元妻が娘を出産してすぐNICUに入り、一週間後にやっと迎えにいけました。

 元妻は2歳下でしたが首が座っていない娘を授乳させたりげっぷさせたりおむつの交換は自分のお母さんに手伝ってもらい一通りできるようになっていました。

 

 でも、お風呂に入れるときどうしよう、夜泣きして粉ミルクでミルクを作るとき、適温が分からない、ミルクを飲ませても全然げっぷしない、寝かせたいけどげっぷしない。

 俺が代わりに娘を抱っこして3回くらい背中をとんとんしたらすぐゲフってげっぷをする。

 俺は小学生のときから親戚で赤ちゃんが産まれて、俺はそういうことを経験したことがあるから不安はなかったのですけど、元妻は変な抱き方したら娘は死ぬかも知れないと思うと怖かったと思います。

 

 風呂のコツ、ミルクの温度がどうやって測ればいいのか?げっぷのさせ方のコツを元妻に教えました。でも、やっぱり怖い物は怖いですよね。

 だから俺が娘が首がすわるまで育児やってきて、娘が泣き始めると俺はすぐに起きておむつなのかミルクなのか確認し、ミルクならキッチンまで娘を連れて行き抱っこしながら粉ミルクでミルクを作り→飲ませてげっぷ、例え俺がまだ仕事中でも赤ちゃんベットで寝ている最中に少しでもおぎゃって泣いたらすぐに俺は娘をあやしながらまずは泣いている理由を確認し、おむつならその場で、ミルクなら1階リビングで粉ミルクからミルクを作って飲ませてげっぷさせて寝かせる。

 俺が仕事が終わって寝室で寝ていても、仕事中でまだリビングにいるときも俺は乳幼児の娘の世話をずっとしてきました。

 首が据わるまでお風呂と夜の育児をしてきたのは俺でした。母親として頑張って日中乗り越えても夜になると怖い、でも俺は毎日遅くまで仕事している、元妻は薬を飲んでいるのでなかなか起きない。

 

 日中は家事だってあるのだから疲れてるだろうって、首が据わるまで元妻をなるべく起こさないようにしてきました。ま、娘は記憶がないから当たり前です。でも、休みの日に元妻がげっぷでないって俺に任せると、俺は娘を抱いて背中をトントン叩くとすぐゲフっていう。1度叩いただけでげっぷするときもありました。

抱っこするときの娘の体勢によるんです、叩くところも違っていましたし。

 娘は俺が育児してたとは思わなかったでしょう。元妻は寝たままで夜泣きしない子だったって勘違いしているし。

 

 なんだか娘が結婚するって話しを聞いて、なんとなく現実味が帯びてきました。

 赤ちゃんのお店にいくとロンパスが売っていて、これがいいと娘の服まで口出ししたのは俺のほう。当たり前ですがおむつ交換しやすいからです。離縁するまで娘の服をコーディネートしたのも俺、可愛くてしかたないから可愛く見える服装を選ぶ。

 元妻は障害を患っているのでそろばん教室とかダンス教室に通うとき、携帯電話を持たせました。当時小学生にもなっていない娘に携帯電話を持たせたのは、元妻が終わる迄そこで待っているのが大変だと思ったからです。

 電話がきたとき俺が近くで仕事していれば迎えに行きますし。

 

 なんだか走馬灯みたいですね、このまま死んでもいいかなって思うくらい。

 夢のようなあの頃に戻りたいなと、昔の自分に間違った選択をするな!って言いたいくらい、俺は間違い続けていました。

 

 もう朝5時過ぎました、そろそろ母が起きる時間、朝食準備して寝ますね😊

 皆様お休みなさい🌙よい夢を,゚.:。+゚💞