東場終了時点での点棒とポイント状況ですが
稲垣 : 22800点 ▲7.2 + ▲5.0 = ▲12.2
平田 : 38300点 8.3 + 5.0 = +13.3
石橋 : 46000点 16.0 + 15.0 = +31.0
柏井 : 12900点 ▲17.1 + ▲15.0 = ▲32.1
≪総合ポイント≫
稲垣 : 110.7 + ▲12.2 = +98.5
平田 : 53.9 + 13.3 = +67.2
石橋 : 63.4 + 31.0 = +94.4
柏井 : 124.0 + ▲32.1 = +91.9
と、3人がデッドヒートを繰り広げているわけです。
対局している人は大変ですけど、
見ている方としては面白いですよね。
南1局 西家:石橋 ドラ:中
一二三①②③④123789 ロン:④ 稲垣より2600点和了
これで石橋が稲垣をかわして、トータルトップ。
南2局 西家:柏井 ドラ:八 裏ドラ:九
以下の牌姿でリーチ
一二三③④⑤⑤⑤666西西
ロン:西(一発) 稲垣より5200点和了
これで柏井がトータルトップで石橋が2位。
石橋と稲垣のポイント差が21.2ポイント。
同局 北家:稲垣
一①①②②⑧⑧⑨⑨44南南
最終形が上記牌姿で何をツモって聴牌したかはわからないけど
一を打つか、西を打つか?って感じで打:西で一発放銃。
ま~一も柏井さんの入り目なんで、危ないと言えばかなり危険。
というか、それ以前に七対子をやるにしても牌の残しが
もうちょっと勉強しないとな~と感じる。
全体河からして、萬子の下なんて全然良くないし、
ましてや西なんて、この深い巡目にもなって一枚も出てきていない。
とすれば、どこかに固められている可能性が高いと考えるほうが
普通ではなかろうか?
南3局 南家:柏井 ドラ:三
四五六③④⑦⑧⑨55789 ロン:⑤ 平田より1000点(+R)和了
東家の石橋からリーチがかかっているわけですが、
翻牌の発対子を落として、丁寧にまわって聴牌しなおして、平田から
和了と当然と言えば当然の打ちまわしであるけれでも
優勝を決めた1局であった様に思える。
南4局開始時点での点棒とポイント状況ですが
柏井 : 20100点 ▲9.9 + ▲5.0 = ▲14.9
稲垣 : 15000点 ▲15.0 + ▲15.0 = ▲30.0
平田 : 37300点 7.3 + 5.0 = +12.3
石橋 : 47600点 17.6 + 15.0 = +32.6
≪総合ポイント≫
柏井 : 124.0 + ▲14.9 = +109.1
稲垣 : 110.7 + ▲30.0 = +80.7
平田 : 53.9 + 12.3 = +66.2
石橋 : 63.4 + 32.6 = +96.0
ということで、稲垣の視点で言えば、ターゲットは柏井ではなくて
石橋、その差が15.3ポイント、1着順あげて(4着から3着)
5200点出アガリで柏井の順位はかわせるが、
トータルポイントでは0.1ポイント足らずとなってしまう。
具体的な勝ち上がり条件は6400点以上の出アガリ(どこからでもOK)
か、1200-2300以上のツモ。
もっと正確に言うと、柏井からだと4500点直、
石橋からだと5200点直でいい。
石橋は自分がどこのポジションにいるのか、わかっていなかったので
こういうところも含めて更に勉強が必要ですね。
南4局 西家:平田 ドラ:八
⑥⑥⑥西西発発 ⑨(ポン) ②(ポン) 流局 1人聴牌
同局 南家:稲垣 2巡目
二四六七九⑦⑧128南南発? 打:発
ここから生牌の発を打つ。
厳しいことを言わせてもらえば、この牌姿、ポイント状況からして
自ら生牌の発を打つべきだろうか?
その後も “え?” と思う打牌もあった。
13巡目はこの形 一二三六七九南南北中中 四(ポン)
何を切ったかは覚えていない。
ダブナンは柏井も配牌から対子なんで、この南はポン出来ないが
たとえ、あがれなくてもポイントを逆転する為に
どういう構想をするか? そこにつきると思います。
来期から正式にリーグ戦に参加するということなので
あえて厳しい観戦記を書かせてもらいました。
それと、平田さんの②ポンの発声に小川さんと目があう。
ま~これをあがってもトータル4着のままに変わりはないんですが
(稲垣直の場合のみトータル3着)
生涯成績があるから、1着を取りに行ったということか?
微妙ですね。。。。。
ということで総合ポイントは
1位:柏井さん 2位:石橋さん
3位:稲垣さん 4位:平田さん
ということで、柏井さん、石橋さんが本戦進出。
一緒に本戦、頑張りましょう。
やっぱり、あういう大きな大会に出場するのはいい経験だし
そこで結果が残せれば、麻雀人生の財産になります。