こんばんは、mahoです。


大学の保健室のお仕事でした。


何回やってもドキドキするのは、救急車をお願いする時です。


例えば、てんかんの発作がなかなか治まらないときや、熱中症でタクシーでは無理そうなときとか。今のところ大怪我での救急搬送はないのですが。


大学保健室に勤務するようになって、思っていた以上に数多く対応させていただくのが、てんかん発作です。その学生さんのいつもの感じがわかる場合はまだいいのですが、数年ぶりで入学して初めて起こされた発作の場合などは、こちらも情報が少ない中での対応になるので緊張します。


今日は、急に動悸がするとのことで来室された留学生。見るなり全身真っ白、冷や汗で肌はじっとり、意識レベルはかろうじてクリア。バイタルを測ると、心拍180ベースガーンマジか、と血圧を測ろうとしても自動血圧計では測れず、触診で収縮期血圧が80。安静にしていただいても変わらず。


日本語とカタコト英語で必死にお聞きしても、既往歴も内服もなし。脱水でもない。発作性上室性頻拍?甲状腺関係?と思いはするものの、心電図モニターもないし、肉眼的に所見は認めず。


救急車要請…にしては、意識も保てていているし…でもこの先意識を失うこともありうる…と、脳内でぐるぐる考えつつ、サマリーというか受診先へお渡しする書類の準備とか、担当の教員さんへの連絡とか、色々している間に、「なんか、ドキドキしなくなってきました。もう苦しくないです」と言われ、再度バイタルを測ると、全て正常値内でした。


結局、救急搬送とはならずに、近医へ受診していただくことになりました。

 

ドクターがいない場で、限られた設備の中、何でも自分で判断する、それは当たり前のことですが、命がかかっていると思うと、毎回めちゃくちゃドキドキします。


そんな間にもカッターで指を切ってしまった学生さんがいらしたり、コロナやインフル罹患についてのお問い合わせが重なり、時間が一瞬に過ぎて、ハッと気づいたら終業時間でした。


大事に至らずよかったな〜。(でも原因不明だと今後もまた起こるかもしれないので、注意しておかなくては💦)


頼りになる先輩とペアだったこともラッキーでしたウインク


今日もお読みくださりありがとうございます。