これを書いてるのは、手術が終わってホテルに戻って書いてます
手術は無事に終わりました
とにかく痛いです
痛くて痛くて、ずっと顔を歪ませてます
予想してたより、数倍は痛いです
あの時の痛みに比べたら、いくらかマシですが…
でも痛い、痛すぎる
手術前は、こんなに元気でした
手術着に着替えて、おちゃらけた顔を作って自撮りする余裕もありました
直前には、
今から行ってきまーす( ´ ▽ ` )ﾉ
なんて、Twitterで呟いたりしました
痛すぎて、今そんな余裕ねーよ
では、ここから手術の詳細を…
参考になるように書くので、読んでて痛い内容かもしれません
ですので、覚悟の出来た方のみ、読んでください
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まず、手術室に入って、クリーム麻酔を塗りました
この後に、感度の良いところに注射をうつから、その前に注射の痛みを和らげるためです
それから、待つ事３０分…
普通なら、３０分も待たされたら緊張でやばいよねwww
でも今回は、２回目って事もあるし、スポーン先生やスタッフの皆様とも仲良くなって完全に信頼してるので、
緊張感はまったくありませんでした
先生が来られてから、M字開脚の角度で足を固定して、血圧を測るために、左腕を固定
右腕はタオルで体に巻きつけられて、身動きがとれない状態になりました
そして、手術開始
まずは注射で麻酔
チク
チクッ
あぅっ！！
クリのまわりは感度がいいので、クリーム麻酔を塗ってても痛かったです
ここからが怖かった…
局部麻酔だから意識はハッキリしてるし、局部以外には感覚がある訳だからね
そして、視界を遮るように布を被せられていたので、音だけが私に届きました
チョキッ
チョキッ
と、何かを切る音がしました
触られている箇所から、小陰唇の皮を切る音だと分かりました
痛みはないのに、音だけが響きます
視界が遮られてる分、余計に恐怖を煽ります
そして、縫われる感覚
正確には、糸を引っ張る感覚が何度も何度も局部から伝わってきます
次は、クリの部分へ
ここは、メスで切開したようです
今では素晴らしく感度もよく、とても敏感でスポーンテクニックでも重要なポイントでもある箇所なので、
ここの修正は、繊細な処置を施してくださいました
その分、他の箇所より時間がかかったので、音もなく感覚もない分、見えない何かをされているという恐怖の時間を長く味わうハメに…
ほどなくして、縫われる感覚が伝わってきました
続いて、縫合の甘い部分の再縫合
ここは、電気メスを用いたようで、溶接のような火花の弾ける音と、肉の焦げる匂いが部屋を満たしていく
バチバチバチ…
ジジジッ…
時折、患部の血を拭く看護師さんのガーゼが見えます
赤い
何枚ものガーゼが、赤く染まっていきます
結構、出血してる？？
通訳のミントさんに尋ねると、
ダイジョウブ、チョットダケヨ
目の前には、赤く染まったガーゼが積まれている…
緊張はなかった
それは手術中もなかった
だけど、体がこわばってるのが自分でも分かる
見えない恐怖
ただ、見えないだけでこんなに怖いのかと思わされました
お願い、早く終わって！！
手術中、ずっとそう思ってました
ですが、まだ終わりません
次は、膣内の肉芽の切除へ
まずは、膣を開いて固定するための器具を挿入
金属製のヘラが二枚合わせになった器具で、膣内でそれを開いて中が見えるよう固定
そこに電気メスを入れて、肉芽を焼き切ります
またも肉の焦げる匂い…
牛や、豚、鶏を焼く匂いとは違い、食欲をそそらない化学薬品が焦げるような嫌な匂い
んぁっ！！！！
急激な痛みが、体を駆け抜ける
麻酔は確かに効いています
ですが、局部麻酔なので膣の奥の方までは効きが悪かったようです
あと少しで終わるから、我慢してねと
嫌な匂いの充満する中、歯を食いしばり、拳を握ります
暑い
部屋の温度は低いのに、体中から汗が噴き出し、手のひらの湿りが増していきます
下半身は冷えてるのに、上半身だけが暑くてたまらない…
暑い、痛い、臭い、汗が気持ち悪い
負の感情だけが次々に足されていき、心に負荷をかけていきます
そして、スポーン先生が口を開きます
フィニッシュ
……？
マフユ、オツカレサマ、オワッタヨ
優しい目をしたミントさんが、こちらを見て微笑みました
手術開始から、きっちり４５分
体の拘束が解かれ、自由に動けるようになって、ようやく体のこわばりが消えました…
ふぇぇーーー疲れたよぉぉーーー(；´Д`A
体から力が抜けて、ふわっとしました
この時はまだ、麻酔が効いていたので痛みを感じる事はありませんでした
開放感や満足感などで、心が満たされてこんなに晴れやかな顔をしてますが…
ホテルに戻ってから、麻酔が切れたようで痛みがいっせいに押し寄せてきました
痛い
痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い
思ってたより何倍も強い痛みが、襲ってきました
SRSと比べたら、確かにマシだけど、痛いものは痛い！！！
すぐさま、アイシング
さらに、痛み止めを飲むために持ってきた食料を急いで流し込みました
前回も持ってきた、プロテインバーです
行儀悪いけど、寝ながら食べました
写真を撮るために、苦痛に歪んだ顔を、数秒だけ元に戻して撮影
胃に何かを入れたので、痛み止めを飲みます
モルヒネや、抗生物質、厚手のナプキンをクリニックからいただきました
すでに３回、ナプキンを変えてますが、真っ赤です
厚手にも関わらず、若干もれて下着まで赤く染まりました
他にもケア用品をいただいております
消毒液や、抗生物質のクリーム、殺菌成分の入った洗剤
これらは、SRSの時にもいただきました
詳しくは、こちらのタイ編を参照ください
しかし、こんな痛い中でも欠かせない事があります
そう、ダイレーションです
私は術後１年７カ月経ってるので、普段は市販のローションを使って４日に１回ダイレしております
ですが、傷口がある状態で、市販のローションは使えないので、
医療用ゼリーを買いました
前回の帰国間際に、しこたま買い込んだゼリーです
またお世話になります
しばらくして、ようやく痛み止めが効いてきました…
ふぅ…
まじで痛いwwww
なめてましたwwww
これ、尿道まわりの修正する人は、ドレーン入れて尿パック持ち歩かないといけなくなるらしいから、そこだけは助かりました(^_^;)
これが治る頃には、今まで以上に女に近づけると思います( ´ ▽ ` )ﾉ
むしろ、ここまでやらなければ、理想には近づけないという事ですね…
性転換には、並々ならぬ努力と、激痛を伴うということ
これらを漫画で表現して、発信していかねばならないと、改めて思いました
さて、次の診察は月曜日ですので、それまでは安静にしています…
ってゆーか、痛くて動けない (T ^ T)
そんな感じで、
修正手術、無事終了です！！！
いぇーい(๑>◡<๑)
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