10月9日
ゆっくりと起床
シャワーを浴びて
その後に
アルメニアから帰って来た時にも宿泊予定だった
滞在中のこの宿Sleep & Stayの予約を取り消す
そして新たに旧市街の宿に予約を入れた
前日の締め出しが決定的でしたが
宿から近い劇場も公演がないので
11時にチェックアウト
いつもは荷物を預かってもらうけど
また締められたら敵わないので
全部持って行く
議事堂はラスタベリ通り沿いにあります
K.アブハズィ通りを前日に歩いていて
店の看板メニューの写真が
ジョージア名物料理とわかったので行くことに決めた
マチャヘラ(Machakhela)で昼飯(兼朝飯)
まずはビール
ジョージアのビールKasrisは4.9ラリ(約250円)
やはりジョッキがぬるい
ビールもキレがないかな
ちなみにお店のジョージアのビールの中で
これが一番高いです(といっても0.5ラリだけだけど)
ジョージアの名物料理
英語のメニューでは
チーズパイと書いてあるけど
パイではなくパンです
これはサイズが何種類かあって
私が食べたのはMサイズ8ラリ(約400円)
パンが美味しい
もっちりして
外はカリッとして
どんどん食べる
でも完食したけど
やはりチーズと卵では重いね
他にも野菜のや肉のもありました
食後はゆっくりと
トビリシ駅方面に向けて北上
ルージ礼拝堂(Lurji=青)と玉ねぎ頭のロシア正教の教会
ちょっと休憩に
ラスタベリ駅横のお世話になっているマックで
コーラM2.7ラリ(約140円)
ベジタブルサラダ5.8ラリ(約290円)
サラダは日本のより大きい
苦手のトマト大きいよ
そしてドレッシングはなく
塩を渡された
マックでアルメニア入国について調べ
またゆっくりと駅に向かう
トビリシ駅プラットフォームの2番と3番に降りる階段の上から
ちなみに1番線は一つ下の階から入ります
後で判ったのですが
停車している客車に乗りました
電光掲示板
エレバン行の列車371
あと2時間
駅で写真でも撮ろうと思っていたのですが
写真撮影は禁止でした
入場のアナウンスを待ちます
20時にアナウンス
暗いプラットフォームに降りると
係員が懐中電灯片手にチェック
客車3両編成の先頭が
私の乗る3等車でした
最初から布団が敷いてあったけど
布団の下が座席
座席を上げると荷物置き場
枕と布団は上に積んであります
上下段二段で4人の開放寝台ですが
どこも下段しか使わないぐらい空いていました
乗客は日本人が私の他に1名
スペイン人とセルビア人が一人ずつ
イラン人が3人で
あとはアルメニア人とジョージア人でした
私はイラン人のおじいさんとのコンパートメント
彼は英語は少し話せるけど読めないので
アルメニア入国のためのビザ用紙は
書き方を教えてあげた
20時20分定刻に出発
かなり上下に揺れる感じ
エアーサスではなくバネサスみたい
このくらいの揺れなら眠れるけど
とにかく寒い
地元のジョージアの人たちも言っている
3等車の車掌さんから毛布をもらうけど
まだ寒い
上着を着たまま寝る
22時を少し過ぎたころ
ジョージアの出国手続き
国境審査官の警察官にパスポートを渡す
ここで少し待っていると
審査官がイラン人のおじいさんの所にやって来て
罰金を払えと言っている
どうやらおじいさん
パスポートを新しくした時に
商用ビザがある前のパスポートを失くしてしまったらしい
かなりの金額の罰金を請求されたおじいさん
懸命の弁明
いろいろな書類を提示し
審査官も入国記録などを調べたみたいで
おじいさん罰金を支払わずに済みました
おそらく停車予定時刻ちょうどぐらいに
その騒動が収まり
列車は再び動き出す
30分ほど走ってから停車
アルメニア入国審査です
ビザが必要な人は列車を降りて申請所に
列車内で書いた申請書に写真欄があるけど
写真は必要ないです
イラン人のおじいさんが最初で
次は私
2等車にも日本人の女性の方がいて
料金を聞いたらジョージアラリを換算した1.5倍の米ドルでした
私の番になってアルメニアの通貨はないので
米ドル払いは受け付けるか聞く
10ドル
アルメニアの審査官は言う
夕方にマックで調べた日本の在アルメニア大使館では7ドルって書いてあった
アルメニアの通貨ドラムで3000ドラムは
日本円だと750円
一応8ドル持っていた私は
8ドルしかないんですが・・・
と言うと審査官は
初めは10ドルと曲げなかったけど
もうそれでいいと8ドル受け取った
あとで聞くと
イラン人のおじいさんは10ドル支払い
日本人女性は8ドルでした
そして同じ3等車にいたスペイン人は
アルメニアのビザは不要
いいな~
まぁ日本人も多くの国でビザ免除されているからな
入国スタンプを押してもらい
再び列車に乗り込み
アルメニアの首都エレバンに向かいました
つづく