4月例会は講師に青年部OGである松原美奈先生を迎えてセミナーを開催しました。
中小企業家経済同友会にて学んだことを青年部で伝えたいという趣旨でご講演をいただきました。御講演は(1)事業継承について、(2)経営課題について、(3)社員への愛情についていただきました。
(1)事業継承について
先生は事業継承を行うに当たりキャッシュの状態を確認したところ、返済原資を確保できない状態であることを確認した。そのため、コンサルタントに入ってもらいリスケジューリングを行った。先代は計数の管理を行わずに運営を行ったし、NPVの評価をすることなく投資意思決定を実施していた。先代と同じやり方をしては会社が回らないことを学んだ。リスケジューリングを行っているので毎年銀行に経営計画を提出しており、銀行には計画通りに運営していることを説明している。
先代は社内ではカリスマ的存在であるため、先生はフォロワーとして機能している。方向性は1本化しないと社内で混乱するので、先代が表に立って運営している。いずれ、事業承継が実施された時には全面至って運営する必要があるが、その際には飴と鞭を上手に使わないといけない。
(2)経営課題について
社内は指示待ち族が多い。これは先代の強い指示の影響が大きい。これを自らないしは部下を使って仕事をするようになるにはどうするかである。残念ながら解決策は見つかっていない。繁忙期になって不良が増大しているが、今のところ解決していない。
忙しくなってきて不良率が多くなることが第2の経営課題である。
先生は指示待ち族をいかにして組織として機能させるようにするにはどうすればいいのかを課題においている。先生自身も部下を使って仕事をしていない状態になるので、人を使って仕事をすることができていない。自分も一担当者として機能しているため、果たして指示待ち族をどのようにして運営しているかの検討することになる。忙しい時には「暇になったら権限委譲する」ということを検討しているのだが、暇になった時には暇になって結局何もできないという状態である。
今やりたいのは、会社情報を公表して従業員が自主的に働くようにしたいと思う
中小企業家経済同友会で学んだことは、
社員さんを自主的に機能させるには
1.経営者は大きな夢を持ち
2.具体的な内容を熱く語り
3.将来の目標を語り
4.そのためには我々は、今、何をする
ということを、経営者は常に語る必要なる。
であるが、今はできていない。
(3)社員さんへの愛情
私は自分の会社の従業員をすごく愛しています。
まずは、私の勝手で離婚したので私の責任で子供を育てなければならない。子供を育てるために、から共栄化成が共栄化成であり続けているためには、と考えるようになった。その後、地域のために貢献したいという思いで仕事をしている。折角、縁あって同じ仲間となったのだからみんな幸せにしたい。ずっと幸せな気分となって仕事をしていきたいと考えており、これが私の誇りである。
質疑応答
Q:先代と考えが違う時にどう対応するのか
A:まずは、先代と話をすること、それから立てること。何も相手に合わせる必要はないが検討すること。
Q:先輩である社員と話すときに、将来の会社の夢を長い時間話すのか。
A:私も怒ることは苦手である。また、長い時間をかけて話すことができていない。長い時間をかけて話すのではなく毎日話すことが必要である。行ったらいいっぱなしではなく進捗確認をする必要があるが、全社員と等しく話すことはできないがキーパーソンとは毎日のように話している。
Q:経営計画書を作成したのだが、これを実行ベースに落とすにはどうすればよいのか
A:私もできていないのだか、リスケをしてからは経営計画を下回ったことはない。何かすれば答えは見つかると思うのでトライアンドエラーをすることによって改善を図ることができるであろうと考える。
2.グループディスカッション
松原先生の講演を受けて、研修委員会、交流委員会、総務委員会に分かれてグループディスカッションを行いました。
その後、各委員会が代表者を立ててディスカッション内容を発表しました。
