クォン・サンウが、「涙の帝王」でも「肉体美のカリスマ」でもない、素の姿で日本を満喫する人間クォン・サンウの姿を見せるプライベートDVDが発売された。

 日本で行きたかったところ、体験したかったことに次々とチャレンジした姿を収めたDVD「クォン・サンウ DREAM IN JAPAN~心の扉を開いて~」。ここでクォン・サンウは、遊園地で絶叫マシンに乗ったり、お化け屋敷に行ったり、また金太郎あめ作りをしたり、車いすバスケットボールで少年たちと触れ合ったり…。さらに、満を持して発表したオリジナルソングも収められている。


 さまざまな体験をし、日本をより身近に感じられるようになったというクォン・サンウが、そんなDVDにまつわる思い出などを語ってくれた。


―すごく楽しそうなサンウさんが印象的でしたが、このような企画にトライした感想は。


 「今回は、皆さんが住んでいる日本が舞台なだけに、いつも以上に多くの見どころがあるのではないかなと思います。撮影ではさまざまなことを体験できて、とても楽しかったです。今まで行ったことのない、日本のいろんな場所に行くこともできましたし。僕のリラックスした姿を皆さんに見ていただけるチャンスになると思います」




―たくさんのことにチャレンジしていましたが、一番印象に残っていることは。


 「遊園地がとても楽しかったですね! 韓国では子どものころ行ったきりですけど、日本の遊園地は何かものすごく人を緊張させる雰囲気がありました(笑)。お化け屋敷では、精神病院みたいなところがあって、とても時間が長く感じられました。あと、絶叫マシンにも乗ったんですけど、今まで乗った絶叫マシンのうち一番怖いんじゃないかと…。あとは、小さな町の文化として定着しているような花火大会も印象的でした。あ、その時に、僕の名前の花火をイニシャルで作ってくださったのも忘れられない思い出になりました」


―サンウさん怖がりなんですか?


「むしろ全然怖がらない方ですね(笑)」


―お化け屋敷とか、絶叫マシンとかには弱いんですか。


 「何だか最後まで緊張しっぱなしで…。本当によく作られていると思いました」




―車いすバスケットボールは感動的な場面もありましたが、どんな感想を持たれましたか。


 「車いすバスケットボールをされていた方々は、体は不自由かもしれませんが、とてもそれを楽しんで、また一生懸命にしているのが伝わってきました。その姿を見て、自分も頑張って生きるべきだなと思いました。実際に体験してみたら勝負欲も出てきて…。体を動かすのは難しかったですが、とても楽しいスポーツだなとも。体が不自由ではない方も車いすバスケットボールを体験してみたら、得られるものは多いんじゃないかと思います」


―仕事で来ているときと、また違う日本に触れられましたか。


 「これまでは日本に来たとしても、大阪、東京に滞在するだけでしたが、今回は初めて地方ロケを体験できたのでうれしかったです。車で移動するときに、いろいろな風景を見たりするのも楽しかった。日本という国は、知れば知るほど、やってみたいことが多くなる国だなと気付いたし。次にもしこのようなDVDの撮影をするんだったら、どんなことをすればいいのかとも考えました」




―何か日本について印象が変わったこと、もしくは新しい発見などはありましたか。

 「日本についての印象が変わったとまでは言えないですけど、韓国と近い国なのに、自然環境が結構違うんだなと思いました。正直、海に一番驚きましたね。韓国の海と違って、都心からそんなに離れてない場所でも、オーストラリアとかバリなんかで見られる高い波があるんだなあって。で、そこでサーフィンを楽しんでいる人が多いこと。結構中年のおじさんたちがサーフィンを楽しんでいました。何かロマンチックだなと。オーストラリアに行ったときも、サーフィンをしているアジア人はほとんどが日本人でした。そんなところは、日本人がちょっとカッコよく見えます」


―聞いていると、本当に体を動かすことが好きなことが伝わってきますね。


 「やっぱり運動が好きですね。スポーツではサッカー、バスケットボールが一番。汗をかくことが好きなんです」


―もしまたこのような機会があったら、次はどんなことを体験してみたいですか。


 「まず行ってみたい場所は、雪がたくさん降る札幌。あとは、温泉かな。それも、日本ならではの火山地域にある温泉に行きたいです。韓国のテレビで見たことがあるのですが、いろいろ珍しい特色のある温泉がありそうなので。それから、日本で暮らしながら、日本人でもやってみなかったこと。そんなことに挑戦したいですね。あとは、楽しいバーにも行ってみたいなあ」


―DVDでは、日本語の歌も披露していましたね。


 「初めて収録するときは、不慣れな感じだったんですけど、今ではだいぶ慣れた気がします。とにかく歌自体がいい曲なので、ファンの皆さんにも気に入っていただけると思います」




―日本語はやっぱり難しかったですか。


 「はい。日本語は上手ではないですけど、歌の歌詞だから、たくさん聴いて練習すればそんなにおかしくはないんじゃないかと思いました。ファンの方々は、多少たどたどしくても、僕が頑張っている姿を好きになってくださるんじゃないかと(笑)」


―ファンの皆さんに、どんなところを一番見てほしいですか。


 「クォン・サンウという俳優が、“日本を知っていく最初の段階”というテーマで見てもらえればいいなと思います。日本でさまざまな体験をしている姿を通して、皆さんがもっと僕のことに親近感を持ってくれたらいいですね」


 クォン・サンウの素顔に触れられる「クォン・サンウ DREAM IN JAPAN~心の扉を開いて~」(発売元:株式会社irving 販売元:エイベックス・マーケティング)はPARTⅠが発売中、 PARTⅡが3月19日に発売される。DVDには、本編以外に、特典でミニ写真集やレコーディング風景やロケのNG集などの特典映像も入っている。


東京=野崎友子通信員

朝鮮日報日本語版


このサンウさんはこの前のサンウさんかなぁ・・・。それとも顔を隠しているから2月はじめのサンウさんかなぁ・・・。

DVDはおもしろいよ!!