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光のお仕置き
イザベラとシャーロットは、その男性の背中に刀を突きつけたら、
こう唱えました。
「闇は消え、ウイルスは光に書き換え、全ての人々へ拡散せよ!、拡散しないと光に変わり、お仕置きよ」
この男性は、ティファニーのお叱りバーで、お仕置きという言葉に弱く、俄然張り切ってしまうので、お仕置きよと言った言葉に俄然張り切り、コンピュータの中身を変えていきます。そして最後のキーを押し終えたとき、周りのロボットも人も、みんな一瞬立ち止まり、そして無表情の人達も、武器を持った人達も、みんな笑顔になり、武器をすて、隣の人達と踊りだします。
音楽も鳴り響き、光の粒子ハッピー素粒子が舞い降りており、イザベラ、シャーロット、リリィ、そしてあらゆるコンピュータを駆使した男性、みんな踊っています。シャーロットもリリィもマントが光のほうに変わっていたのです。
世の中が、闇の世界から、光の世界に変わり、闇のウイルスは、光のウイルスに変換され、誰もが笑顔になり、楽しんでいます。
私たちの戦いは、成功したのだと沙羅は改めて感じました。
サラと沙羅達は、みんなの頭上で、音楽に合わせ踊りました。
「さあ、もう一つのお仕事みんなに知らせないとね」とサラはいい消えてしまい、
沙羅は、気付くとエリザベスやミネルヴァ達と踊っている場にいました。
私も光の女王なんだと改めて思うと、嬉しくなりさらにみんなと楽しく踊り、宴が繰り広げられ、イザベラやリリィやシャーロット達も合流しました。
光に変わったAIは、みんなの笑顔に合わせて素敵な選曲を選んで流してくれています。
みなが、光の女王や王子になったようです。
皆がみな、喜びの舞いをしながら楽しんでいました。
みんなが、楽しそうに踊っている姿に安心し、二手に別れていたリリィらが、エリザベスや沙羅たちの所へ集まってきました。
「まずは、ティファニーのお店に行かないとだね!」リリィがいいました。
「もう、光と闇の境界線は要らなくなったわね」 イザベラがいい、
「私の役割が減ってしまった」
と残念がっているミネルヴァに
「薬草に専念できるじゃないですか」
とシャーロットが励まし
「もっと冒険したい!踊りたい!」
というエリザベスをみんながなだめながら、ティファニーのもとへと、沙羅と共にいくことになりました。沙羅もなんだか、エリザベスと同じでまだ冒険をしたい気持ちになっている自分に改めて気がつきました。