映画サイトで書いていたものをまとめました。順不同、感想はその当時のもの。50本位ずつ。最近はタイトルしか記録していません。
幸せになるためのイタリア語講座
2000年/デンマーク
登場人物がくせありで…日本のカルチャーセンターみたいなのを想像したのですがそうではなくて、しょっぱなから、のっぴきならない事情を抱えた人物ばかりが登場し、これでもか~というくらいにストーリーが進んで行き、笑えるし、久しぶりにほろっとしてしまいました。ちょっとタイプの違う映画ですが、楽しめました。
恋に落ちる確率
2003年/デンマーク
原題はReconstruction、再生とか再編成という意味です。日本語のタイトルだと軽い恋愛ものかと思ってしまいますが、決してそうではありません。シュールな感じ、不思議な感じの映画です。多様な解釈ができるところがおもしろい。1974年生まれの若い監督の長編デビュー作です。
デストラップ 死の罠
1982年/アメリカ
舞台劇の映画化。妻が変わっていくところが面白かったです。クリストファー・リーヴの役柄が新鮮でした。
ブルース・ブラザース
1980年/アメリカ
ミュージカル・コメディ。音楽シーンは面白い、ストーリーも悪くない。カーチェイスや物がぶっ壊れるのを見るのはあまり好きじゃないので、その部分がもう少し短ければいいのにと思った。アレサ・フランクリンやレイ・チャールズも映画の中で歌ってます。
風の痛み
2001年/イタリア スイス
「悪童日記」の作者であるアゴタ・クリストフの「昨日」の映画化。亡命作家であるという背景を知っていれば理解しやすいかもしれませんが、必ずしも必要ではありません。暗いトーンですが美しく描かれ、特殊なストーリーや夢の世界に入り込んでしまいました。
あの頃ペニー・レインと
原題はALMOST FAMOUS 2000年米作品。とってもハートフルな映画でした。監督が自身の体験をもとに作った自伝的作品。70年代のロックが懐かしいけど決して古くない。音楽の何が好きなの? everything・・この映画はキャメロン・クロウ監督の音楽へのラブレターだそうです。
マイ・ルーム
1996年米映画。ジェリー・ザックス監督作品。メリル・ストリープ、ダイアン・キートン、ロバート・デニーロ、レオナルド・デカプリオが出演しています。姉と年老いた父と伯母、息子二人と、私にとっては身につまされる設定なのですが、演技だという感じがして、あまり入り込めなかったです。デカプリオが17歳の息子役をやっていました。
シャンプー台のむこうに
2001年イギリス作品。原題はBlow Dry。なんだかとてもおかしな映画でした。冒頭のヘア・コンテストを見てチャンネルを間違えたかなと思ったし・・・なんでもありで、シリアスな部分も楽しい味付けでした。最後に流れていた歌は誰が歌っているのだろうと気になりました。パディ・ブレスナック監督が「コメディーと感動を表現」と語っていました。
エイトメン・アウト
1988年のアメリカ作品。1919年にアメリカ・メジャーリーグのワールド・シリーズで起こった八百長事件を描いた作品。8人の選手が球界を永久追放になりました。途中まではパソコンしながら見ていたのですが、中途から見入ってしまいました。劇場未公開作品です。DVDが出ているようです。深夜映画は地味だけどいい作品が放送されます。だからやめられない(^^;;
ハッピー・アクシデント
2000年アメリカ映画。深夜映画は地味だけれどいい映画をやっているので、つい最後まで見てしまいます。テンポよく話が展開し、眠くもならずに楽しく観れました。
故郷への遠い道
1988年のアメリカ映画。劇場未公開作品。これも深夜映画で観ました。事件を起こして町を去り15年ぶりに戻ってきた息子と彼の家族の物語。主人公の恋人役の女性のセリフがよかったです。
風と共に去りぬ デジタル・ニューマスター版
1939年/アメリカ
映画史に残る作品。4時間の長さを感じさせませんでした。ヴィヴィアン・リーは「哀愁」がベストなのでそちらもぜひ見て欲しい。1939年の作品です。その日は2時間しか寝ていなくて、休憩ありの4時間もつかどうか心配でしたが、まったく退屈することなく眠くなんかなりませんでした。ストーリーもこれまで何となく思っていたのと違って、新鮮でした。やはり映画はこの目で観て確かめなくては・・・と思いました。
アメリカ,家族のいる風景
2005年/ドイツ=アメリカ
カメラワークが素晴らしくて、1秒たりとも目が離せませんでした。久々に観た映画らしい映画です。珍しくパンフレットとクリアファイルまで買ってしまった。原題は Don't Come Knocking
3年がかりで書き上げたという脚本、これ以上のものはないというキャスト、さりげないのに目を奪われるカメラワーク、そして音楽、どれもこれも充分吟味された文句のつけようのない素晴らしい映画でした。つまらない映画が多い昨今、やっぱり映画はこうでなくっちゃね、と思いました。窓からものを放り投げるシーン、ソファのシーン、ヒヒーン、と最後に3人が歌う歌、きっと忘れられないだろうな。もう1回観たい!
