準決勝ということで、
1卓は徳王丸さん - 桐谷さん - 川端さん - 岡澤プロ
こちらは廣田さんが観戦なので、私は2卓を見る。
2卓の組み合わせは
伊井プロ (63.4P) - 平木さん (63.0P) - 岸部さん (56.2P) -
飯田さん (47.6P)
卓内でのポイント差が最大17ポイントないので、全然問題ない数値。
また、観戦するにしてもプロリーグを対局している
伊井プロ、岸部さんの間で見るべきかもしれませんが
観戦記ということで、あえて平木さん、飯田さんの間で見る。
【準決勝】 岸部さん - 伊井プロ - 平木さん - 飯田さん
東1局 東家:岸部さん ドラ:西 以下の牌姿で追いかけリーチ
二三七八九⑥⑦⑧55 白(暗槓)
ロン:一 伊井プロより6800点和了(+R)
同局 西家:平木さん 以下の牌姿で14巡目に先制リーチ
三三三六七⑨⑨⑨567西西
伊井プロの牌姿がどういう牌姿かわからないので、コメントしづらい。
同局 北家:飯田さん 6巡目の打牌選択と全体捨牌が以下
五六六七②④⑦⑧3478西 ツモ:4 打:3
東家 岸部さん : 1982②中 南家 伊井プロ : 北南⑨二⑧?
西家 平木さん : 北1⑧二中⑥ 北家 飯田さん : 一11①発
どうしてこれで、雀頭固定の打:3なんだろう?
2-5が少ないと感じたのか? 私はこの時点では絶対に切らないです。
2なんてヤマにありそうですもんね。
東1局 1本場 西家:平木さん ドラ:発
二三四六七八③③④⑤⑥56
ロン:7 岸部さんより2000点(+300)和了
同局 北家:飯田さん
六七③④④⑧⑧456 九(暗槓)
東2局 南家:平木さん ドラ:① 以下の牌姿でリーチ
③④⑤⑥⑦56788東東東 ツモ:⑧ 1000-2000
東3局 東家:平木さん ドラ一枚あり
四五六⑤⑥22456789 ツモ:⑦ 1300点オール
同局 南家:飯田さん 何巡目かは忘れたけど
三四②③④⑥⑥33445西 ツモ:3 打:西
散家でこの3残しについて、これは考え方の違いだと思うのですが
手役を追いつつ手広さもとるのか? きっちり手役だけを追って
将来危険牌となりうる3を早目に切っておくのか?
他家の進行状況、3の危険度の判断次第だと思います。
私はまだまだ未熟で他家の進行状況とかわからないので
3は切ってしまいそうです。
ただ、問題なのは手広くしてしまったが為に、
1000点のチー聴をとった直後に東家にツモられたということ。
一発、裏ドラがないBルールなんで聴牌、ノー聴のウェイトが大きく
手広くしたいのはわかるんですが、ここはどうだったのかな~?
東3局 1本場 南家:飯田さん ドラ:⑥
五五七八九③④⑤34578
ロン:9 平木さんより1000点(+300)和了
同局 東家:平木さん 5巡目
二四⑥⑥⑦⑦23445発? 三二四(チー) 打:?
ドラが二枚あるので、アガりたい!という気持ちはわかるのですが
私のメモには “焦り過ぎ!” という文字が残されている。
もしかしたら、伊井プロの手牌が早いと感じての動きかもしれません。
それでも、将来的にアガリ牌となるのはドラ:⑥及び⑦に
なりそうなんで、ここは動かないほうがいいと私は思う。
東4局 東家:伊井プロ ドラ:中 以下の牌姿でリーチ
②②④④⑤⑤⑥⑥⑦⑧345
ロン:⑥ 飯田さんより8000点和了
同局 東家:飯田さん
一一二二二③⑤789 白(ポン) ツモ:⑥ 打:⑥
伊井プロリーチの後にツモってきた⑦を押す。
もうほとんど筒子聴牌という感じはしていたが、さらにツモ:⑥も押す。
流石にこれはやり過ぎと私は思った。
カンチャンマチの1500点、トータルポイント8位だから
オヤを維持したいという気持ちはわかるが、筒聴と思えるリーチに
無スジを連打するのはバランスが悪すぎる。
ここは現物の一でまわって欲しかった。
それに8位といいながらも、たいした差ではなく
全然現実的なポイント差だし、現在卓内4着目の伊井プロのリーチに
かぶせるのには如何なものだろうか?
正直、飯田さんの決勝進出はこれでないなと思った。