この物語は、ある不動産の営業成績ナンバー1、登坂不動産のエース永瀬(山下智久)が、解体作業中に祠を壊すことにより、祟りで正直にしか話せなくなってしまったお話。
初回ややコミカルな感じのスタートで、内容の先が見えない感じがしましたが、回を重ねるごとにどんどん引き込まれました。
永瀬(山下)の突風のあとの変身ぶりが小気味よく、月下(福原)のはちゃめちゃぶりが可愛らしい。
第5話🏠『優しい嘘』
この回の嘘や不正直は何処に隠れているのかと楽しみつつ、優しい嘘とは何でしょうと気になりました。
月下は、両親が離婚してからの久しぶり父との再会。家を探している父に最高の物件をと張り切りますが、父は他の物件との契約を交わすことになり、それを止めようとする月下。
不動産取引上のいろんな知識を駆使して、何とか止めることができました。
いったいいつの間にこれほどの知識を身に付けたのでしょうか。
祟りの突風が吹くたびに正直すぎる永瀬は、営業成績が上がらず苦戦続き。
しかし、そんな永瀬がお客様に嘘を正直に置き換えるたびに、学ぶことが多かった月下だったのでしょう。
永瀬を見続けてきた月下は、競争相手の不動産屋とも屈することなく堂々と渡り合えるまでに成長しました。
優しい嘘に出会えないが、どうなる‼︎
お父さんは娘に伝えたいことがありました。でもその真実が言えなかったのです。
月下の『もしかしたらまた親子3人で...』と張り切る娘には言えない...。
口ごもる父。
永瀬に突風が〜〜🌀
本当のことを伝える永瀬。
それは、新しい家族と住むという父のこと。
涙目の月下の口から出た言葉。
それが優しい嘘❤︎
本当にほんとうに優しい言葉でした。
「知ってたよ。会った瞬間何となくわかったよ。私とお母さん、すっごい幸せに暮らしているよ。だから、お父さんと新しい家族が幸せになれる家に住んでほしい」と、笑顔を作って話す。
お父さんはこの言葉を聞いて
とても嬉しくて心が軽くなったことでしょう。
月下は、本当はお父さんの再婚のことは知らなかったのです。
福原さんの涙がとても美しかったです。
まだ5話を観てない方は、是非とも『優しい嘘』の言葉に触れてみてください。
正直不動産の優しい嘘のお話でした
✏️今夜は第6話があります。
NHK総合にて5月10日(火)夜10時