月火ドラマ『花より男子』(KBS第2)が視聴率30%の大台突破を目前にしている。

 2日放送された『花より男子』第9話は、全国視聴率29.7%(3日、TNSメディアコリア調べ)を記録した。


 先月27日放送分の第8話が記録した25.9%より3.8ポイントもアップし、『花より男子』は驚くべき上昇気流に乗って、月火ドラマトップの座を『エデンの東』(MBC)から奪った。


 一方、同時間帯に放送された『エデンの東』は23.3%、『テロワール』(SBS)は6.0%だった。


コ・スンヒ記者

チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版

「花男」関連、一気にどうぞ!

災難続きの『花男』、キム・ボムも交通事故



 ドラマ『花より男子』(KBS第2)のイケメン軍団F4のメンバー、キム・ボムも交通事故に遭っていたことが分かった。

 キム・ボムは今月1日、京畿道華城市の撮影現場へ向かっている途中、高速道路の料金所で事故に遭った。


 キム・ボムの所属事務所の関係者は3日午前、本紙との電話取材で、「1日に交通事故に遭ったが、大きな事故ではなく、現在はマネジャーだけ入院しており、(キム・ボムは)今CM撮影中だ。腰の痛みを訴えているため、今日病院に行って精密検査を受ける予定だ」と語った。


 30%に迫る視聴率を記録し、大人気放映中の『花より男子』だが、出演陣や関係者の事故が相次ぎ、視聴者が心配を募らせている。


 先月21日のヒョンジュンの接触事故をはじめ、キム・ジュン、そしてイ・ミンホのマネジャーも交通事故に遭い、ク・ヘソンはドラマ撮影中に頭部を負傷した。


コ・スンヒ記者


あら、嫌だわ・・・。


キム・ボム「愛より友情、それが役との共通点」(上)



 「ソ・イジョンは僕が自分で選んだ役です。学生のころ、指折り数えて待つほど原作漫画を愛読していました。登場人物で一番魅力を感じたのは西門総二郎(韓国ドラマ版のソ・イジョン)で、監督との打ち合わせでも“ソ・イジョン役をやりたい”って訴えたんです」

 KBS第2テレビの月火ドラマ『花より男子』に出演しているキム・ボムは、ソ・イジョン役を演じるようになった背景を力強く語った。この日も撮影のため徹夜し、つらいはずなのに、きちんと落ち着いてインタビューに答えていた。それだけ、自身が演じるソ・イジョン役に愛着があるようだ。


 ソ・イジョンは、F4のク・ジュンピョ(イ・ミンホ)やユン・ジフ(SS501のヒョンジュン)に比べ、出演シーンが少ないのは事実だが、キム・ボムにとって、出演シーンの多い少ないは重要な問題ではなかった。この役にどれだけ愛着を感じ、役がどれだけ魅力的かが選択のカギだったというのだ。


 「原作を読むと、道明寺司(韓国版ドラマのク・ジュンピョ)と牧野つくし(同クム・チャンディ)、そして花沢類(同ユン・ジフ)が三角関係になり、西門総二郎(同ソ・イジョン)が大きな役割を果たします。司と類の友情がつくしをめぐり揺れるとき、その間に立った総二郎が調整役になるんです。僕はそのとき、“総二郎はかっこいい”と思いました」


 韓国版『花より男子』も第5話からク・ジュンピョ、クム・チャンディ(ク・ヘソン)、そしてユン・ジフが本格的な三角関係に陥る。浮気っぽくて恋愛に関しては寛大なイメージのソ・イジョンも、友情が壊れることだけは望まないのか、ユン・ジフに「今回ばかりはおまえの味方はいないだろう」と忠告する。


 キム・ボムはインタビュー中、このセリフを自ら口にし、「僕は友達の彼女に手を出すようなことだけは絶対許せない」とキッパリ言った。そして「知り合ったばかりの女性のために、15年近く築いてきた友情を捨てられるわけはありません。実際、似たような状況になたことがあるけど、その時もソ・イジョンのように怒ったと思います」と笑った。




 ここまで話を聞いていると、キム・ボムがソ・イジョンにどれだけ愛着を持っているか十分分かる。彼は同時間帯のライバルドラマ『エデンの東』(MBC)スタート当初、主人公イ・ドンチョル(ソン・スンホン)の15歳のころを演じていたため、ソ・イジョンという新しい役を演じるのは簡単ではなかったろうが、その優れた役作りで好評を博している。

