ミュージカル俳優・山口祐一郎さんのコンサートに行って
きました。タイトルは「Yuichiro & Friends ~ Singing!
Talking! Not Dancing!~」。長いサブタイトルに、思わず
笑ってしまったのは私だけではないはず・・。そうだよね、
「祐さん」not dancingだよねえ。
私が見た大阪公演のこの日のfriendsは大塚千弘さん、平方元基さん、
保坂知寿さん、吉野圭吾さん(五十音順)で、平方さんは初め
ましての俳優さんでした。ニューヨーク(?)の夜景が見える、
お洒落なクラブ風なセットに笑顔で登場した祐さん、最初のお歌は
小学校の校歌(四谷第三小学校だったかな?)。なぜ校歌?
その後、friendsが一曲ずつ歌い、四人で喋っては、また誰かが
歌い、何人かで歌いして、面白おかしく進行。お喋りは、若い
俳優さんたち(大塚さん、平方さん)が積極的で、大塚さんが
「徳島の実家に子供を預けてから、大阪にはバスで来ました!」と
言われると、場内が沸きました。
お歌の中には大好きなミュージカル「エリザベート」の「最後の
ダンス」と「愛と死の輪舞」も・・。もう、祐さんの「最後の~」
「愛と~」は生では聞けないと思っていたので感涙です。
「最後の~」は平方さん、吉野さんと三人で歌い、エグザイルの
回転ダンスを試みて、ウケました。
最後は五人で「翼をください」。カーテンコールは、祐さんだけで
「初めてのチュウ」。なぜ、この選曲。でも、ご愛嬌。昔、ファン
クラブに入っていた時のお茶会で、祐さんは「自分は役者なので、
コンサートやディナーショーはしない」とおっしゃっていたけれど、
あれから何年も経ち、考えが変わったのかしらん。
コンサート中、祐さんは何度か「もうすぐ古希ですから、コキコキ」と
言いながら、首を左右に振っていました。祐さんも、ファンも、年を
取りました。そんな温かい空気に包まれた劇場・・。近い席の方が
幕間に、祐さんが昨年中央大学を卒業した話をされていて、帰宅後に
検索すると大学のホームぺージに通信課程卒業生として紹介記事が・・。
舞台のことしか頭にないような、ちょっと、いや、かなり不思議ちゃんな
祐さんの、根っこの生真面目さが窺える記事で、コンサートが楽しかった
ことプラスで、嬉しい一日になりました。次回作の発表はまだ有りません
が、また、祐さんの舞台を見に行きたいです。当日のランチ、劇場近くの
フードコートで、神座のラーメン食べました。