今日見たのは有名な「東京リベンジャーズ2」です。

まあ、「ごくせん」とかも昔のを借りて見ているんですが、なんで?という気持ちを書こうかなと思いました。

 

タイマンなら分かるのですが、

大勢対大勢の場合にむやみに走って突っ込んでいったら勝てるものも勝てないと思うのですが・・・。

誰に向かって突進しているのか?でも大人数の中に入ったら敵か味方かなんて、上から映像でも見ない限り分からない。つまりターゲット決めてかかっていくのなら、周囲の敵を倒してから進まないと後ろから不意打ちくらいますよね?

 

空手は良くも悪くも一対一ですが、一撃で仕留めると次の相手との戦いになるので、破壊力と身のこなしが速ければ不利にはならない。柔道なら転ばしたり投げたりできますがダメージは与えられません。サブミッションに移行するまでに邪魔が入ります。

格闘技は皆そうでしょう。空手は一撃で相手を仕留められる力があり、柔道も捌いてはいけます、ボクサーなら速攻で相手を沈めるでしょうね、でもタイマンではないので別な人間が突き飛ばした敵が自分のところまで飛んできたらぶつかってしまい最高のバランスを保てないので体制は崩れてまっとうな攻撃はできない状態です。

合気道なら相手の力を使って次々倒していけますがやっぱり限度あります。

 

普通に考えて冷静に動かないで襲ってくる敵だけ沈めればいい話。道具で頭部殴られたら物によっては骨折します。強い脳震盪も起こします。合気道は相手の力を使って敵を捌いていっても、超上級者ではないと360度から来る攻撃を応用してどんどん相手を捌くことはできない。

なんで走って突っ込んでいくのか意味不明、多少人数が多いほうが勝つに決まってます。ケンカ最強の方に何十人で囲んだら全周囲敵です、

学園ドラマとかの乱闘シーンは見たことありますが実践では一度もありません。囲まれることはありましたが、囲みから逃れるルートを戦場では狙います、そして敵を倒して包囲網から抜ける。

 

全員潰すなら日本刀に刃入れをして相手を2人斬り殺せばいいです、日本刀は連続で切ることはできません。人間には脂があります、切ると刃に付着します。2撃目をなんとかヒットさせれれば上出来ですが、刀は鋭利な分人間を切れば当然体内の脂まみれになり斬ることもできずただの鈍器に変わってしまうので、必ずさやに入れる前にシュッと2回位振ってくっついている血と脂を飛ばし日本手ぬぐいなどで刀を拭かないと切れ味は格段に落ちます。
近距離打撃で刺すしかできません。

 

東京リベンジャーズ2見て感動のシーンがあった分、殴り合いしていますが頭蓋骨に思いきり素手で殴ったら間違いなく拳壊れます、空手経験者で拳立て伏せしていたら拳も強くなります。

それでも人間の骨は硬く相手の歯を変な角度で全力で殴り続けていたら、歯が当たった拳は使えなくなります。キレて口を真正面から殴れば相手の歯は無くなります。あくまで真っ正面ですね。

柔術で表すマウントならいいのですがガードポジションになってしまうと攻撃範囲と威力が低下します。でも一対一ではないので後ろから捕まれますよ?

 

映画なんだから素手での殴り合いは演出でしかない、実践したら分かります。