ハズラト・ニザームディーン駅には17時頃に戻って来た
そもそも何故この駅に用事があるかというと
この夜に出発する夜行列車に乗るため
ニューデリーエリアで最も大きい駅はニューデリー駅だけど
ここハズラト・ニザームディーン駅も
南部方面に行く一部の列車の始発駅
18時ちょっと前に夕食を食べに
駅を横断してフマユーン廟がある側とは逆側に行った
というのも
荷物預けはそちら側にあるんだけど
預けに行ったとき
駅に入場してくる乗客の数が全然多かった
きっと何かあると思って行ってみた
駅舎はフマユーン廟側と比べてこじんまりした感じだったけど
駅前には安食堂が並び
安ホテルも多数あった
屋台も並び
その先に南部方面のバス発着所の
サラーイ・カレ・カーン・バススタンドがあった
安食堂の中から
こちらの食堂を選び
ターリーRs70(約120円)
食後に駅の荷物預けに行って
荷物を受け取り
預け賃Rs30(約50円)を支払う
ベンチに座って時間を待っているときに
鼻をかんだら
真っ黒!
数回かんでから
顔も洗いたくなって
近くの水道で洗った
19時過ぎにホームに行くと
大きな荷物を持ったインド人でホームはいっぱい
私が行くのは観光地だから
ホームを間違えたかと思ったけど
案内表示もあっている
列車がホームに入線するアナウンスがあり
ホームを歩いていると
カジュラホー行きはもっと先だよと教えてくれた
人でいっぱいだったのは
途中で切り離す2等座席エリアでした
カジュラホー行き
ちなみにこの車両は3段寝台(SL)
エアコンなしなので窓を開けたいところだけど
インドの列車は窓に鉄格子が入ってます
私が乗ったのはAC3段寝台(3A)
窓は開かないけど
鉄格子も入っていない
20:10の定刻を数分回って
列車は出発
3段ベットなので
ベットを使用しないときは
6人が向かい合わせに座ることになるけど
ハズラト・ニザームディーン駅からは4人だった
一人旅の男性と中高年夫婦
夫婦は同じ車両に知り合いを見つけ
2人分空いているスペースに座らせ話してる
一人旅の男性も私と同じカジュラホーまで行くと言う
インドはどう?って聞くので
デリーは空気も汚れているし
嘘つきも多いから
今のところまあまあだと答えると
空気は悪いよな
騙すやつも多いしと
私がどこの出身と尋ねたら
デリー(!)
あっ悪いって謝ったら
よくみんな言っているよって
私は食事してから乗車したけど
他の人はタッパに入れて持ち込んでいた
皆の食事が終わり
頃合いを見て私が
そろそろ寝ましょうと言って
ベットの中段を作る
下段の背もたれが中段になる
私は下段でした
ちなみに縦方向席は2段式です
少し経つとアグラー・カント駅に着いて
空いていたベットも埋まった
でも途中駅での乗降客がとにかくうるさい
明かりもつけ大きい声で話もする
切り離し駅で多くの乗客が降り
進行方向も変わり
また深い眠りについていると
一人旅の男性が起こしてくれた
カジュラホーに着いたよ
6時20分定刻通り
私は失礼ながら2時間は遅れると思っていた
男性と別れの挨拶をして
カジュラホー駅1番ホームに到着
駅を出るとトゥクトゥクの運転手がいっぱい
一人に聞くとRs200でカジュラホーまでと言う
カジュラホー駅はカジュラホーの村まで
9kmも離れているので
まあ妥当かなと思い
その運転手のに乗る
まだ暗いカジュラホー駅を出発
少し走ると明るくなってきた
そして右手が空港だよと運転手
駅よりも空港の方が近いのかよ
ガタガタの道を進むこと20分ぐらいで
カジュラホー村中心に到着
ホテルに行ってもらうと
音が聞こえたのかお出迎え
運転手に運賃を支払い
明朝も送迎の約束をして別れる
部屋も使って休んでくださいとホテル
マーブル・パレス1泊Rs998(約1700円)
そしてレンタル・サイクルも頼む
バイクかガイド付きの方がいいですよと言うけど
私は自転車で巡りたかった
つづく