『聖書に
「すべてのことにはときがある」
ということばが出てくるが
それは本当だよ
あなたが泣き
笑い
苦しみ
怒り
歓び
謳い
感じること
すべてに
ときがあるのだ
それはみな
尊いあなたが選んだこと
焦らずに
ただ
味わってごらんなさい』
マスターより
～旧約聖書の「コヘレトの言葉」に
「すべてのことにときがある」
ということばが出てくる。
生まれるにときがあれば
死ぬるにときがある
植えるにときがあれば
植えたものを引き抜く時がある
殺す(注釈：病気を患うという意味）にときがあれば
癒すにときがある
泣くにときがあれば
笑うにときがある
嘆くにときがあれば
踊るにときがある
石を放つにときがあれば
石を集めるにときがある
抱擁するにときがあれば
抱擁をやめるにときがある
求めるにときがあれば
失うにときがある
保つにときがあれば
放つにときがある
引き裂くにときがあれば
縫うにときがある
黙するにときがあれば
語るにときがある
愛するにときがあれば
憎むにときがある
戦うにときがあれば
分かつにときがある
(中略）
すべては神のなさること
神のなさることは
すべてに叶って美しい
私がこの言葉を知ったのは
大学生のころ。
ちょうど
人生に迷っていた時期でもあったので
このことばを教えてもらったとき、
ことばが心に染み入る感じがしたんだ。
それから何かあるたびに
座右の銘のようにこのことばを思い出す。
どんな思いも
すべての想いはかみさまのなさること。
そしてすべてが美しいんだと思えたら、
どんな思いも尊いことになる。
だから大丈夫なんだ。
安心して今を生きればいいんだ。
そう自分自身に言い聞かせながら
生きてきたなぁ。
今までも
これからもそう、
ただ今を生きていこう。
それが私にとって
人生を
味わうということかもしれない。
大好きなことばを胸に秘めながら。～