言ってみる【大アルカナⅠ 魔術師】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか？

自宅のマンションの外壁工事が6月から続いています。

酷暑なので、足場に防埃的なメッシュカーテンが被さるのは
強い日差しを遮るのにはちょうど良かったのです。

日中は出勤してしまうので、そこまで気にはならないのですが
とは言ってもMahouの部屋のベランダで作業をするのです。

おそらく一番広い場所なのですが、部屋の中で裸族で動き回っている時間帯に
レースのカーテンの向こうに人の気配がするのは、少々びっくりします。

しばらくペンキ臭いし、いよいよストレスだなぁと思い始めた2ヶ月目。

ようやくペンキ塗りが終わったらしく、ベランダを確認してみると。。。

『あれ？』と気がつきます。

エアコンの室外機の向きが逆になっています。

特にMahouの部屋は西陽が直級的に入ってくるので、
この配置だと室外機がさらに温度が上がってしまうし、

エアコンホースの劣化も進んでしまう。

自力で直そうか？と思いましたが、
1人ではちょっと難しいことが判明。

致し方なく、工事の人に伝言を頼むものの、

本当に伝言が伝わっているのか？不明。

しかもこの数日はやはり35度以上の気温で、心なしか？エアコンの効きも悪い感じがします。

いよいよ自分でやるしかないか？と思っていると
朝からピンポーンとチャイムが鳴りました。

もしや？と思い、急いで服を着て（相変わらず裸族）
玄関を出ると、伝言を聞いた工事の方が、詳しい話を聞きに来てくださいました。

ほっと一安心。

今は水星が逆行中なので、情報の伝達がうまく行かないのは承知していましたから
一応伝言を頼んだものの、

「おそらく伝わらないうちに工事が終了してしまうのではないか？」

と予測をしていました。

予測が外れて一安心。

その日帰宅したら、きちんと直っていました。
良かった良かった。

でも、なかなか言えないですよね？

クレームほどではないけれど、伝えてみたら
「うるせーばばーだな」とか言われたらどうしよう、とか
「それくらい自分でやれ」と大家さんに思われちゃったらどうしよう？とか
「口うるさいなら出て行って」とか言われちゃったらどうしよう、！とか

色々考えてしまいます。

チャイムを鳴らしてくれた工事の方は
「自分もなんか変だなーとは思っていたんです」と一応？話を合わせてくれたので
『すみません、お手を煩わせて』と腰と低ーく低ーくして、丁重にお願いをしました。

（Mahouは何一つ間違ってはいないのだけど）

1人でできなくはないけれど、エアコンのホーズが外れちゃったりしたら
もっと大変になってしまいます。

『エアコンの室外機の設置の仕方』なんかもパソコンで調べて検討してみたりして
ちょっと社会勉強しました。

帰宅後に随分前に買った簾を出してきて、

これを機に室外機に直射日光が当たらないように設置。

気休めにしかならないような酷暑ですが、少しでも機会が傷まないようにと
祈りながら夜中に1人でベランダで作業しました。

それだけでも滝の汗。

その汗の状態を、改めて実感して、

やっぱり工事のお兄さんに勇気を持って言ってみて良かった。

1人では出来なかった。と思えました。

嫌われちゃう事も時にはあるかも知れないけれど
謙虚にお願いすることは、チャレンジとして大事だな、と思います。

タロットMahou

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Mahouのささやき