イブラヒムおじさんとコーランの花たち
2003年フランス作品。フランソワ・デュペイロン監督
オマー・シャリフ、ピエール・ブーランジェ他原題はMonsieur Ibrahim et let fleurs du Coran
フランスの作家エリック=エマニュエル・シュミットが祖父の思い出を元に書いたベストセラーの映画化だそうです。日本でも2005年に舞台で上演されているようです。風景と映像と会話でストーリーが語られていく。時折えっと思うけれど、ああそうなんだと納得するそんな映画です。
ドッグヴィル DOGVILLE
2003年 デンマーク作品。ラース・フォン・トリアー脚本・監督
ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー他
放送終了日ぎりぎりにGyaOで見ました。2003年のカンヌ映画祭の話題になった実験的な作品。すぐに画面に引き込まれて、2日に分けて最後まで見ました。感想は一言では書けません。途中まではとてもひきつけられておもしろかったのですが、残念ながら、後味はよくなかった。それも狙いなのかもしれないけれど。ローレン・バコールが昔何で見たのか忘れたけれど、妙に存在感があって懐かしかった。
ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
子供の頃に原作を読んで夢中になりました。その記憶がなんとなく残っていて、イメージが壊れるから観に行こうかどうしようか迷っていました。映像は綺麗だったし、それなりの出来だったのですが見終わって、あんな物語だったかな~と思った。ストーリーは原作に近いのかもしれないけれどやたら現実的!に描かれていて、創造力を働かせる余地がなくって、あれがナルニア国だよと言われても、なんだか違うお話のような感じでした。なによりも、あのわくわく感と楽しい気持ちがわいてこない。お話が早く進みすぎて、巻き込まれ型ゲームみたいで、子供たちが主人公のはずなのに、生き生きしてないような気がしました。ハリウッド映画お得意の、あのぎりぎりセーフのシーンはやめてほしい。出会いの不思議さや楽しさやたしかなときの流れなどを、伝えてほしかったな。文句ばっかりになってしまいました。映画を見られた方は、ぜひ原作も読んでください。子供の心に戻って・・・
都会のアリス
1973年ドイツ作品、ヴィム・ヴェンダース監督
モノクロの映画もいいですね。ポラロイドカメラで写される写真、眺めていて飽きない映像、印象的ないくつかのシーン、俳優の表情もいい。ドイツ語の言葉もきれいだなと思った。
かもめ食堂
2005年日本、荻上直子脚本・監督。
女性監督の映画でいやされる、と聞いて見に行きました。私には合わなくてあの静けさがじれったくて寝不足だったので頭が痛くなってしまいました。
ユー・ガット・メール
日常的な単語が沢山出てきて、英語のリスニングにちょうどよかったです。本屋さんをやりたかったこともあるので、切なく見ていました。最後は本当にそれでいいの?・・・と思った。
Jazz Seen/カメラが聴いたジャズ
2001年/ドイツ
ジャズのアルバムジャケットなどの写真をたくさん手がけたウィリアム・クラクストンのドキュメンタリー映画。
1950年代から最近までに彼が撮ったさまざまなミュージシャンたちの写真と撮影風景、周りの人や関係者の話、
本人が語るシーンで構成されています。音が聴こえてくるような写真、ライブより刺激的な写真、人間の輝く瞬間を視覚化した先入観なしで、その人の美しさを見つけ出す、単純な表現、表情(映画を見ながら書いたメモより)「好きな仕事で人々に喜びを与えたくなった」と語っていたのが印象的でした。
フライトプラン
2005年/アメリカ
2005年米作品。ロベルト・シュヴェンケ監督。ジョディ・フォスター主演。予告編からは想像のつかない映像やシーンがありました。ジョディ・フォスターが必見です。とてもかっこよかった。いくつか納得のいかないところもあるのですが、それを吹き飛ばす勢いがありました。映画だからそれでいいのだと思います。
ブロークン・フラワーズ
2005年/アメリカ
このところ父性を描いた作品が多いですが、この作品にとっての父性って何だろう??予告編がよく出来ていて期待して見に行ったのですが、予告編以上のものは何も感じられませんでした。男性が見るとまた違うのかもしれません。
