BAD-呪われし仮面ー 第二話「魔女サイレーン・前編」 | kabanai00maxのブログ

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《天空を書ける、大いなる風より》

BAD-呪われし仮面ー 第二話「魔女サイレーン・前編」
〇前回の展開
  ナキルの首都サンドラ王国で行われた パフォーマンス
  じゃんけん大会を何とか勝利した チャンフ―イサムは
  王の息子であるユリウス王子と共に貿易船マークン号で
  西にあるとネプチューン王が納める広大な国アトランティス
  の海底に眠ると言う神秘の宝を目指して出航することになった
同・マークン号の上
  イサムとユリウス王は船の操縦を端末機であるオートマタ
  SAYURIと幼馴染のケリイー♀(18)に任せ、二人で
  盤の上で勝負の続きをしている
チャンフ―イサム「これでどうだぁ」
パチーン
ユリウス「何の王手」
パチーン
チャンフ―イサム「ムムムムム、なかなかてっごわい」
ケリィー「もーう二人ともちょっとは手伝いなさいよ」
チャンフ―イサム「ああーそっちは任せた任せた」
   そう言ってオセロゲームを続けるイサムとユリウスだった
〇回想 首都サンドラ パフォーマンスじゃんけん大会
 山里「東ぃ、チャンピオンユリウス」
  戦国武者の括弧をした司会の山里が紹介する
ユリウス「ハぁ ハア テェェイ」
  得意の剣で舞のパフォーマンスをするユリウス王子
 山里「続いて西ぃ、挑戦者イサム―」


チャンフ―イサム
  「お前たちの目の前に無敵の人がいる 菜園の使者の
   俺がいる 強い酒を浴びれば そこは立ちどころに
   ナンパ場となる すべて性なんだよー
          チャンフ―イサム🎵」
  クンフーのパフォーマンスで対抗するイサム
山里「両者見合って見合って見合ってーGOー」
  ・・・しかし試合は決勝戦にふさわしく実に70回引き分け
  と言う記録と共に かろうじてイサムが勝利したのだった
山里「勝負あり、勝者チャンフーイサム」
  うわああああ
 「ぜいぜいぜい・・・まさかじゃんけんでこれほど消耗
  するとは ハぁハぁハァ」
  勝者したイサムもユリウス王子もグロッキー状態だった
〇サンドラ王との夕食会
  十分休憩を取ったのち 二人は王の夕食会にまれ涸れた
 長いテーブルにはサンドラの王梵天と王女カツサンド
 とイサム、ユリウスの四人がいた しばらくするとモモ
 と言う鷹を方に乗せた カニタマと言う25歳くらいの
 ボーイが夕食を運んできた
チャンフーイサム「おおー食事か待ってた待ってた」
 そこにはこの辺の名物である タコ ガングと言いう
 大タコの塩漬けがメインの様であった
カツサンド王女「二人とも食べながらでいいので聞いてください
 西にネプチューン王が納める広大な国アトランティスがあります
  その深海に眠ると言うオリハルコンの庵と言う 海賊キャプテン
  スカルが残したとされる宝を探し出してほしいのです」
チャンフーイサム「ハァあ?お宝ですか 何故私に ここに
 は大勢の家臣たちがいるのでは」
カツサンド王女「予言があったのです」
  実は梵天王の娘カツサンドは予言の巫女であった
〇戻る
チャンフーイサム「と 言うわけで旅に出ちゃったけど
 大丈夫なのかなぁ」
 ラララ―ラララ🎵
ケリィー「ねえ船長、さっきから歌が聞こえてこない?」
チャンフーイサム「おーい船長だってよ  って俺かぁ」
SAYURI「キャプテン冗談は顔だけにして 何かの信号の
 様なものが」
 ズズズ―
ケリィー「うわーあああ何か舵がに引っ張らせる」
SAYURI「こっこの力は」
  船は突然 謎の歌に引かれるのであった

     中編に続く

〇怪物辞典

セイレーン/サイレン(Σειρήν, Seirḗn)ギリシア神話 
 美し歌声で旅人たちを誘い 食ってしまう怪物

 人魚のような姿をしていて 男性には絶世の美女

 女性にはたくましい男性の姿に見える

 サイレンの語源となった海の魔女

 なお人魚と言うのはマーメイドだけで

 セイレーンはそれを真似た怪物、トリトン族

(ポセイドンの末後)は下半身が貝殻やヒレなどが

 ついていて男性人魚と呼ばれているが 神である

ロ―レライは伝説の人魚的に扱われているが それは

 後の小説であり 神話には存在しない

またキガンデス(巨人族)とポセイドンの血を引いて

生まれたパンアーケス人たちがスケリア(現在のコルク島)

 に住んでいてこれが ナウシカアの祖先であり彼女も

 神としての資格を有しているトリトンとは親戚にあたる

 

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旅立ちの歌 詩:Kabanai
ラララララ―海は歌うよ
 イルカに乗って旅をしながら
  培った物を生かしながら
 風に乗って 波に乗って さあ新しい世界へ旅立とうよ
 心が躍る冒険の日々が 悲しい事も悩んだことも
 全部忘れさせてくれるだろうォ
 おおお おおお
 今こそ旅立つとき 何もいらない大切なのは
 勇気だけさあー
 ローレラーイ