男女間の相性は、いくつかの視点で見ることができます。
例えば、以下のような視点です。
・互いの喜神が共通しているか(これが一番重要です)
・カップルの一方が必要とするのに持っていない(あるいはパワーが小さい)十干(じっかん)が、他方の命式にあるか(これもかなり重要です)
・生まれた季節はいつか
・出会った時期に巡ってきていたのは喜神か、忌神か
・日干同士がどんな関係にあるか
・日支同士がどんな関係にあるか
1つ目の例として挙げた「互いの喜神が共通しているか」
そして、
2つ目の例として挙げた「カップルの一方が必要とするのに持っていない(あるいはパワーが小さい)五行要素が、他方の命式にあるか」という視点での相性を、
三浦友和さんと山口百恵さんを例に挙げてご説明しますね。
友和さんの命式は以下のとおりです。
年柱 辛(かのと)卯(う)
月柱 辛(かのと)丑(うし)
日柱 癸(みずのと)酉(とり)
時柱 乙(きのと)卯(う)
干支は十干(じっかん)と十二支を組み合わせたもので、干支の1つ目の漢字が十干、2つ目の漢字が十二支ですが、十干は全部で10種類あります。
そのうち、甲と乙は木、丙と丁は火、戊と己は土、庚と辛は金、壬と癸は水の性質を持っています。
友和さんにとっての喜神は木と火です。
木の性質を持つ乙が上記命式にありますが、火の性質を持つ十干は上記命式にひとつもありません。
ですから、友和さんが必要とするのに持っていない五行要素は、火です。
次に百恵さんの命式をみてみます。
年柱 戊(つちのえ)戌(いぬ)
月柱 乙(きのと)丑(うし)
日柱 己(つちのと)亥(い)
時柱 戊(つちのえ)辰(たつ)
百恵さんにとっての喜神は水と木です。
木の性質を持つ乙が上記命式にありますが、水の性質を持つ十干は上記命式にひとつもありません。
ですから、百恵さんが必要とするのに持っていない五行要素は、水です。
友和さんの喜神(木・火)と百恵さんの喜神(水・木)のうち、木が共通しています。
このように共通する喜神を持つカップルは相性が良く、恋愛関係・夫婦関係が長続きします。
また、友和さんが必要とするのに持っていない五行要素である火に属する十干(丙・丁)は、百恵さんの命式にないのですが、
百恵さんが必要とするのに持っていない五行要素である水に属する癸が、友和さんの命式の日柱にあります。
カップルの一方(Aさん)が必要とするのに持っていない(あるいはパワーが小さい)五行要素が、他方(Bさん)の命式にあると、AさんはBさんに惹かれる傾向があり、AさんとBさんは相性が良く、恋愛関係・夫婦関係が長続きします。
友和さんと百恵さんは、1つ目の視点でみても、2つ目の視点でみても、相性が良いご夫婦なんですね。
次は、「生まれた季節はいつか」という視点です。
夏生まれの人にとっては、雨に例えられる癸(みずのと)が喜神、冬生まれの人にとっては、太陽に例えられる丙(ひのえ)が喜神という考え方を、調候用神法といいます。
この考え方については、以前にも拙ブログで取り上げていますので、こちらの記事をお読みくださいね。
夏生まれと冬生まれのカップルは、相性が良いです。
私に鑑定をご依頼くださる方のなかには、1度にご家族全員分の鑑定をご依頼くださる方が多くいらっしゃいますが、夏生まれと冬生まれというご夫婦はとても多いです。
そして、次に、「出会った時期に巡ってきていたのは喜神か、忌神か」という視点です。
喜神が巡ってきていた時期に出会った相手は、自身にとって好ましい相手であり、その相手との恋愛・夫婦関係は長続きする傾向にあります。
逆に、忌神が巡ってきていた時期に出会った相手は、自身にとって好ましくない相手であることがあります。
我慢して交際を続けていても、喜神が巡ってきた時期に、その人は自身にとって良くない相手だと気づくことがあります。
長くなりましたので、今回はここまでです。
残りの視点については、別記事に詳しく書きたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
占い鑑定のお申し込みは、こちら↓
https://mahoronyanco.stores.jp
こんなことが占えます ![ルンルン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/087.png)
- 私の天職・適職は? 独立すべき、それとも会社勤めを継続すべき?
- 私と縁がある異性はどんなタイプの人?
- いつ妊娠できそう?
- わが子のどんなところを伸ばしたらいいの?
- いつ、どんな病気に注意したらいいの?
- 運勢が上向くのはいつ? などなど