博士の愛した数式
2005年/日本
小泉堯史監督。映像とキャストがとてもいい。桜のシーンや自転車で走る映像はとても綺麗でした。けど、部屋が明るすぎる。黒板に違和感が…カードの入っている缶が違う、期待していたあのシーンやあのシーンがないなど少し不満が残りました。映画で説明するための方法論もあるかもしれませんが、ラストの詩など解釈がかなり異なりました。映画を先に見られた方は、ぜひ原作も読んでください。細かいところで原作との解釈が異なるのが少し残念。
あの頃ペニー・レインと
2000年/アメリカ
音楽とペニー・レイン役の彼女がとてもよかったです。
となりのトトロ
1988年/日本
子供たちがメイちゃんと同じ年齢の頃にはじめてみました。とうころもし、ストーブカーと言っていたのを想い出します。久石譲さんの音楽も大好きでCDを買って寝る前に聴いていました。
恋におちたシェイクスピア
1998年/アメリカ
薔薇の名前
1986年/フランス=イタリア=西ドイツ
ショーン・コネリーが渋くて素敵でした。時代の雰囲気を感じることが出来、後から原作を読んだときも違和感を感じませんでした。
ゴジラ('54)
1954年/日本
最初のゴジラ映画。テレビ塔とラストのシーンが見応えがあります。
ミュージック・オブ・ハート
1999年/アメリカ
実話を元に描かれた作品。監督にとっては初のノンホラー映画だとか。ニューヨークの公立学校でヴァイオリンを教えているロベルタ・ガスパーリさんの人生を描いたドキュメンタリー『スモール・ワンダーズ』に基づいて作られた映画です。監督のコメント付で2度目も最後まで見てしまいました。映画としてもすばらしいし、音楽の大切さ、音楽教育の重要性を訴えたメッセージも伝わってきます。メリル・ストリープはこの映画のためにヴァイオリンの特訓をし、すべて自身で演奏しているそうです。DVDには他にボーナス映像と、ロベルタ・ガスパーリさんのインタビューが収録されています。スタッフやコンサート場面に出演した音楽家たちのコメントも聞き応えがあります。ヴァイオリンは小さい頃から習わなければいけないのかと思っていましたが、アメリカでは公立学校で教えられていてそこからヴァイオリニストになった人がたくさんいるそうです。
いつか、きっと
2002年/フランス
オリヴィエ・ダアン監督。イザベル・ユペール主演。原題はLa Vie promise
好みは分かれるかもしれませんが、フランス映画のよさがたっぷりの作品。映像と人物が素晴らしい。ハリウッド映画のせわしなさと比べて、フランス映画はいいですね。物語がどうというのじゃなくて心象風景や情景を映像で感じさせてくれます。感覚的というかそういう感じですね。花の映像に花言葉がモノローグで語られて・・・
バグジー
1991年/アメリカ
バリー・レヴィンソン監督。原題はBugsy後半の展開に圧倒されました。途中までは、せわしない映画だなあと思って見ていました。後半、俄然面白くなってきて圧倒されてしまった。あんな風に惚れられてみたい。いや惚れてみたい。ラスベガスも見てみたい。しかし・・・
死ぬまでにしたい10のこと
2002年/スペイン=カナダ
イザベル・コヘット脚本・監督。原題はMy Life Without Me
一つひとつのシーンとその繋がりが素晴らしい。タイトルが気になっていたのと、先日観た「アメリカ、家族のいる風景」のサラ・ポーリーが主演なので、DVDを借りてきました。泣かせる映画ではなく、主人公に焦点を絞って、余分な説明はなく、会話と映像でストーリーが進んでいきます。さりげない構図の映像と会話のタイミングが自然に流れていく。映像をただ見せるのではなく、映像が物語を語るのが映画だと思う。サラ・ポーリーはもちろん俳優陣が素晴らしかったです。スーパーマーケットで人々が踊る短いシーン、刑務所にいる父親に
面会に行くシーン、表情の変化など小さな部分も印象に残りました。
スタア誕生
1954年米作品。ジョージ・キューカー監督。
ジュディ・ガーランド、ジェームズ・メイソン主演。原題はA Star is Born
