季節の移ろいを表す二十四節気をさらに3つに分けたものを「七十二候」といいます。
その中に、「菖蒲華」というものがあります。
「菖蒲華」と書いて「あやめはなさく」と読みます。
”菖蒲”と書いて”ショウブ”ではなく”アヤメ”と読むのですから、とてもややこしいですね。
時期としては、6月26日から6月30日頃を指します。
実際にアヤメやハナショウブが咲くのは、そんな遅くはなく、5月中旬から咲き始め、6月になって見頃を迎えたところも多くあります。
そのひとつの「堀切菖蒲園」に行って来ました。
「堀切菖蒲園」は東京都葛飾区にあって、江戸時代から花菖蒲で有名な場所でした。
歌川広重も江戸の名所として浮世絵に描いた場所です。
「菖蒲華」の”菖蒲”は”アヤメ”と読みますが、「堀切菖蒲園」の”菖蒲”は”ショウブ”です。
ところで、アヤメとハナショウブの違いをご存じでしょうか?
似た花としてカキツバタもあって、その3つの違いを「堀切菖蒲園」でも下の写真で解説していました。
生育地は、ハナショウブが陸地も水辺もありなので、区別が難しいです。
一番いい見分け方は、花弁の中央にある模様と色のようです。
中央に白いスジ模様がカキツバタ、黄色のスジ模様がハナショウブ、縞模様がアヤメということです。
ただ、ややこしいのは、実際に咲いているのはハナショウブでも、「〇〇アヤメまつり」と呼んでいる場所があったりします。
科で分類すればすべてアヤメ科で同じですし、冒頭でご紹介した「七十二候」でも”菖蒲”と書いて”アヤメ”ですから、あまり厳密に分けなくてもいいのかも知れません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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