デルクラル・神話☆①オルディナス伝記2天地創造 | kabanai00maxのブログ

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僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
宜しくお願い致します。
《天空を書ける、大いなる風より》

妖精神
「オルディナスが自らの細胞から生み出した 妖精神で
 妖精神の長ヤナーホイ 弟で精霊神アルモア 獣王ナムディア
 人造人間(オートマタ)アンドーラ(迷宮に住む地球の監視者)

 昆虫王アルミラ 妖精王キリル ドライアド アニータ・レイ

 の7柱で構成されている」


【仙人達が住む理想郷を追われたオルディナスは、数千年間
   白き宇宙を放浪した後、その罪を許され創造の力を得る】

デルクラル・神話☆伝記2オルディナスの天地創造
  ガガガガ・ガーン
  ある時 白い空間に漂っていた靄(混沌)は異常に輝いた

  かと思った瞬間、何もない空間がパリーンと音を立てて割れ 

  その中から三面の顔に一二枚の鷲の翼にトカゲのしっぽ持った

  美と創生の女神 オルディーナス(総称)がオーラ(霊光)を

  放ちながら現れ、同時に白い宇宙が蒼く染まる
オルディナス「星よ全ての生命よ、息吹きなさい」
  そう言って腰に括り付けた革袋から《生命の実》を一掴みし周囲に
  ばら撒いた すると立ち所に多くの星々が輝き始める、その中心に
地球《MAO》を置き 神々の実験惑星とすることにした。
◯創造の手順
1光(太陽)の誕生

オルディナスは最初に出来た暗い崖の上に滅亡したヴィライアンから
 若きラマオを召喚する
ラマオ「はッ、ここは何処だ 何故若返ってるんだ」
オルディナス「あなたをこの世界に転生(召喚)されたのは私です
  この地をあなたに委ねます」
ラマオ「ハーァ?委ねると言われても こう暗くては何も出来ません
  お願いです神様・どうか光をください」
  と女神に訴えた、するとオルディナスが指先から放った光から太陽霊神ラード

 (フェリアス)が二本角の馬と鹿の引く《ウライオット》と言う火の馬車を操って

  現れ、地上を明るく照らした
「おおー光だ、神様ありがとうございます」
2、大地の誕生
  次にラマオは「こう狭くては何も出来ません、お願いです土地を
  もっと広げてくださるとありがたいんですが」
   と、訴えたすると大地の精霊神《ドライアド》ラホメル・モァーラ
   が現れ見る間に 大地を切り開き ルイス(東風)ナンナ(南風)
   ミレ(ロズマリナ西風)エリス(北風)の子供達を生み出し
    自然が生まれ、木や水 祠などあらゆるものに精霊が宿る
3人間の誕生
 「おおっ神よ ありがとうございます ですが世界は私一人では
  成り立ちません」
    と、訴えた 女神は最初 妖精神の一人アニー・レイを呼び寄せラマオの

    伴侶としたが 両者の間に生まれたのは 悪霊や魍魎といった化け物

   ばかりだったので アニーターを荊の国に追放し、今度は長命族であるラマオの

   骨格を原型にトウモロコシと水を4-6の割合で捏ね合わせ
    エヴァ(イブナ)(女性)を作った そして無事に生まれた子孫たちに
 「これからも生命の実ではなく人と人の営みで子孫(なかま)を増やしていきなさい」
  と、告げた
  ラマオは「神よありがとうございます」
    天に向かって大声で感謝したのだった


 4その他の動物の誕生
オルディナスは他にも 鳥 猫 犬 ワニ 狸 狐
   像 コウロギ ネズミ 豚 フンコロガシ 嘘つきカモメ 
   マエナシ・ウシロナシ  デルモ・グルス(大蜘蛛)などの動物達も作り

  人間たちの友にし、人間界(地球)の監視者をアンドーラ(ファンドーラ)

  と言う人造人間/オートマタ(自動人形)に委ねたのだった