【4戦目】  白石 - 今田 - 伊井 - 奥村




2節を終えて(奥村は実質1節しか対局していないが)、


暫定1位の奥村と暫定6位の白石が見える位置で観戦した。


奥村のどういうところが調子良くて、


白石のどういうところが調子悪いのか? 一番の焦点はそこでした。


本当は3節一番調子がいい、伊井プロを見るべきかもしれないが


とにかく今期からプロとなった2人の打ち筋がどうなのか?


じっくり見させてもらった。


よって、4戦目は3回にわけて、書くこととする。


相変わらず自分のことは棚にあげて好き勝手に書いています。


それも独断と偏見で。ですから間違いも多数書いています。


すいません。


(文中の名前の後のプロも省いています)






東1局  東家:白石  ドラ:七



三四四五五六④④68   ⑤⑥⑦(チー)   流局  2人聴牌




同局  西家:伊井



七七③④⑤⑥⑦⑧46  234(チー)



終盤、なかなか有効牌をツモらなかったので


連荘ということで、この副露は仕方ないとは思うのだが


オヤを維持する為の仕掛けが軽すぎる様に思える。


それは前節の観戦時も思った。


私みたいにあっさりオヤを流すのも問題だとは思うが。






東1局  1本場  東家:白石  ドラ:②



六八③④⑤⑤⑥⑦33  三(ポン)   伊井プロより1500点(+300)和了




同局  北家:奥村プロ  



②③56788南南南  白(ポン)






東1局  2本場  東家:白石  ドラ:中



三四五③③⑤⑤⑤⑥⑥⑦白白   流局  全員ノーテン



途中   三四五③③⑤⑤⑥⑥⑦57白   ツモ:9   打:9



ここで東家なのに目一杯かまえないのは、北家:奥村が索子の


一色系に向かっているから。



更に   三四五③③⑤⑤⑥⑥⑦5白白   ツモ:4   打:4



確かに白は生牌なんですが、ここはどうなんだろう?


白石プロの良さって、打撃力があり、はまった時の勢いだと思うのです。


それが10年後期のAリーグの時。


私も攻撃系なので、私は打:白しか打たないです。


これが受け主体のスタイルである人なら理解出来るんですが


白石さん本来のスタイルじゃない様な気がした。




同局  北家:奥村  



六1567888白中  324(チー)



序盤   ⑦⑨112467889白中   から3を24でチーするが


その後、有効牌をツモらず、終盤はオリ






東2局  3本場  西家:奥村  ドラ:東



四五五六六七九九③④234   ツモ:②   400-700(+300)



途中   四五五六六七九九九③④23   ツモ:北  打:九



安全牌の北をツモったところで、ピンフを確定させる打:九


基本は私もそうするんです。


散家なら、こうすることも多いのですが、まづこの九


東家の今田プロは早い準目に七を切って、今田プロの河には


二枚七が出ている。伊井プロには現物、白石プロは三巡目に八を


切っている。自分が七を持っていることを考えれば、この九は


ほとんどロン牌にはならない。


あとは③④23がロン牌となるか?だ。ここの判断がポイントかな。


奥村プロの打牌がいい悪いではなく、この③④23がどうなのか?


ということだと思う。あとは九を暗刻でもっておくとドラ:東ツモ時に


まだまわして対応出来るかな。




同局  北家:白石 



二五③④⑥114689白中   ツモ:7   打:⑥



難しい。何打とうかな~?  私は打:二かな。


二を切った場合のロスは三ツモぐらいだし、⑤ツモるといい形になるから。






東3局  東家:伊井  ドラ:②



五七④④⑥⑦⑧234  567(チー)   ツモ:六   500点オール




同局  西家:白石



三四四四五①③456789   ツモ:⑤   打:⑤



この打:⑤には物凄く違和感があった。


東家:伊井プロが567でチーしてタンヤオ狙いっぽいところで


タンヤオ牌をツモ切りしてデアガリがきかない聴牌継続。


ドラをツモった時のアガリ逃しが痛いということだと思うが


3、6ツモでタンヤオ、3ツモならタンヤオ三色の聴牌を考えれば


ここは①切りを私は選択する。アガれるアガれないの問題ではなく


手牌の構成をどうするか?だと思います。


どうしても、打:⑤ならリーチでしょう。デアがりは望めませんが。


実際、伊井プロは白石プロの打:⑤の後に打:②しているので


ここでリーチしていれば、伊井プロのアガりはなかったかも?






東3局  1本場  東家:伊井  ドラ:四



八八⑤⑦345  ③(暗カン)  四五六(チー)   ロン:⑥   


                     奥村プロより3900点(+300)和了




同局  南家:奥村



四五六七七七八中中北  発(ポン)   ツモ:⑥   打:⑥



流石にこの形ですから、これは止めれないですよね。


伊井プロも暗カンするかどうか悩んだと思います。


実際、間があったし。私はこの状況だと散家からの押し返しが怖くて、


暗カン出来ないんですよね。。。




同局  西家:白石



三三四②④⑤⑧356南西北中   打:三



これ、まだ序盤なんですが、ドラが四で面子もまだ確定していない


この状況で打:三は早いと思いました。


一は全体の河に二枚出ており、確かにドラ表なんで、


持ちすぎると怖いんですが


これが横に伸びると強力なんで、打:三どうですかね~


結果論ですが、この後のツモで最終的には


一二二三三四という形になっています。









相変わらず、長くなってきました。


この半荘で2回書くつもりが3回書きそうです。