3/18 2011後期リーグ全日程終了の興奮も冷めやまぬ中


4/7、4/8に開催される第2回あじさい記念のスポンサーシードの


予選が開催されました。


参加者は堀江さん、今期のBリーグを制した中田さん、


そしてワイルドキャッツスタッフの碇さん、龍大くんの4名。


システムは予選3回を行い、トータルポイントが高い上位2名が


ベスト16からの参戦となる。


先日のブログでも書いた通り、最後まで見る時間はなかったのですが


予選1回戦と2回戦の並びが全く逆になった為に2回終了して


ポイントが並んでしまった為に最後まで見ることとした。


今回も東場と南場の2回にわけて記載しますので


緊迫した状況が少しでも皆さんに伝わればと思っています。


3戦目を龍大くんと碇さんの間で観戦。


本当はRMU会員予選の観戦記を書かないといけないのですが


こっちを先に書かせていただきました。




【2回戦までのトータルポイント】


龍大くん : +9.1          碇さん : +5.3


堀江さん : ▲2.6          中田さん : ▲12.8




見ての通り、全員に目があり、ほぼ着順勝負。


中田さんだけ、2位になった場合、


ちょっとポイント差を意識する必要がある。





【3回戦】  堀江さん - 龍大くん - 碇さん - 中田さん



東1局  北家:龍大くん  ドラ:五   以下の牌姿でリーチ


一二三①②②②⑨⑨⑨345   ツモ:①   700-1300



リーチ宣言牌がドラの五、龍大くんも出来れば


ドラにくっ付けたかったと思うのですが、


マチ的には悪くなかったので、リーチ。


しかし、麻雀とは不思議なものでリーチ一発目にドラ表の四を


ツモって、結局は六もツモってませんでしたっけ?


でも、高目ツモれたのでスタートとしてはまぁまぁじゃないでしょうか。





東2局  西家:中田さん  ドラ:?(一枚あり)


③④⑤⑥⑦⑧34578東東   ツモ:6   500-1000



同局  東家:龍大くん   6巡目


三七八①②③⑦⑨78中中中   ツモ:④   打:三



前巡に中をツモったことで三四の両面ターツの四を


切っているわけですが、ツモ④で一気通貫(混一色も含む)も考慮して


④残しの打:三


ここまではいたって自然な流れ。


興味深かったのが7巡目の牌姿と全体河が以下。



七八①②③④⑦⑨78中中中   ツモ:⑤   打:7



龍大くん:北一5四5四三     碇さん:9一①②九白四


中田さん:南発二一白⑥六     堀江さん:③2一三二①②



全体的に上の傾向を示している捨牌。


個人的な考えですが、ここで④⑤の両面ターツを並べると


ほぼ上の三色(チャンタ含む)と他家からは


推測されるかもしれないですが、


打:⑤もあった様に思えます。


①④または⑦⑨が雀頭になれば七八、78のところで面子を


作りにいくという手順で。


結局、   七八①②③④⑤⑦⑨8中中中


ここから六をチーで以下で一向聴。


①②③④⑤⑦⑨中中中   六七八(チー)


しかし、このチーで私から見えている三枚目の⑧


(龍大くんからは一枚見え)が下家、碇さんに流れて


ツモアガリ牌が中田さんに流れるという悪い展開。


龍大くん、苦しいな~、焦っているのかな?と感じた。


東家なんで気持ちはわかるんですが、⑧チーはあっても


その他は我慢して良かったんじゃないでしょうか。




東3局  南家:中田さん  ドラ:8   以下の牌姿でリーチ


六七八③④123456中中   流局   1人聴牌



同局  東家:碇さん   配牌が以下


二七八①②⑥⑥⑦⑧778東西



7巡目の牌姿と全体河状況が以下


二三三七八⑥⑦⑧35778   ツモ:二   打:3



碇さん:西東①②⑥1     中田さん:①一2七白発


堀江さん:九南一③⑨9     龍大くん:1南九9西白



ここで二二三三と持つ意味がわからなかった。


二または三を暗刻にしようと考えたのか?


ん~ちょっと理解出来ないです。


ツモ切りまたは打:三としておいて、357両カンを


残しておくほうが良かったんじゃないですかね?


35が重なった時に萬子に面子を求めるって感じで。


結果論ですが、3をツモ切った直後に4をツモり、碇さんの河に


345と並ぶ。


結果、完全に後手を踏んでしまったが為に


中田さんのリーチのみの手にもオリざるを得ませんでした。





東4局  1本場  東家:中田さん  ドラ:北  裏ドラ:1  

 

                           以下の牌姿でリーチ


七七八八九②③④⑧⑧888   ツモ:六   1000点(+100)オール



4巡目にリーチで捨牌が   西四①⑦(リーチ)


勿論、ヨメませんが、六-九は本命と言えば本命かな。




東4局  2本場  西家:龍大くん  ドラ:一


①②③⑤⑥⑦東東南南南西西   


          ロン:東   堀江さんより8000点(+600)和了(+R)



同局  北家:碇さん   以下の牌姿でリーチ


一一二三四②③④⑤⑥789



ドラ:一を重ねての三面張リーチと、碇さんのいつもより発声が


大きかった様な・・・   それぐらい会心のリーチだったのでしょう。


この局、堀江さんから発の副露が入っているのですが


ポンした後に龍大くんに南が暗刻になったり、⑦をツモったりと


一気に場が進んだので副露で流れがガラっと変わった感じでした。