イサムのおみやさん 一話 何故少女は殺されたのか(2)ストーカー殺人? | kabanai00maxのブログ

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kabanai改め、kabanai00maxです
僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
宜しくお願い致します。
《天空を書ける、大いなる風より》

〇主題歌

アイドル年代記200X 詩:kabanai
一番
想いを込めて 握りしめた左手を
放ちながら 切り裂け
未来への絆 ムーンライト・パワー
  ザワメキ ザワメキ
   ザワメキ ザワメキ
     ユラユラー
     ドカ~ン
風の街、吹き抜ける風心が現れる
あの頃は活きることで周りが見えてなかった
時は金なりって良くゆうけれど
私たちに言わせりゃ、周り全部が敵だった
*育ったムクドリが羽ばたくように
 あたしたちはいつまでも何もできない子供じゃない

 「なんてね」ウインク
後悔するように 模索する人生
新しい自分を探す旅は
これから始まるんだ さあ前を向いて
飛び立ちの時、キ・タ・リィ
二番
周り全部的だよって教え込まれた
納得いかない事でも笑って許し
見て身に振りをしろ
それが出来ないやつは切り捨てろ
そう教わったんだ
 ザワメキ ザワメキ
   ザワメキ ザワメキ
 アメフリ アメフリ
   トドロキ キィキィキィキィ
  ワッシャッシャー
  カモーン
〇ラップ
ターゲットは右(ミギッミギッ)
まずは左に受け流せ(ガセッガセッ)
チャンスとあらばトドメをさしな
タメラッタ方が 干される

「悲しいぜー嘘だぴょーん」
*もしだめだと分かったら
胸をモミながらお尻を突き出し
お口ちゅるちゅるいらっしゃいで
枕で乗り切れー
それが出来たとき 君たちは
アイドル・サイボーグにナ・レ・ルゥ

70年代 80年代を得て90年代 
2000年代と続いてきた
アイドルと言う文化は
大陸が飛び交う 未来世界では
闘うためのマシン に生まれ変わる
(チェンジー)
一見進化したようだけど
思想ややってることは 昭和とオ・ナ・ジ
 光と影 善と悪 ホントと嘘を使い分けながら
 枕を切り札に走り続ける私たち
 至上のアイドル年代記 
       MAX・energで

「よっしゃあ」
 

一話 何故少女は殺されたのか

(2)ストーカー殺人?
N「事件は今から七年前、吉成塾のマンション内で起こった
 当時新潟でファンイベントに参加していた桜真帆は
 帰宅後、自分の部屋に入ろうとした所 それを待ち受けた
 二人組の男性に顔を掴むなどの事件が起こった
 幸いその後犯人は不起訴になったことで、事件は終わった
 かように思えたが、なんとその後真帆さんの首を絞められ
 た遺体が発見されたからだ」

〇吉成塾マンション前
同・車内の中
さゆり「それって普通に考えたら やっぱり男たちの
 犯行」
イサム「もちろん俺たちはそれも視野に入れて捜査を教わった
 特に一人娘を殺された刈谷巡査長の怒りは相当のモノだった」
さゆり「刈谷って言うと」
〇回想
刈谷「おいっス」
〇戻る
さゆり「刈谷ってあのおいっスの刈谷さん」
イサム「そう、その刈谷さん 彼は瞬く間に2人組の男性の居所を
 見つけ出した」
〇回想
 パーン
   刈谷の拳で、吹っ飛ぶ北川
刈谷「北川ぁ貴様がやったんだな、答えろ」
   鬼の形相で北側に迫る刈谷
イサム「まあまあ長さん、落ち着いて」
〇戻る
さゆり「でっやっぱり犯人だったんですか」
イサム「そうなればよかったんだけど、残念ながら彼にはアリバイ
 があったんだ」
さゆり「アリバイって」
イサム「えー、あーぁ ウーう」
さゆり「それ昔の政治家の真似かなんかですか?」
イサム「いやそうじゃない、そうじゃないんだが」
さゆり「じゃあハッキリおっしゃってください」
イサム「あのーさゆりさん、どうしても理由聞きたい」
さゆり「もちろんです、何よ話したくないわけ」
   しばらく煙草を付加した、イサムが仕方なく理由を
  話す
イサム「えー実は彼らは両性だったんだ」
さゆり「えー堕天使だったのぉ」
イサム「いやそうじゃなくて その あれだ」
さゆり「あれって何よ、もーうハッキリ言ってよ」
イサム「では言うけど 彼らは男も女も両方 ОK
 だったんだ」
さゆり「両方・・・って言うと つまり」
イサム「少女が殺害された日 北川は自分のマンションで
   女性の下着姿の笠井と・・・ナニし合ってたんだ」💓
さゆり「へっ、と言うと つまり おかま」
イサム「まぁ、似たようなもんだ」
さゆり「ギぇーェぇ」
  その光景を想像し、そのあまりにも悍ましさに悲鳴を
  上げるさゆり・・・
イサム「イッタか?」
さゆり「イカナイワヨ」
  嗚咽を漏らしながら 強がるさゆり
〇マンションから車で10分位
   行ったところにあるお墓の前
   刈谷巡査長が、亡くなった娘真帆のお墓に花を
   添え、祈っている
刈谷「真帆 何から話していいかわからないけど、お前を俺を
 許してはくれないだろうな」
   そう話しながら祈る刈谷、そのお墓には永遠の友情、りこ」
   と書かれてある長いスカーフが巻かれていて
    水差しの付近にはスピーカーらしきものが置かれていた


〇吉成マンションの前
さゆり「じゃあ 結局犯人は誰だったんですか?」
イサム「私たちは大切な娘さんを失った仲間のために
 シャカリキになって、捜査していた
 そう、シャカリキになりすぎて見えるものまで 見えなく
 なっていたんだ」
さゆり「それは、…もしかして」
イサム「次の場所に、その答えがあります」
  そう言って、車を降りる、イサムとさゆり」
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次回(3)事件の真実