こんにちは

まほろです

 

 

築95年の夫の実家をリフォームして

行ったり来たりの二拠点生活をしています

 

 

 

 

 

 

 ​相続した実家、どうする?

 

 

 

アラフィフ前後の世代の方で

相続した実家をどうしたものかと

迷っている方も多いと思います。

 

 

実家を相続したらどうするか。

活用法をまず、思いつく順に。

 

 

I、住む

 

家族で住む。

または、家族の誰かが住む。

家の用途としては一番有効な使い道ですよね。

ただし、場所や広さなどの条件が合えば、です。

 

 

2.貸す

 

住むことはできないけれど、売ることもできない場合、人に貸すことも選択肢に入ってきます。

貸している間は賃料も入ってきますし、人が住んでいる方が家も傷まないと言います。

 

 

3.売る

 

持っているだけでも固定資産税や最低限の光熱費がかかりますし、定期的に家や庭の手入れも必要になってきます。

売れば、その手間も含めて手放すことができます

 

 

 

 ​私たちの場合

 

 

住めなくはないけれど、

職場や学校から遠くなる。

かと言って手放すふんぎりがつかない。

 

そんな私たちが選んだのは、

住むでも貸すでも売るでもなく、

活用する、でした。

 

 

今までも月2回ほど家の手入れに通っていました。

 

これから実家をどうしようかと考えた時に、

 

どうするわけでもなく、ただ掃除と草むしりに通った10年を振り返って

 

それが今後も続くと考えたら

 

即答で、それはないな、と思えました。

 

 

だったらどうする?

 

とりあえず、という期間はとうに過ぎました。

本気で何かを変えたいと思ったのです。

 

 

無人の家でも、植木屋さんには定期的に入ってもらっていました。

庭だけきれいになって、家の中にくつろぎの場はない。

 

なんか、変だよね。

 

 

それに、このまま維持しても

子供達の負担にしかならないのでは?

 

息子や娘が、思い出のない家の処分に困るのも容易に想像できます。

 

 

だったら、せっかくならみんなで楽しめる場所にしよう。

今からでも子供達と思い出を作りたい。

 

いま50代だから、あと20年使えるように

みんなが集まってくる家になるように

リフォームしてみよう。

 

というわけで、

リフォームして活用する方向に動き始めたのです。

 

 

 

 

 

 

 活用するのは分かち合うこと

 

 

リフォームすると決めてからのこと。

 

ある日、井戸のそばのソファに座って、これからのことをぼーっと考えていました。

 

 

この家は、夫の先祖代々が暮らしていた家です。

 

先祖が遺してくれた家。

それを受け継いだ夫と、一応わたし。

 

 

何を受け継いだのか。

 

 

何をを突き詰めて考えていくと

 

それは、名義とか、土地や建物ではないと気づきました。

 

 

受け継いだもの。

それは、この家の空間だったのです。

 

 

だって、土地や建物ではなく

この空間を使って楽しい時間を過ごすわけですから。

 

 

じゃあその空間をどうする?

 

そこでどう過ごすのか考えてみてごらん

と課題を与えられたように感じました。

 

 

再び静かに考えて、フッと浮かんだ答えは

 

分かち合う

 

でした。

 

 

 

楽しい時間を分かち合う 

同じ空間にいる時を分かち合う

気持ちを分かち合う。 

 

 

家族と一緒に。

夫がこの家で一緒に育った妹たちと。

この家に関わりのある人たちと。

私たちに縁のある人たちと。

 

 

先祖から受け継いだ家は、

自分達のもののようでありながらも

自分達だけのものではない。

 

私たちは、今の時代に預かっている管理人のようなもの。

 

 

そう考えると、この分かち合うという考えが

これからの私たちのありようとして

一番しっくり来たのです。

 

 

 

 

今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます♪