クラウン本戦初日の後に来賀先生及びRMU関係者の皆様と
懇親会が開催され参加しました。
その時の話はまた後日、記載しますが、
長崎チーム及び浜崎さんはベスト15に残れなかったので
その鬱憤を晴らすべく、伊井プロ、白石プロ、廣田プロ、浜崎さん、
柏井さん、石橋さん、佐野木さん、そして私で
予選及び優勝戦それぞれ半荘3回戦のトーナメント戦を行いました。
A卓:伊井プロ、廣田プロ、浜崎さん、柏井さん
B卓:白石プロ、石橋さん、佐野木さん、私
結果は浜崎さん、柏井さん、白石プロ、石橋さんが決勝進出。
私は3戦目の南4局開始時点ではトータルトップに立っていたんですが
白石さんが南4局、リーチ1発ツモ海底タンピンドラ3
(なんなんだこの長い呪文は?)
これでバイマン親っかぶりでトータル3着に落ちてしまい決勝に進めず。
また佐野木が余計なカンをするもんだから、カンドラ、カン裏、
海底までもまわすことになってしまった。
(最終的には石橋さんのポンで海底がまわったんですけどね)
それで、決勝と裏決勝なんですが、決勝は優勝と準優勝に
特典があり、裏決勝は優勝に特典あり。
つまり裏決勝は優勝以外、特典無し。
それで、このミニ麻雀大会から伝えたいことが2点
まづ、1つ目。
裏決勝の2戦が終了したところで、暫定1位の廣田プロと私の差が
16.4ポイント。つまり6.5ポイント以上離して順位が1つ上だったらOK
2着順上だったら文句無しにOK
しかし、3戦目も南3局終了時点で廣田プロがトップ目で
1200点下で私が2位。8000点をあがれば優勝なんですが
南4局、東家の伊井プロから早いリーチがかかる。
現物がなくなったので伊井プロの河に二枚6があったので
1枚切れの9を切ると、ツモ四暗刻の聴牌に放銃。
7と9のシャンポンマチで裏ドラの表示牌にまだしつこく6がある
ということで安目(?)の18000点の放銃で条件が厳しくなった。
優勝条件は廣田プロからの倍直、伊井プロ、佐野木さんからなら
役満直、ツモは6000-12000の三倍満。現実的ではない条件。
ということで与えられた配牌が以下。
西北白白白中中一⑦⑨7?? (?は数牌で重なりは無し)
この時点では国士を本線に進めるんですが、その後、中が暗刻になり
北が重なったことで、ちょっと四暗刻も視野に入れる。
その後、生牌の南をツモったことで、ここで初めて字一色を
ちょっと考える。
この後、また北をツモり以下の様な感じになる。
南西北北北白白白中中中一⑨
これで字一色か四暗刻のどっちかを考えるが、既に西は二枚切れ。
南が刻子になる前に四枚目の西が出きらないことを願っていた。
そして、ここに南をツモって、既に3を仕掛けていた廣田プロからの
南をポンして、待望の西マチ字一色の聴牌。
ここで佐野木が一枚切れの東を手出しで対子落とし。
この後に伊井プロのリーチ宣言牌の西で字一色の和了。
佐野木の東対子落として、
伊井プロは小四喜も無くなったと思ったらしい。
廣田プロは三-六の聴牌だし、伊井プロも西での振り込みが
なければ、一発ツモの6000オールだったらしい。
と、ここまで事細かに状況を記載してきましたが、
私が字一色をあがれたことを自慢しているわけでも何でもなく
伝えたい1つが、18000放銃からの状況だと
優勝する為の確率って相当低い。
これが最終局となれば、限りなく0(ゼロ)に近い数字。
だけど、0じゃないってこと。諦めた瞬間、0になります。
置かれた状況、与えられた材料(配牌、ツモ)で
自分が何をすべきか? 何が出来るのか?
ということでその時にベストを尽くすことが大事だと思うんです。
タイトル戦の決勝戦とかも可能性が0でないなら
やれることをやる! それに尽きると思います。
やたらと変な仕掛けやリーチをしたりと、過去のカップ戦決勝では
時々見てきたので、ちょっと苦言を呈したくなりました。
でも実際に牌を触っての字一色は初めてだったんで、
写真も載せてます。
やっぱり自慢なんでしょ? って言われちゃうかな~
それと伝えたいことの2つ目なんですが
今回、ホテルからタクシーで有楽町まで行って、雀荘を探し歩いて
結局、新橋駅の近くでやったんですが(駅1つ歩きました)
場代が1時間、1人、500円でした。
つまり1卓、1時間、2000円なわけです。
裏決勝の卓は予選を通じて6時間対局していたので、
12600円でした(消費税込み)。
決勝卓は石橋さんの連荘であったり、白石プロの悪あがき(?)が
あったりして、6時間30分の13650円の場代でした。
我々がセットや勉強会をやるワイルドキャッツさんは6300円です。
1日中やってこの金額ですから、安いですよね~
我々はプロの公式戦を見る機会ってのはほとんどありませんが、
こういうところは恵まれているな~と思います。
やはり長崎大学に近いところもあり、すごく良心的だと思います。
若いうちから麻雀に馴れ親しんでもらうにはこういう環境も必要です。
そして麻雀人口が増え、卒業して就職していく若い人達が
日本全国で麻雀をして麻雀界が発展していけばいいな~と思います。
そういう意味で社長、堀江さんに感謝いたします。
岡澤プロ、鶴さん、その他ワイルドキャッツ、あじさいの
スタッフの方がたにも感謝いたします。