第3話 君はコスプレセブンの奇跡を見たか?6人類の進むべき未来(完) | kabanai00maxのブログ

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僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
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《天空を書ける、大いなる風より》

第3話 君はコスプレセブンの奇跡を見たか?6人類の進むべき未来(完)
〇RIVER内
敦子「良太さんやったよ」
   涙を流し矢を抜こうとするが、矢はペンダントで
   止まっていて直ぐに目を覚ます山里
敦子「りょ、良太さん」
   戸惑い気味に言う敦子
山里「あっ、あれっそうかおばあちゃんの形見のペンダントが守ってくれたのか」
敦子「よっ、良かった」
   涙を拭う敦子
真夏「とにかく終わったな」
   そこに、真夏が現れる
山里「真夏チーフ」
敦子「いえまだよ」
   RIVERのゼノン砲をピンポイントで地上のマグロ星人
   にあわせる敦子
敦子「いくわよ、ゼノン砲発射ぁ」
〇秋葉原 
マグロ「何故だ、何ゆえおまえたちは地球人 
 を守るのだ、人間は誰一人味方しなかったではないか」
ルビー「人は誰も弱虫なんだよ、でもほんの少しの勇気さえあれば変われるん
 だって私は思うんだ」
ユリシーズ「優子も、そう信じてる」
   そのときRIVERからゼノン砲がマグロ星人に放たれる
  『ババババババー』


マグロ「人間を信じているだと、ふっふ甘いなわしは人間は しん・ じ・ぬ ぞ・・」
   そう言いながら溶けていくマグロ星人
〇RIVER内
敦子「やったーあ、良太さんだーい好き」
   あからさまに山里に飛びつく敦子
山里「しっ、しあわせ」
   照れまくる山里
〇秋葉原
ルビー「それじゃー勝利のポーズいっとこ」
ユリシーズ「そうだね」
N『2人はいつものように尻をパンパンパンと叩いた、でもその時
 沢山の人たちが後ろを向きパンパンパンと返したのだった
 それは人々の 何よりの感謝の印であっった

野上「俺たち今まで、自分の事しか考えられなくなってたんだ
 世の中は大体そんな もんだしそれが普通だと思っていた」
あゆみ「でも、これからは違います 何事も誠意を持って行えば
 通じるって、あなたたち2人が教えてくれたから、コスプレ仮面
 ありがとう」
  タケルとあゆみが人々を代表して話す
野上、あゆみ「コスプレ仮面ありがとう」
人々『コスプレ仮面ありがとう』
   全員の感謝の声が周囲に木霊する
ルビー、ユリシーズ「みんなー」
   その後コスプレ仮面と人達とのパンパンの応酬が、しばらく続いた
本能「素晴らしい光景ですね」
村雨「ああ、我々人間と彼ら宇宙人達との
 理屈を超えた交流が始まるかもしれん」
   『ピコンピコンピコン』
   コスプレタイマーの鳴る音
ルビー「ショワッチュ」
ユリシーズ「ショワッチュ」
   大空に飛び立つ、二人
小春「ちゃハ また失敗かぁ、使えない奴(キュルルル・ピーピー)
 あっまたお腹が・・・」
   ビルの影から見つめる小春
〇数日後
〇ASK本部  午後6時
   本能が辺りをキョロキョロしながら部屋に入ってくる
本能「ともちん、例の書類どこいったか知らないか ん、他のみんなは」
ともみ「医務室よ、私もこれから行くところだけど」
本能「むっ、医務室 そうか」
   医務室に向かう本能とともみドアの前には山寺、真理子、
   みなみ、優子の4人がいた
同・医務室 ドアの前
本能「みんな様子はどうだ」
山寺「しー今いい所だから黙って」
同・室内
   ベッドに横になったエリカに、一文字が話しかける
一文字「エリ」
エリカ「なあに、弥樹さま」
一文字「・俺が守ってやる、これからもどんな時でも 俺がエリを守ってやる」
エリカ「・うれしー弥樹ちゃん、その言葉 ・・ずっと待ってた」
〇外(ドアの前)
山寺「よし、ここで愛のテーマーだ」
   MDをプレーヤーに入れる山寺
   『ジャン・ジャ カ・ジャーン』
   部屋中に、結婚式のテーマーが流れる
真理子「あっ、やまちゃんのばか それはちょっと早いよ」
山寺「いけない、間違えたこっちだ」
   MDを入れなおす山寺
〇室内
エリカ「この音楽は確か、ある愛の唄のテーマだわ」
一文字「エリ」

同・再びドアの前


真理子「いまだ弥樹ちゃんブチュと行けもう何やってるの
 じれったいなあこうするんだよ、こう」
   身振り手振りで興奮する真理子
みなみ「あのぉ、真理子さん聞こえるよ」
真理子「しー(すい)ません」
N『愛を育む2人、そして それを応援する仲間達だった』