申し訳ありません!
わたくし、フェイラースイングとノンフェイラースイングの解釈を間違っておりました!
お詫び申し上げます。
因みに、フェイラースイング、ノンフェイラースイング、共に、トレ転時の値動きです。
ダウ理論の法則の6番目に、
「トレンドは、明確なサインが出るまで継続する」
とあります。
その明確なサインというのが、フェイラースイングとノンフェイラースイングです。
で、どこをどう間違っていたかというと、私はーー
押し安値を、一発で割って来た波が、ノンフェイラースイング
押し安値を、一発で割れなかった波が、フェイラースイング
ーーと、解釈しておりました。
これ、間違ってました。
正しくはーー
高値更新できなかった波が、フェイラースイング
高値更新したにも関わらず、押し安値を割って来た波が、ノンフェイラースイング
ーーだそうです。
図で説明します。
自分のために、説明します。
自分のためなので、言葉足らずになるかもしれませんが、それは、ご容赦下さい。

【フェイラースイングとノンフェイラースイング】
画面左が、フェイラースイング。
高値更新に失敗した波。
高値切り下げのWトップ。
エントリーポイントは、セオリーでは、Wトップのネック割れ。
けど、それだと、遅いです。
損切りを深く置ける人や、長期でやってる人なら、それでもいいですが、自分は、スキャル気味のデイトレをしてるので、
「トレード足のネック割れでショート」
だと、遅いんですよね。
仮に、ネック割れから、押し安値まで取れたとしても、濃いブルーの範囲しか取れません。
それに、損切りを、戻り高値の上に置かないといけないので、リスクリワードも悪いです。
「利確場所を伸ばせばいいじゃん!」
と思うかもしれませんが、それは、自分の都合であって、相場の都合じゃないです。
トレ転狙いは、天底の逆張りになるので、ラス押しから、全戻し食らう可能性があります。
フラッグ作って、高値更新する可能性もあります。
戻りの2波じゃなくて、調整4波だったりもします。
なので、少しでも上からショートしたい……できれば、Wトップの右肩からショートしたい。
「どうやったら、Wトップの右肩からショートできるか?」
下位足に落として、Wトップの右肩で、フェイラースイングか、ノンフェイラースイングが完成するのを待ちます。
そして、下位足のネック割れからショートします。
そうすれば、薄いブルーの範囲が狙えます。
リスクリワードも良いです。
但し! フェイラースイングの左には、ほぼほぼ、フォーカスナンバーがあります。
更新された高値ですね。
そこがレジサポになって、フェイラーが壊れる可能性があります。
その時は、潔く、微損で損切りか、建値撤退です。
強い戻り目ゾーンであれば、下がる確率は上がります。
けど、やっぱ、ラス押し割った波……ノンフェイラースイングでショートした方が、安全ですね。
私は、戻り目ゾーンに自信が持てれば、フェイラーでショートします。
もちろん、強い戻り目ゾーンをバックにつけてショートしたとしても、担がれる時があります。
その時は、素直に負けを認めて、損切りです。
では、次、画面右が、ノンフェイラースイングです。
高値更新に失敗しなかった波。
高値更新に成功した波。
高値更新に成功した! にも関わらず、ラス押し割った波。
右足下がりの三尊ができるかもしれない……波。
であれば、三尊の右肩ができるのを待ちます。
直近の下げにフィボを当てて、リトレース、38.2%、半値、61.8%あたりに目星をつけ、上げ止まりを待ちます。
待った場所で下位足に落とし、下位足で、フェイラー、ノンフェイラーができたら、ネック割れからショート。
損切りは、ラス戻りの少し上、利確は、エクスパンションN値100%で、押し安値の少し上。
ここで言う、『上げ止まり』ってのが、下位足のフェイラースイングとノンフェイラースイングです。
赤丸で囲んだ部分、トレード足を拡大した部分です。
最後に、一番大切なのは、フェイラー、ノンフェイラーの名称や定義ではなく、
「フェイラーやノンフェイラーを、どのように、エントリーに利用するか?」
です。
上位足で、戻り目や、押し目の目星をつけ、トレード足で目星をつけた場所に『値』がくるのを待ち、そこで、上げ止まり、下げ止まり……つまり、フェイラーか、ノンフェイラーが発生しそうになったら……下位足に落として、トレード足より、一回り小さな、フェイラーか、ノンフェイラーの発生を待ちます。
発生しなかったら、エントリーを見送ります。
発生したら、ネック割れでショート。
逆に、下げトレンドが上げトレンドに変わる場合は、ネック超えでロングです。
いずれも、上位足と目線が揃うまで待って、エントリーです。
最後の最後に……くどいなw
くどくなるけど、何度も書きます。
自分のために、何度も書きますw
フェイラー、ノンフェイラーでエントリーするにしても、それ以前に、環境認識が重要なのは、言うまでもありません。
環境認識で、ダウを見て、トレンドを確認し、レジサポ、キリ番、チャネル、チャートパターン、フィボナッチ等、他の材料と合わせて、波の節目……次に止まりそうな場所の目星をつけ、目星をつけた場所で待って、下位足で、フェイラーかノンフェイラーが発生したら、セオリー通り、ネックライン・ブレイクで、エントリーです。
下位足のフェイラー、ノンフェイラーを見てエントリーする方法は、次のような方にオススメです。
1:環境認識は、ほぼほぼ出来ているんだけど、最後の最後、エントリーで迷ってる人
2:なかなか損切りできない人
「1は、わかるけど、2は、なんで?」
下位足に落とすことで、損切りが浅くなるからです。
浅いと、直ぐに切れます。
深いと、なかなか、切れません。
私は、そうでしたw
「損切り貧乏になるじゃん!」
損切り貧乏、上等! です。
損切り貧乏は、上達の過程で、ほぼほぼ、経験します。
逆に、今、損切り貧乏の人は、上達の途中だとも言えます。
大怪我する前に、潔く切って、もう一度、環境認識からやり直す……相場で生き残るためには、大切な事だと思ってます。
それでは、この辺で……最後まで読んで頂き、ありがとうございました。