みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか？

【30歳　男性　恋愛相談】

「好きな人がいます。でも、自分のことをメッシー君くらいにしか思っていないと思う」

恥ずかしそうに、そう言う相談者。
その姿が初々しくて美しく見えます。

と、言うのもね？
その意中の女性は45歳一回り以上年齢が上なんです。

ツッコミどころは山ほど（笑）

『一回り以上下の年齢の男性に奢らせているのか？』と
思わず言ってしまいましたが、

「僕が勝手に奢っているんです」と言う煌めく川の源泉のような一言に
眩しくてそれ以上何も言えなくなるMahouです。

勝手に奢っているとはいえ、奢っているから会ってくれるのか？と
彼なりに思うところがあり、不安な様です。

いつもならぐいぐいと質問をするMahouですが、
その純粋な姿に、珍しく赤裸々な話の確認が出来ず、事細かな関係性までの
事実確認はしておりません。

それでも「彼女が好き」と言う彼の表情に、心が打たれます。尊いその気持ち。
その女性は幸せですね。

とは言え、鑑定的にはなかなか厳しい答えが出てきました。

彼は、とある地方のそれなりのお家の出身でした。
今は社会経験を積むために東京で一般企業に就職しています。

タロット鑑定をしていると、うまくいかない恋愛事情のパターンとして
時々見かけます。

『いずれ、地元に帰らなければならない運命を背負っている人は
恋愛がうまく進まない』

見えない世界を行き来するMahouの経験値から、この傾向は案外多いのです。

リアルにご両親が地元に帰ってこい、と言い続けていたり
先祖代々の土地やら仕事を守らねばならないと、やはり結婚するなら
同じ地元、地方出身がよかろう、と見えないサポーターが動きます。

すると、「彼らが妨害して恋愛がうまく進展しない」、、、と言えるのですが
この言葉をもっと細分化すると

「彼らが妨害して、結婚できない相手をあえて自分が好きになってしまい、

恋愛が成就しないように『操作』している」と言い換えられます。

15歳の年齢差の人を好きになってはいけないわけではありませんが
彼の子どもを産み育てるのは、極めて難しいでしょう。

彼は実家を見捨てているわけでは決してなく、どの様な形であっても
自分がなんとかしなきゃという気負いはあるのです。

それなのに、好きになった人が15歳上だったのです。
そしてその彼女は、あまり自分に愛を表現してくれていない現状。

卵が先か鶏が先か？

彼は、ちょっと恋愛相談をしたかっただけなのに
よもやそんな見えない先祖の手のひらの上に乗っていた事実を知って
驚きながらも、納得もしていました。

彼の東京での社会経験がさらに豊かになることを願います。

最初からわかっているのに、好きになってはいけない相手を好きになるパターン
って、たくさん身近に存在しますよね？

周囲は「なんでその人を？」と不思議に思ってしまう恋愛は、
もしかしたら何かしらのエネルギーが影響して「うまくいかない恋愛相手」を
選ばされているのかもしれません。

タロットMahou

小さな思い【大アルカナⅡ 女教皇】