1937にドラマとして映画化された作品をミュージカルにした作品。バーブラ・ストライサンドの1976年のリメイク作品は見たような気がします。(ライザ・ミネリの「キャバレー」とこんがらがっているかもしれない)時代設定が違うし、俳優の個性が異なるので、見た感じは全く別の映画です。昔の映画だという感じもありましたが、あ~こんな映画だったんだと思いました。うわさや写真で想像していただけの未見の映画が沢山あるので、
これから機会を捉えてぜひ見たいと思っています。逆に昔観た映画は、そのときの印象や感覚や感動をそのまま大事に残しておきたいので、もう一度見たいとはあまり思いません。
パリ、テキサス
1984年西ドイツ/フランス作品。脚本: サム・シェパード、監督:ヴィム・ヴェンダース、原題はPARIS, TEXAS
146分という長さを感じさせない作品。映像は素晴らしかったのですが、主人公が昔の知人に似ていて、ちょっと見るのがつらかったかな。あまり共感できなかった。脚本と監督のコンビは「アメリカ、家族のいる風景」につながります。物語と風景、人物、語られ方はこの監督独自のものでしょう。
エーミールと探偵たち
2001年ドイツ作品。フランツィスカ・ブッフ脚本・監督。
原題はEMIL UND DIE DETEKTIVE 原作はエーリッヒ・ケストナーの児童文学。現代に置き換えるとこんな作品になるのか・・・昔読んだお話のイメージがぶっこわれてしまった、というより全然別の作品に思えました。
ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ
1998年イギリス作品。アナンド・タッカー監督。原題はHilary and Jackie
チェロの音色が好きで、昔よく聴いていました。この映画は彼女の姉と弟の著作を元に描かれたもの。内容についてはいろいろな意見があるようですが、ヒラリー役のレイチェル・グリフィスはよかった。
家族の著書を元に映画化した作品。映画としてはよくできている部分はあるのですが、あくまでもヒラリーや家族の側から見た視点で描いた作品。本人の視点に立った伝記作品ではありません。彼女の音楽の源となったものは出てこない。誰にでもプラス面とマイナス面があるのに。あの天才チェリストがこのような描き方をされていいのだろうかと思った。
ギター弾きの恋
1999年米作品。ウディ・アレン脚本・監督。
ジャズ全盛期のアメリカを舞台にした可笑しく切ないラヴ・ストーリー。でもあまりロマンチックではなくて、ウディ・アレンらしい映画でした。女優さんがよかった。
ザ・セル
2000年/アメリカ
ジェニファー・ロペス主演、衣装デザインが石岡瑛子さん。映像がとても綺麗。怖いところも見とれてしまうほどきれい。だからあまり怖くなかったです(少しは怖かったけど…)。実際にできるかどうか、やるべきかは別として、心の中とトラウマと空想や現実の世界の描き方がよくできていると思いました。そんなに怖くありません。内容は書けませんが、ぜひ見てください。
いつも上天気
1955年/アメリカ
ジーン・ケリー/スタンリー・ドーネン共同監督、アンドレ・プレヴィン音楽。
ジーン・ケリー、ダン・ デイリー、マイケル・キッド、シド・シャリース、ドロレス・グレイ他出演。
ミュージカル映画って、突然歌いだしたり踊りだしたりしてなんか変、・・・と私も以前は思っていました。
ところが最近昔のスタンダード曲を聴くようになったせいか、そして昨日 That's Dancing を観たこともあり、今見たら、とてもおもしろい。3人の男性たちの歌とダンスが決まってる、2人の女性も魅力的、合唱や3人のハーモニーがいい。画面を3等分したりする映像もセンスがいい。50年前の古さを感じさせないおしゃれなミュージカル映画でした。3人で歌って踊るシーン、一人ずつにスポットが当たるシーン、ボクシングジムでの合唱やダンスがとても見ごたえがありました。音楽はアンドレ・プレヴィンで、悲喜こもごも織り交ぜながらの楽しいミュージカル映画でした。
ゲート・トゥ・ヘブン
2003年/ドイツ
ファイト・ヘルマー監督、
ヴァレラ・ニコラエフ、マースミー・マーヒジャー、ミキ・マノイロヴィッチ他出演。
空港でのドラマ 多国籍のキャストの表情や空港の裏側の映像が新鮮で、ストーリーも面白く最後まで楽しめました。途中でいきなり歌と踊りのシーンが出てきたり、多国籍の俳優たちの表情がよくて、ヒロインが魅力的。
