曖昧な風の色 混ざった境界線
世界の手触りに 戸惑う

今夜もまた
(渋滞でつまずいてる Taxi)
いつになっても闇はない
(柔軟に本音を目隠し)
もう二度と戻らない

そう忘れられるはずなどないけれど
どうにも見つからない あの日のまなざし

ひとり 東京の空に何処か慣れないまま
瞳閉じて けどなんとか立って
いつか 泣いて膝を抱え続けてたまま
幼い顔をして “何処か”で僕は生きてる

すれ違う人の目に 空は映ってなくて
遠くに来たのだと また知る

どうしてだろう
(喧騒に俯いてる Neighbor)
音ばかり響き合って
(後退も迷走も越えれば)
器用になれるかな

東京の空に何処か慣れないまま
瞳開けて けど浅く眠って
いつか 半端な朝に飲み込まれないように
なりたい顔をして “何時でも”多分生きてく

夜を連れてく窓
Oh 順路はなくて
たゆたう 時の狭間で

ひとり 東京の空に何処か慣れないまま
瞳閉じて けどなんとか立って
不意に 雑踏の中で懐かしい気持ちと
新しい明日が生まれて 笑った気がした