章太郎のファンタジーワールドジュン | kabanai00maxのブログ

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kabanai改め、kabanai00maxです
僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
宜しくお願い致します。
《天空を書ける、大いなる風より》

大恐竜時代のテーマ 夢のララバイ 堀江美都子

 

章太郎のファンタジーワールドジュン 
石ノ森章太郎は、1967(昭和42)年に手塚治虫が発行した
COMと言う雑誌に連載を頼まれましたがたくさんの連載を
抱えていた彼は 短編として実験作 ファンタジーワールド
ジュンを 連載しました、この作品は漫画と言うより
セリフもほとんどなく 幻想的なコマで ストーリーらしき
 物もないポエムのような イメージの作品でした だが
 これを見た 手塚治虫は「セリフが無い漫画はマンガ
 じゃないと 怒り その言葉を受けた章太郎はやむなく
 連載を終わりにした、ところがその晩手塚治虫が 当時
 住んでいたトキワ荘に現れ「申し訳なかった」と謝罪した
 石ノ森の才能に嫉妬していたと そんなことがあって
 この作品は69年まで連載が続き 代表作の一つとなった

このジュンを主人公にして54年にアニメスペシャルと
 して放映されたのが 大恐竜時代です。

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〇アニメスペシャル大恐竜時代

石ノ森章太郎 原作 脚本 構成

     ジュン(ケンちゃん)レミ(堀江美都子)

「人間はその昔 エンパシー(共感能力)をもっていた、だが

 機械を使うようになってその能力は失われていった

 環境に適応する知恵を持たなかったゆえに滅んだ恐竜たち

 人類文明もまた 巨大になりすぎた文明に警告する

 石ノ森章太郎の問題作」