こんにちは

まほろです



築95年の夫の実家をリフォームして

行ったり来たりの二拠点生活をしています




 古民家はアンティーク




今日は古民家とアンティーク家具のことを書こうと思います



と書いて、気づきました



古民家自体が、

アンティークなんじゃない?




ちょっとググってみました。



アンティークとは古美術や骨董品のこと。

古いもの、という意味もあるそうです



本場イギリスでは

アンティークとして重要視しているのは

「デザインの歴史を継承していること」

大量生産のものではない

ということなんだそう。



この実家の古民家も

日本の伝統建築として建てられ

「デザインの歴史を継承している」家ですし


大工さんが一本ごとに

太さや曲がり具合の違う木を

削ったり組んだりして作った

手作りの家。


大量生産ではありません。



ということは日本の古民家は、

家そのものがアンティークですね。





 イギリスの椅子



実はこの実家に

訳あってイギリスからはるばる渡ってきた

アンティークの椅子があるのです





19世紀のヨーロッパの教会の椅子。

日本に渡ってきて、

静岡県の結婚式場のチャペルで

使われていたものです。



2年前の春、

その結婚式場が閉鎖され、

建物は解体されることになりました。



私が習っているステンドグラスの先生が見に行かれ、

中には19世紀のイギリスやフランスのステンドグラスをはじめ、パイプオルガンなど沢山の貴重な品が残されていることがわかりました。



このまま建物ごと壊されることは何としても避けたいと、急遽、解体寸前になんとか運び出すことができたそうです。



その品々の引き取り手を探していると聞き、そのうちの椅子二脚を譲っていただくことになりました。



こんなご縁で我が家に来た椅子。

和風の家にもよく合います。


時代が近いからでしょうか、


アンティークという共通点が

和も洋も関係なく飛び越えて

元々そこにあったかのようです



古い木特有のツヤがあって、

なんだか優しい。

重厚感があって安心感もある。



我が家にたどり着くまで、

どれだけの人と出会ってきたんだろう。



まさに時空を超えた出会い


奇跡のよう‥です。





今日も最後までお読みいただき、

ありがとうございます



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