10年ほど前のちょうど今頃(12月の後半)に私は足の皮膚の手術を受けました。
皮膚がんの疑いがあったからです。
今はどうかわかりませんが、当時は、病変部分の皮膚を切除して病理検査をしないと、悪性腫瘍なのか良性腫瘍なのか判断できませんでした。
病変部分がかなり広範囲にわたっていたため、皮膚を切除するだけでなく、自分の体の別の部位から皮膚を移植することが必要かもしれないと担当医に言われていました。
移植が必要かどうかは手術してみないとわからず、執刀医の当日の判断にお任せすることになりました。
結果的に皮膚の移植はせずに済みました。
私は毎年お正月に夫とともに実家に年始の挨拶に行っていましたが、この手術を受けた翌月のお正月には実家に行くのを控えました。
そのことを実家の母に知らせると、母から手紙が送られてきました。
その手紙には、
真帆蕗は日頃から何でも自分ひとりで頑張ってしまう
でも、手術を受けた直後くらいはKさん(夫)に頼った方がいい
お願いできることはなるべくKさんにお願いして、Kさんにやってもらうようにしなさい
と書かれていました。
母の手紙に書かれていたとおり、私は人に頼るのが苦手だし嫌いです。
あまり泣き言を言わずに何でも自分でやってしまうのです。
これが私の良くない点だと自分でもわかっています。
もっと上手に頼みごとができるようになりたいと常々思っています。
私の命式には、印星(偏印・印綬)が多くあります。
印星を多く持っている人は、頼みごとをするのが上手と言われています。
印星が良い作用をすると、周囲からの援助を受けることができ、しかも、周囲からの援助を上手に引き出すことができます。
逆に、印星が悪い作用をすると、周囲に頼ってばかりで、楽をすることを選ぶようになり、努力しなくなります。
私の命式を見ると、私にとって印星は好ましい星です。
そして、自分にとって好ましい印星のパワーが強いため、印星は良い作用をするはずなのです。
そんな印星を持っているのに周囲に上手に頼ることができないのはなぜなのだろうと思います。
周囲に上手に頼ることができる星を自分は生まれながらに持っているというのは、私には衝撃的なことでした。
自分が生まれながらに持っている星を、うまく活かせるようにしたいし、できるはず、と思うのです。
頼み上手、甘え上手になりたいと思う真帆蕗です。
ところで、私の足の皮膚の検査結果は、良性の腫瘍でした。
手術から1年間は、手術を受けた大学病院に通院しましたが、その後は何もしていません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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