2024年は2月4日が立春でした。
四柱推命では、この日から1年間の干支が甲(きのえ)辰(たつ)となります。
この1年間は、すべての人に甲辰という干支が年運で巡ってきています。
この年運があなたにどんな影響を及ぼすか気になりませんか?
去年も、年運がどんな影響を及ぼすかを、日干(にっかん)別にご説明したのですが、今年の年運についても同様に日干別の影響をご説明したいと思います。
日干(にっかん)が何なのかによって、「甲辰」の及ぼす影響が違います。
日干は、あなた自身を表します。
ご自身の日干が何なのかがわからない方は、こちらでご確認いただけます。
ご自身の生年月日と出生時刻と性別を入力し、「上の日付から四柱八字を計算」をクリックすると、あなたの命式が表示されます。
右から3つ目に縦書きで書かれている一番上の文字が、あなたの日干を表しています。
例えば、松井秀喜さんの生年月日(1974年6月12日)と出生時刻(1時10分)と性別を入力すると、以下のように表示されます。
右から3つ目の一番上の文字(○部分)は「甲」なので、松井さんの日干は甲(きのえ)です。
去年の年運(干支)は「癸(みずのと)卯(う)」でしたが、今年の年運(干支)である「甲辰」の方が、去年の年運「癸卯」より考え方が複雑になります。
なぜなら、去年の年運を構成していた十二支「卯」は木の性質しか持っていないのに対し、今年の年運を構成している十二支「辰」は土・木・水という3つの性質を持っているからです。
上記のとおり日干はあなた自身を表すのですが、日干とは、生まれた日の十干(じっかん)のことです。
十干には、甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)の10種類あります。
そして、甲(きのえ)と乙(きのと)は木
丙(ひのえ)と丁(ひのと)は火
戊(つちのえ)と己(つちのと)は土
庚(かのえ)と辛(かのと)は金
壬(みずのえ)と癸(みずのと)は水の性質を持っています。
あなたの日干が丙であるなら、あなたは火の性質の人と言えます。
今年の干支である「甲辰」があなたの日干にどんな影響を及ぼすかを考えることで、今年のあなたの運勢は良いのか悪いのか、また、どんな点で良いのか、どんな点で悪いのかを判断できます。
この判断を行うには、「甲辰」を構成する「甲」と「辰」のそれぞれが、あなた(上記の例なら丙)に対してどんな影響を及ぼすのかを考えるわけです。
去年だったら、去年の年運(干支)である「癸卯」を構成する「癸」と「卯」のそれぞれが、あなた(例えば丙)に対してどんな影響を及ぼすのかを考える際、癸が持つ水の性質が、あなた自身である丙の持つ火の性質に対して、また、卯が持つ木の性質が、あなた自身である丙の持つ火の性質に対して、どんな影響を及ぼすのかを考えました。
今年の干支である「甲辰」を構成する「甲」と「辰」のそれぞれがあなた(例えば丙)に対してどんな影響を及ぼすのかを考えようとすると、
甲が持つ木の性質により、あなた自身である丙が持つ火の性質に対して、また、
辰が持つ土・木・水の性質により、あなた自身である丙が持つ火の性質に対して、
どんな影響が及ぼされるのかを考える必要があるのです。
辰が持つ土・木・水という3つの性質があなたの日干に対して及ぼす影響はとても複雑です。
ですから、今年は、「甲辰」のうち「甲」だけに焦点を当て、この「甲」が及ぼす影響を日干別に考えたいと思います。
これから何回かに分けてご説明しますね。
(今年の十二支「辰」が持つ土・木・水という3つの性質が日干に対して及ぼす影響については、別の記事に書きたいと思います。)
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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