みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか？

お宿の朝食をいただきます。が、、、ちっともお腹が空いていません。
昨夜の柿の葉寿司が後を引いています。
『食べられなぁ〜い』と言って就寝したMahouですが、

友人が朝起きて柿の葉寿司を見ると「減っている」と大爆笑した朝のひと時。

夜中にこっそり2つ食べました。

実はMahou、日常ではあまり「お米」を食べません。

この3日間で1ヶ月分くらいのお米を食べているかもしれません。

少し予感が走り、朝食は控えめに頂きました。

荷物をまとめて、フロントに荷物を預けて、さぁ、再再度金峯山寺へ！

もちろん蔵王堂で気が済むまで時間を過ごします。

発露の間でも今度は回り込んで1番左側の秘仏の前の仕切りにも入りました。
欲しい授与品もさらに追加し、感無量です。

そして向かいます「脳天大神」様へ。

金峯山寺蔵王堂から山を下る形で境内の中にある脳天様に向かいます。
すごい距離です。行きは「降り」帰りは「登り」です。戦々恐々です。

自分のリズムで歩くMahouは友人を置いていきます。（ひどい）
もう自分の呼吸音しか聞こえません。ゼーゼー。

『あぁ、呼んでいる』そんな思い込みのもと、ただひたすら石段を降りていきます。

やっとの思いで脳天様のところへ降り立ちました。

こちらはこちらで、また独特な雰囲気です。

Mahouの感覚では蔵王堂とは違うエネルギー。

こちらの方が現世に近く、母の愛の様な柔らかなエネルギーを感じます。

ここは上記リンクでも記載されていますが、

初代管長が亡くなった蛇を弔ったところ夢枕に蛇が出てきた。

というエピソードが添えられています。

Mahouも以前『白蛇の夢』を見たことがあり、親近感を勝手に持っています。

おみくじを引き、授与品を購入しました。こちらでは脳天タオルにします。
こういった普段使いがとっても使いやすく身近に感じます。

するとお返しにゆで卵をいただきました。

これは参拝者の皆様が脳天様へのお供物として卵を奉納しますので、その活用の一つだそうです。
休憩所なるところでゆで卵をいただきます。あむあむ、、、ゆで卵大好き。

さぁ、昇りますよ、この階段を登りますよ。

行きは良い良い、帰りは根性です。一段一段登ります。

役の行者様を思いながら、金峯山寺の全てを身体で受け止めるつもりで登ります。

口から心臓が飛び出そうです。きっと明日は足腰が使い物にならないでしょう。でも、心は穏やかです。

無事に登りきりました。

石段の途中には不動明王の石像がたくさん配置されているので、真言を唱えながら登りました。
『ノウマクサンマンダバザラダンセンダマカロシャダソワタヤウンタラタカンマン』

不動明王 - Wikipedia ja.wikipedia.org

お別れの時間が近づいてきています。
少し悲しい。でも、『また来よう』と思い直します。前を向きましょう。
ご縁があって、20年越しに参拝することができたんです。

このご縁を大切にしようと思います。秘仏ご開帳の時でなくても来たいと思います。

ありがとう、金峯山寺。また必ず参ります。

奈良の旅はまだ続きます。

タロットMahou

いざ！金峯山寺⑤（脳天大神）【大アルカナⅨ 隠者】