 だが、その実は『エデンの東』から簡単には気持ちが切り替えられなかったことを、キム・ボム自身が告白した。たとえ主人公の10代のころを4話分演じただけにしても、キム・ボムはその4話分のために半年の時間を費やし、情熱を傾け、本当に「一生懸命」演じたため、撮影が終わった後もその余韻は大きかったという。


 「撮影が終わった後も、イ・ドンチョルという人物として生きたいと思いました。そんな感覚ってあるでしょ? 夏休みに思いっきり遊んで、始業式が近づくと宿題が残っていてカリカリして、ずっと休みだったらいいのに…と思うじゃないですか。普段の生活に戻りたくないっていうか…。『エデンの東』の撮影が終わったとき、そう思ったんです」


 それほど一生懸命演じたこともあり、キム・ボムは『エデンの東』で俳優としての可能性をあらためて認められた。同ドラマにおけるキム・ボムの存在感は、バトンを引き継いだソン・スンホンに少なからぬプレッシャーを抱かせたほどだった。


 キム・ボムはイ・ドンチョル役はもちろん、これまで自分が演じてきた役の中で、どれ一つとして愛着のない役はないと言った。そして、今演じているソ・イジョンについて、「今後もいろいろ見どころがあると思います」と、期待させた。


 「ソ・イジョンの初恋、家族のこと、そしてチュ・ガウル(キム・ソウン)にまつわるエピソードなどが繰り広げられます。ご覧になれば、僕が感じたソ・イジョンの魅力が視聴者の皆さんにもお分かりになるでしょう。韓国版ならではのソ・イジョンを作り上げるため、頑張ります」


パク・ミエ記者


写真=ハン・デウク記者


イ・ミンホ、無名時代にムン・グニョンとCM共演



 ドラマ『花より男子』(KBS第2テレビ)でブレーク中のイ・ミンホが以前、CMでムン・グニョンと共演していたことが分かった。

 2009年の「スーパー・ルーキー」として芸能界の話題を独占しているイ・ミンホ。その無名時代の様子が見られるCM動画は、芸能関連の掲示板を中心に広がり、再生回数も急上昇している。


 これは清涼飲料水「2%足りないとき」のCMで、イ・ミンホはイメージキャラクターのムン・グニョンを取り囲む男性モデルの一人として出演している。


 二人は1987年生まれの同い年。だが、CM撮影当時の知名度は「天と地」ほど差があった。当然、カメラは「国民の妹」ムン・グニョンをしっかりとらえていて、イ・ミンホのクローズアップはほとんどない。


 これを見たネットユーザーらは「今いちばん旬の新人俳優にもこんな時代があったのか…と不思議な感じ」「『花より男子』が終わるころには、イ・ミンホはきっとCM界の最注目株になるはず」と書き込んでいる。


チョン・サンヒ記者


ク・ヘソン、キム・ジフンとの熱愛説を否定



 月火ドラマ『花より男子』(KBS第2)のヒロイン、ク・ヘソンとキム・ジフンとの熱愛説が報じられた。

 だが、二人の所属事務所はこれを否定しており、真実か否かに関心が集まっている。


 ク・ヘソンとキム・ジフンは昨年10月末、知人と一緒に初めて顔を合わせた後、恋人関係に発展し、ソウル市内の狎鴎亭洞や清潭洞一帯の飲食店や映画館でデートをしてきたという。


 また、ク・ヘソンは昨年11月中旬から『花より男子』の撮影でキム・ジフンと会う時間がなく、携帯電話でデートをしてきたと報じられた。


 だが、ク・ヘソンの所属事務所側は3日、イーデイリーSPNとの電話取材で、「ク・ヘソンと電話で話したが、キム・ジフンとはSMエンターテイメントにいたころから顔見知りだったが、そのときも今も特に深い親交があるわけではないと言っていた」とし、熱愛説は事実無根だと主張した。


 一方、キム・ジフンの所属事務所の関係者も「(熱愛説は)事実でないと聞いている」と話した。


パク・ミエ記者

edaily/朝鮮日報日本語版

普通は共演者同士が噂になるのにどうしてこのタイミングでこんな話が出るのかしら?