月曜日
22:50大阪なんばOCATから夜行バス
米子行に乗車。
久しぶりの夜行バスも風情があっていいなあ。
夕食を食べそこねて1:40に加西SAでやっとサンドイッチにありつく。
3列のリクライニングシート車両の真ん中あたりの席で
誰かのいびきとバスの揺れが心地よく感じた頃にちょうど眠くなり
3時間くらいは寝れたかな。今回は頭も痛くならず快適でした。
火曜日
朝4:45に米子駅着。6時に駅を出て湊山公園へ。
駅前は人気もなく物騒かなあと思ったけれど、
早朝散歩やジョギングの人が沢山いて、あいさつしたり道を教えてもらったり。
標高90mの米子城跡に。私にはきつい登り坂でした。
でも頂上の眺めはよかったです。


9時前に駅に戻って電車で安来駅へ。無料シャトルバス
に乗り足立美術館へ
庭を眺めながら、階段を上ったり下りたりしていくつもの展示室を巡っていく形
童画の世界展
美人図鑑 上村松園の作品はは娘深雪と待月
小さな生き物たち
横山大観名品展
陶芸館
新館 現代の日本画
横山大観の絵をまとめてみるのは初めてでした。
その大観の絵をモチーフにしたという庭園
庭園写真集をじっくり見すぎたせいか、あ写真と同じ!と思ってしまった。
予想はしていたけれどほとんどがガラス越しに見るだけで回遊式ではないし。
白砂青松庭、枯山水庭、苔庭、池庭と見事に整備された庭。
写真を撮らずに帰るのも…と思い直して、もう一度最初から庭園を見て回り
少しだけ写真を撮りました。



バスの時間待ちに散歩した近くの田園風景。青い空に白い雲。
同じルートで米子駅に戻り、シャトルバス
でとっとり花回廊へ
お盆休みは終わったのか人が少なく少しさびしい気がしました。
作業をしている人たちがみんな笑顔で挨拶してくれて気持よかったです。

じゃらんで口コミのいいところを選んで予約した米子のビジネスホテルへ。
少し古いけれど気持のよいホテルで安い。朝食付き3,500円。
家のことを何も心配しないで自由に旅行できるのは27年ぶり。
解放感でビール
を飲んだらおいしくて、
でも半分飲んだところで寝てしまいました
水曜日
朝7時に起きて8:25の大山る~ぷバス
で大山寺へ。
この階段がまたきつくて20段ごとに一息入れながら上がりました。
次に枡水高原へ、天空リフトに乗って標高900メートルの展望台へ。
眺めはよかったけどリフトはちょっとこわかった。
大山が雲に隠れて全部見えなかったのが残念。
前日はきれいに見えたのに写真を撮りそこねました。

る~ぷバス
で植田正治写真美術館へ
建物の外観はごつごつしていますが、高松伸設計で中はとてもモダンです。
砂丘での演出写真で海外でも高く評価された人ですが
著作を2冊読んで、ずっと行きたいと思っていました。
彼の写真を時代順に紹介・解説した展示と、
今回の展覧会は追憶のヨーロッパ、70~80年代に渡欧された時の写真。
「撮りたいものを撮る」姿勢とアマチュアリズムの精神はすばらしい。

写真美術館前のバス停
バスの時間が合わなくて徒歩で岸本駅へ約40分。途中で雨が降った。
青春18きっぷで岡山まで
。途中新見駅で30分乗り換え待ち。

伯備線の普通電車はワンマンカーで乗りなれると楽しい。
シティホテル池田に宿泊。短時間滞在の安い料金でここも気持のよいホテルでした。
この日はチューハイレモン
を飲みました。
木曜日
8時に起きて近くの喫茶店でモーニングサービス。コーヒー
が美味しかった。
岡山城、県立博物館とまわってから後楽園へ。
8月の花はサルスベリだけ。花の時期にすればよかったかな。
(竹久)夢二郷土美術館へ。小さな建物ですがここの展示はとても感じがよく、
紅茶
も美味しかったです。となりのランチもグーでした。
そのあと県立美術館で国吉康雄展(福武コレクション)を鑑賞。
17時に丸善でSARAさんと5年ぶりに再会し
美味しいイタリアンを食べながらいろいろ喋りました。
ビオーネゼリーをありがとう
20:25発の在来線
で帰りました。
姫路で新快速野洲行きに乗り換えて丁度3時間で着きました。
岡山は思ったより近いです。
すごく感動ということはなかったけれど、行きたかったところに全部行けて
満足できる旅でした。いつもの美術館巡りの遠方版です。
青春18きっぷが余っているので、元気だったらまた出かけます