東場が終了しての各自の点棒とポイント状況が以下



堀江さん : 17500点   ▲2.6 + ▲27.5 = ▲30.1


龍大くん : 39200点   9.1 + 24.2 = +33.3


碇さん : 25700点   5.3 + ▲9.3 = ▲4.0


中田さん : 37600点   ▲12.8 + 12.6 = ▲0.2




東場終了時点では龍大くんと中田さんがリード。




堀江さん勝負の南1局、ここである程度、点棒は戻しておきたい。




南1局  東家:堀江さん  ドラ:3  裏ドラ:④  以下の牌姿でリーチ


七七七②②⑤⑦⑦⑧⑨234   ツモ:⑥   2000点オール



正直、裏ドラのって欲しい気持ちはあると思いますが

カンチャンツモですから、むしろ良かったという


気持ちが強いでしょうか。




南1局  1本場  東家:堀江さん  ドラ:八


六七②③④⑤⑥⑦⑧⑧88  ④②③(チー)  

 

                    ツモ:八   1000点(+100)オール



全体の1段目の河が以下


堀江さん:北南2二5⑨     龍大くん:北一北①1東


碇さん:1南⑨⑧白①     中田さん:②南②4東九



堀江さん、2巡目で翻牌の南を自ら切り出してきているわけで


ちょっと早いかな?という感じ。


ということで、龍大くんの3巡目に捨てている北ですが


彼自身の手牌はさほど良くなかったので、


この北は一旦止めて、受けを考えたほうがいい局面だと思う。


現在、リードしているのでここは攻めるよりも守りに中心に


考えたほうがいいと思います。





南1局  2本場  西家:碇さん  ドラ:一   以下の牌姿でリーチ


五五五五六②③④⑧⑧456   流局   1人聴牌



同局  南家:龍大くん


二三四七七②④789   324(チー)



一旦、聴牌に受けますが流石に最後までは押せずオリ。


アガリ牌が碇さんの河にあったわけでもないので厳しいでしょうね。


堀江さんも2連続アガリで原点にあと少しというところまできたので


無理せずオリを選択。





南2局  3本場  南家:碇さん  ドラ:北 

  

                          以下の牌姿でリーチ


三四六七八②③④⑤⑤555   


              ツモ:二   1000-2000(+900)(+R)


確かにツモったのですが、手順的には微妙な感じがした。


この局、東家の龍大くんが索子の混一色にいっていることもあり


索子がやたらと高い状況。


萬子の下、筒子の下が安いでの出来ればここにアガリ牌を求めたい。


一番安いのは筒子の下。


途中、   三三四六七八②③④⑤⑤56   ツモ:③   打:③



出来ればここでは雀頭を索子にして萬子、筒子で2面子づつが


理想。筒子の下があまりにも安すぎて、③を残すのが


かえって不安というのはあると思うので、


この時点で打:三として欲しかった。




同局  東家:龍大くん


1233478南南白中中中



これがアガれれば決定打になったんですけどね。




南3局開始時点で点棒とポイント状況がどうなったかというと


碇さん:30500点   5.3 + ▲4.5 = +0.8


中田さん:32200点   ▲12.8 + 7.2 = ▲5.6


堀江さん:24500点   ▲2.6 + ▲20.5 = ▲23.1


龍大くん:32800点   9.1 + 17.8 = +26.9





南3局  西家:龍大くん  ドラ:5


一一④④⑨2255東東南南   ツモ:⑨   2000-4000



2巡目にドラ周りの6を切ったら、3巡目のツモが6と


ちょっとイヤな感じでしたが、ドラスジの2を最後は重ねて聴牌。


捨牌的にはドラ周りを序盤に嫌って、東家の⑧に⑧をあわせる


という感じなんで、ほぼ七対子だろうなというのは


同卓者からも推測されるかもしれないですね。


七対子を狙っている人の心理ってドラ表とかドラ周りが序盤に


出てきて、ある人が切った牌にあわせがちになり


尚且つ、捨牌もあぶらっこくなってしまうのでわかりやすいです。


ということで、私はなるべくあわせない様にしています。


ま~⑨は東家:中田さんに対子で入っていなければ


全ヤマかな?という感じでしたね。





南4局開始時点で点棒とポイント状況がどうなったかというと


碇さん:26500点   5.3 + ▲8.5 = ▲3.2


中田さん:30200点   ▲12.8 + 5.2 = ▲7.6   

          

堀江さん:22500点   ▲2.6 + ▲22.5 = ▲25.1


龍大くん:40800点   9.1 + 25.8 = +34.9



これで龍大くんは一歩抜け出した感はあります。


碇さんは1000点でOK、堀江さんは中田さんからなら5200点


その他の人からなら8000点、ツモなら1300-2600点でOK


龍大くんも1000点でOKなんだけど


碇さんへの放銃なら16000点、


堀江さんへの放銃なら12000点までOKという状況。


こういうのを瞬時に考えないといけないけど、実際の対局者は


そうもいかないんだろうな~





南4局  北家:碇さん  ドラ:中


八八八①①③③中中中   発(ポン)  

 

            ロン:①   龍大くんより12000点和了



点棒状況確認で配牌から1巡目までを見ていなかったのですが


碇さんいオバケ配牌が入っていました。


2巡目の牌姿が   五八八①①③③3西発中中中



3巡目にドラ表の発を重ねて、すぐさま堀江さんからポン。


萬子が高いので八がどうかな?


というところであっさり八ツモで聴牌。


①③⑤と龍大くんの中にあった①が押し出されて6巡目にアガリ。


とにかく凄かった。


1000点でいいのに最後の最後にあういう配牌をもらい


なおかつ簡単にアガれたということで、


女神がついていたのかもしれませんね。


実際、応援に来ていたしね。





碇さん、龍大くん、ベスト16進出おめでとう。


ちょっと書きすぎたところはあると思いますが、そこは許して下さい。


お店は、鶴さんが皆さんに色々指示して必死に頑張っているので


ベスト16も心おきなく対局して下さい。


しかし、碇さんが伊井プロ、龍大くんが岸部さんですから


大変だとは思いますが にひひ




敗れはしましたが、堀江さん、中田さん、お疲れ様でした。


お二人が見せてくれた、南3局の堀江さんの8000点、


南4局1本場の3000-6000で3戦目を楽しく観戦することが


出来ました。




最後に堀江さん、相変わらずの対局姿勢で


競技麻雀で私が尊敬する1人(というか、一番尊敬していますね)で


見習わないといけないと今回も痛感させられました。