神の魚サハール(マハシール)は本当に神の魚か? | ヒマラヤでバイクいじりとルアー釣り

神の魚サハール(マハシール)は本当に神の魚か?

ゴールデンマハシールはよく『神の魚』というタイトルで取り上げられています。




しかし実は・・・




ネパール各地を旅し、漁師や村人たちと話しましたが、サハール(マシール)を神の魚と言う人には会ったことがございません・・・・・



切手にもなったマハシール



神の魚として崇めるというより、むしろ、彼らにとっては最高の獲物・・・・




ヒンズー教の経典に根拠があると言う人もいます。



サンスクリット語で魚のことを マッチェ と言います。

ちなみに ネパール語はサンスクリットから派生した言語であるために、サンスクリット語源の単語が非常に多く使われており、魚も マチャ といいます。

マッチェはヒンズー教の神 ビシュヌの化身である金色の大きな魚で、人類の始祖 マヌと賢者7人を大洪水から救ったということだそうです。

その金色の魚は海からヒマラヤの頂まで船を引っ張っていった力のある魚でした。

金色、力があり、ヒマラヤの川をさかのぼるというと・・・・

題材にされたのは、ゴールデンマハシールに違いない! というのがある人たちの意見です。

たとえそうだったとしても、現代の人々がマハシールを神の魚として見ているかと言われますと疑問が残るのです。


しかし、ゴールデンマシールが、神々しい黄金の魚であることに変わりはありません。



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辺見哲也さんゴールデンマハシールを釣る