初めての縛り
私はおいしいレストランで気分がよくなってしまった。
話も尽きてご飯も食べてこのあとどうする・・・な雰囲気になってしまった。
私はこういうとき黙ってしまう。。
だってなんか恥ずかしいし、何を言えばいいのか分からないんだもん
しばらくお互い沈黙したあと
『じゃあ・・・出ようか・・・』
『はい・・そうですね。。。あっごちそうさまでした。』
『いえいえ^^』
私達はお店を出た。
新宿駅から少し歩いた所。
平日の夜だからかあんまり人がいない。
歩きながら話をした。
『真帆さん・・・僕の事どう?』
『いや・・・どうって・・・』
『もし君が嫌でなければ・・・僕は君を縛りたい』
『え・・・でも・・・・』
唐突すぎてビックリ!
縛るって??
ネット上によく出ているようなこと??
あぁ~~どうしよう。。。
私は縛られてみたい感情はすごくあったけど、自分からは決して言えなかった。
だから無言になってしまった。
縛られてみたいけど怖い。。これが正直な感情かな。
私が黙っていると、彼はホテル街へと入っていく。
無言でOKしたようなものだ。
ホテルでチェックインすると、部屋へ向かうエレベーターの中で45歳のおじ様は言葉遣いがさっきと違くなってくる。。
『こういうホテルにくるのは初めてか・・・?』
『・・・はい・・・』
ラブホテルなんて行ったことあるますよ(笑)
といいたい所だったけど、私がそう見えたならそのイメージでお願いしますって感じで私は頷いていた(笑)
そして私たちはホテルの部屋へ入っていった。