熱海に泊まり朝早く起きて海岸を散歩したけど、雨が降ってきた。

東海バスに乗って(約7分)MOA美術館へ。バスの往復とのセット券がお得です。

ちょうど開館したところ(9:30~)。エスカレーター7つは何か意味があるのだろうか。雨のせいか人は少なくゆっくり見ることができました。
外は雨、バスの中から

ずっと雨の予報なので、東京へ出て駅から近いところ、夜もやっているところに行くことにしました。
〇生誕140年 吉田博展
(7/8-8/27)東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
明治から昭和にかけて風景画の第一人者として活躍した吉田博(1876‐1950)の生誕140年を記念する回顧展。
いろいろなエピソードも紹介されていて、夏目漱石の小説に絵が登場するとか、フランスではなくアメリカへ渡った理由など興味深く作品もたくさん展示されていました。
巡回先の上田市立美術館コラム 週刊YOSHIDAもぜひ。
ゴッホのひまわりがどのように展示されているか見たかったのですが、最後の部屋にゴーギャンやセザンヌ、東郷青児の作品と一緒に並んでいました。

美術館の窓から見たモード学園のコクーンタワーと雨に煙る街

〇没後40年 幻の画家 不染鉄展
(7/1-8/27)東京ステーションギャラリー
不染鉄(ふせん てつ)を、ご存じですか。-ではじまる案内文。
知りませんでした、が見てよかったです。深みのある独特の色、細かい文字で書かれた文、絵はがきなど、どれも心に残りました。
〇レオナルド×ミケランジェロ展
(6/17-9/24)三菱一号館美術館
対決!というより、並べて展示、比較考察することによって、それぞれの独自さが際立ってくる。あちこちに二人の言葉が貼ってあるのもいい。
公式サイトのスペシャルのところにある漫画「本当にあったレオミケ話」が面白いです。二人の手紙やミケランジェロの詩なども必見です。

足はくたびれましたが、どれもとても見応えのある展覧会でした。