デルクラル神話②エリカと精霊王キリル4エリカの不思議な旅  | kabanai00maxのブログ

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僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
宜しくお願い致します。
《天空を書ける、大いなる風より》

マクラネ三姉妹(地獄蜘蛛)

「地獄や煉獄に於ける罪人たちの運命は 
 オヴィれクス(おブス)ドーレウス(どブス)
 デヴィドール(でブス)のマクラギ三姉妹が
  三角亭(さんがくてい)と言う場所でそれぞれが
  お尻から出した マクラ糸を引き合いそのバランスで
  罪びとたちの刑が決められると言う」


 デルクラル神話②エリカと精霊王キリル4エリカの不思議な旅 
〇地獄世界МGra(マグア)
  そこは地獄蜘蛛マクラネが巣食う地獄世界だった
N「ダンスパーティー中に突然 等の髑髏の紳士によって
 連れ去られたエリカは まるで蜘蛛が嘆いている
 ような世界に出る」

ドクロ紳士「ようこそ地獄世界へ」
エリカ「えっ 地獄世界って空にあるの」
ドクロ紳士「この空間は天使だったルシファー様が
 地獄に落ちた時に生まれました 妖精王殿」

下半身は 下級の人間や獣たちに年中犯され、絶えず子蜘蛛達を排出している

 


キリル「チッやはり気づいてたのか、まぁそれは今は置いといて
  あの巨大な蜘蛛のようなものは何だい」
ドクロ紳士「あれですか、あれはかつての大神アテナ
 (ミネルヴァ)の成れの果てです」
   ダンダロの森で海神ネプチューン(ポセイドンが)メデユーサー
    を襲って 彼に好意を持っていた 森の管理者のアテナが
   「神は裁けないから」とか入って ゴルゴン三姉妹事
    怪物に変えて 追放した罰を受け 醜い蜘蛛の怪物と
    なって 永遠に苦しんでいた
エリカ「なるほど、神だって悪い事したら ちゃんと罰を
  受けるのね」
ドクロ紳士「当たり前です、さああの中に突入しますヨ」
エリカ、キリル「えぇええっ」
  蜘蛛の口の中から 内部にとつにゅうする三人

Ⅰ荒野の巣老鬼(すろおに)
◯業矢(こうや) 最初の業
 第一の業 不義密通 管理者 那裸苦(ナラク)
  ドクロ紳士に連れられた二人は 地獄圏を抜けるのだが
  その最中に 地獄霊たちの怨念や思念をたっぷり
  味あうのだった
 エリカ「ウっ,吐きそう」
 キリル「・・もう僕の頭に履いちゃってますけど」
 エリカ「あっ、ごめん」
   そんなこんなで最初の門を潜る

  最初の業の手前では スリコギと言う青いウサギ、いや鬼が

  人間たちを煮え立った窯で煮込んで ザーメンを作っていた

スリコギ「美味しくなあれ おいしくなあれ、萌え萌えキュン

  もいるか」

人間「ひええええ、んなもん いるかーあ」

スリコギ「安心しろ、お前は栄養たっぴりの死汚(しお)ザーメン

 にしてやろう」

人間「そんな馬鹿なぁ ただマンションで女性を襲っただけのに

  なんでだー」

  罪の重い霊たちは 残骸の刃によって細かく切り刻まれ

  ザーメンの具にされるのである 、かつて他人に罪を着せ

  豪勢な暮らしをした者たちも今は・・夢の後であった
◯第一の業 不義密通 管理者 那裸苦(ナラク)
  垢の門を通ると、そこは 荒野のようだった


エリカ「うーん 何か変な人たちがいる、あの人達
 何をしてるの」
ドクロ紳士「彼らは罰を受けているんですよ」
  障泥(あおり)死徒(しっと)誘来(いざき)誘魅(いさみ)
  と言った業を管理する 四獣鬼達が見守る中
   罪人達は罪びとの木と言う大きなの木の周囲を、罪の重さによって

   異なる、重い鎧と手枷足かせを付けて前後に巣老鬼(すろおに)

   と言う子鬼に先導され針の無視 と言う害虫だらけの《焼却の森》

   を長時間歩かされる やがて「この橋渡るべからず」と書かれた
   《邪道(じゃどう)一直線橋》にたどり着き 彼らは真ん中を
   歩かされるも 鎧の重さで崖下に真っ逆さまに落ち、それを
   待ち受けた ナラクーラと言う大ナメクジが大きな口を開けて
   待っていて ネバネバ糸で身動きがとれないまま体内で焼却
   される そう言った行為が壊れたテープレコーダーの様に
   永遠に繰り返される。
エリカ「まっ、まるで地獄みたい」
ドクロ紳士「だから地獄ですが」
   上空には 右目 左目 右足 左足 顔 首 右胸 左胸
   右足 左足 腰 お尻 等がパズルのように散りばめられ
   た巨人がパーツごとに封印されていた
ドクロ紳士「あれはかつて聖王(ラウドネス)に加担した巨魔神♀
 アンモータイと言うスノーウーマンを封じ込めたパズル球です
   それぞれのパーツは皆意思を持ち それぞれ責任の
   擦り付け 悪口雑言の言い合いで もはや1つに
   集まるのは困難な状況だった
エリカ「へーえ、手や足や胸やお尻までがみんな意思を
 持つなんて 何か 大変そう」
 ヒュー
N「エリカたち 次の業、黄金に輝くカマール宮殿に

 入っていくのだった」