映像も新鮮でした。最後はどうなるのかと気にしながら後半からの展開に驚かされました。飛行機も空港もあまり好きな方ではありませんでしたが、昔空港のお店でバイトしたことを思い出しました。
赤い靴
1948年/イギリス
バレエ映画の傑作です。テクニカラーの色彩がとてもきれい。ヒロインのモイラ・シアラーが素晴らしい。アンデルセンに題材をとったという物語り、音楽も踊りもいいので、バレエファンでない方も、ぜひ一度ご覧になってください
ザッツ・ダンシング
1984年/アメリカ
映画のダンスシーンの名場面集。
銀幕の中でのダンスの歴史の紹介から始まり、フレッド・アステアやジーン・ケリーのあの有名な場面などダンスシーンの数々、オズの魔法使いの未公開ダンスシーンなど、はじめて観るものも沢山。「赤い靴」など以前に観た映画の懐かしいシーンもありました。足は高く上がらないし、とても身体が動きそうにはありませんが、タップダンスをやってみたくなりました。
ボイジャー
1991年/ドイツ フランス ギリシャ アメリカ
ストーリーは書けませんが、キャストがよくて、風景がよくて、映像がきれいで、落ち着いた映画でした。船の上のシーンが印象的。
フレンチ・カンカン
1954年/フランス
ジャン・ルノワール監督。ジャン・ギャバン、フランソワーズ・アルヌール、マリア・フェリクス他出演。
歌と踊りがすごい!1890年代のパリ、店の看板やポスターがおしゃれで、歌がさりげなく歌われ、ダンスにびっくり。楽しい映画でした。
ボン・ヴォヤージュ
2003年/フランス
丁寧に作られていて、キャストもよく、なかなか面白かったです。見応えがあります。フランス映画をあまり観たことがない方も、ぜひ一度ご覧になってください。
メゾン・ド・ヒミコ
2005年日本、渡辺あや脚本、犬童一心監督。
オダギリ・ジョー、柴咲コウ、田中泯他出演。
評価が高く評判もよかったようですが、現実味がなくて、かといって物語の中にも入り込めなかった。
ダ・ヴィンチ・コード
2005年/アメリカ
原作を読んで、映像で見たくなって、映画を観てきました。
ウェストミンスター寺院やニュートンの墓を見れたのがよかった。ルーブル美術館は古めかしい建物だと思っていたのですが、違った。絵画や床はセットだそうで少し残念(本物を使うわけにはいかないか)。
原作のダイジェスト版だと評した人がいますが、いくつもの部分が削られ、逆に付け加えられた部分があり、原作の流れとはずいぶん違うなと思いました。ストーリーを追っかけているだけのような感じでした。推理の要素を台詞で説明してしまっていて、会話と謎解きの面白さがない。カーチェイスや公園や過去の歴史的な映像は要らないから、図書館や、あのシーンやあのセリフをいれてほしかったなあ。ラストが違っていたのも不満です。
原作と映画は異なるものですので、あまり期待はしない方がいいですね。
今までに見た中で、原作に忠実でなおかつ良かったのは、テレビも含めてマディソン郡の橋、夏子の酒、動物のお医者さんくらいかな。前2つは後から原作を読んだのだけど、3作とも原作のよさを大事にしていると思いました。映画がいまいちだった方も、ぜひ原作を読んでください。とっても面白いから。
モンテ・クリスト伯
2002年/イギリス=アイルランド
ストーリーにどんどん引き込まれていきました。子供向けの本で読んだ記憶があるのですが、また原作を読みたくなりました。実際には15年は長い年月なんだろうけど・・・登場人物が若いままなのが少し気になりましたが、映像もいいです。
アデルの恋の物語
1975年/フランス
スクリーンに惹きつけられた 封切当初に観て、イザベル・アジャーニとトリュフォー監督に魅せられました。二人の他の作品を見る機会がなかなかもてなかったのですが、これからじっくり観ていきたいと思っています。すべての人にはお奨めできませんが、私にとっては印象的な作品のひとつです。フランス映画もぜひ観て欲しい。
サウンド・オブ・ミュージック
1965年/アメリカ
子どもも楽しめるミュージカル 何回か観ました。名曲の数々、出演者たち、映像どれも文句のつけようがありません。歌と映像がいまでも浮かんできます。