への思い出のために、
まふゆ編だけでも、ニコニコ動画やYouTubeに、ゲーム実況をして動画を上げたいという思いがあります
まずは機材を揃えて、時間を作らなきゃいけないんだけどねwwww
PS2は壊れたから捨てちゃったので、書い直すところから始めなきゃwwww
ついでに漫画の話もしようか…
私は夢を追って、東京に来て10年以上の下積みをしてきました
結果が出るまでに時間がかかったのは、きっと私に才能がなかったんです
だけど、諦めなかった
どーすれば、プロになれるかを模索して試して、ダメ出しをくらってを何度も何度も繰り返しました
最初は、吉本新喜劇みたいなのを漫画にして持ち込んだんです
そしたら、大ウケして担当になるよと名刺をくださいました
そこから、自分にはギャグの才能があるのかな??
じゃあ、ギャグ漫画を描いて持っていってみよう!
そうして毎月一本、持ち込みを始めました
その度に、面白くない、笑えないと酷評をいただきました
そこからは、原点に帰ろうとの思いで、幽遊白書に憧れた気持ちを持って、バトル漫画を描き始めました
最初に言われたのは、つまらない
読者の目線に立ってない
他の作品ではこうだから、自分はこーする
みたいな、小手先だけの見せ方が腹立たしい、とまで言われました
その日の帰り道はの落ち込み方は、すごかったです
でも、諦めるって選択肢はなかった
帰りにTSUTAYAに寄って、映画を何本も借りて、見た事ないアニメも何本も見て、ストーリーについて独学で勉強し始めました
あの行動は、ここにかかってるから感動する
あの見せ方があるから、こんなに臨場感がある
さらに、ネタの幅を広げると思って、雑学の勉強も始めました
そして、一年以上かけて描いた作品を持ち込んで、どーだと言わんばかりに意気込んでたら…
うまいけど、面白くない
…へ??
よくできてるんだけど、キャラクターが小西さんのお人形さんなんだよ
君の作ったストーリーの上を、意志を持たずに歩いてるだけなんだよ
頭でっかちで、作り上げた作品だったんです
その次は、キャラクターを見せる方法を勉強しました
でも、自分すら理解できてない奴が、どーすれば紙の上に心を持ったキャラクターが描けるのか
頭でっかちな私の出した答えは、
よし、心理学を勉強しよう、でした
さらに、キャラの名前を決める際に、そのキャラの運命はこうだから、こうなってと、
姓名判断も覚えて、逆算してごろの良い名前をつけたりしてました
完全に迷走してます
学問や、0と1で心を理解して紙の上に表現するなんて、無粋にも程がありますよね
それでも結果が出なくて、悩んで悩んで、ついに分からなくなってしまい、
どーでもいいや思いついた通りに描こうと思って描いた作品が、賞をとりました
なんでやねん
きっと、ガチガチに硬くなってはないけど、今までに学んだ事がほどほどに活かされてたんだと思う
それから3年くらい、何も結果を出せずにいたところ、友人の紹介でアシスタントに入る事になりました
自分では描けると思ってた
でも、そこで初めて、プロの厳しさを目の当たりにしました
まったくの戦力外
悔しかったし、先生に申し訳なかった
それでも、数日でなんとか最低ラインまでは届いたので、これまで積み上げてきたものに救われました
間違ってなかったんだなって
その中で、自分に足りなかったものも見つけられました
絵で見せるという方法
そこを見つけてからは、自分に取り込むために何本もネームを描いて試しました
そして、初めて漫画という形になった作品を描けたと思えたのが、31歳くらい
ボーカロイドの、ある曲を漫画化して雑誌に掲載、コミックスにもなりました
今みると、まだ拙いけど、あれは思い出深い作品になりました
それから、あちこちの先生のもとで、お手伝いさせていただきました
その時の繋がりがあるので、複数の出版社のパーティにお邪魔させていただいてるんです
もちろん今年も、参加させていただく予定です
そして現在、積み重ねたものや経験を武器に、自身の体験であるSRSを漫画にして、連載させていただいております
漫画だけじゃなくて、音楽、俳優、いろんな職に憧れて夢を追ってる人は多いと思います
今の自分に足りないものは何か
それを客観的に見て、常にそこを伸ばすために努力する事が、私は大切だと思います
俺は、ナンバーワンじゃなくて、オンリーワンとか妄言を抜かしてる奴は、いつまでたっても誰からも認めてもらえないよ
オンリーワンになる前に、認めてもらえるだけの全体的な実力をつけて、
そこからさらに一点特化した人だけが、オンリーワンになれるんだから
若い時の私がだったから…www
なんて偉そうな事を言えるほどの結果を残してないから、説得力ないかwwww
いつか、まぁこいつなら言う資格あるわな
なんて、思ってもらえるくらいの結果を出せるように、これからも頑張りたいと思います(*≧∀≦*)
このインタビュー記事が、誰かの参考になればいいな…
自分と向き合うって、難しいけど、
すっごく大切だよ

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