大会システムをもう一度説明すると参加56名が半荘3回を対局して、
合計ポイント上位16名が準々決勝に進出。
そこからは各卓2名が勝ち上がっていくトーナメント戦です。
予選免除のシード選手はプロ連盟副会長 伊藤 優孝プロ、
土田 浩翔プロ、プロ麻雀協会の大崎 初音プロ、
アルバンとどこかの社長さん、そしてプロ連盟九州本部の
浜上 文吾プロ、ジャガー真鍋プロ、安東プロの3名。
準決勝進出ボーダーは110~120ポイントと予測していたので
オール2着なら、平均30000点持ちで120ポイントということで
ここらへんを目指しての対局となります。
(あくまでも私のボーダー予測が正しければの話です)
【1戦目】
下山さん(一般) - 岩村 - 大崎 初音プロ - 流水 聖人プロ
本来は大崎プロではなく、連盟の清水 香織プロが参加の予定
でしたが、女流桜花の決勝も同日行われることになったので
清水プロはそっちへ参戦ということで、代打で大崎プロとなった。
代打とは言いながらも、先月行われた、
協会の女流雀王のタイトルを取った実力者です。
流水プロもプロ連盟九州本部のAリーガーで現在4位、
皇帝位決定戦進出まであと少しという感じです。
東1局 東家:下山さん ドラ:無し
1234667899 234(チー) ツモ:5 4000オール(+R×2)
同局 南家:岩村 以下の牌姿でリーチ
六七八④⑤(赤)⑥66西西発発発
東家の配牌取り出しから理牌、そして第一打にちょっとだけ時間が
かかっている。素直に受け取るなら、この時点で
東家の配牌がいいのはだいたい想像がつく。
東家が副露した後に聴牌したので、即リーチ。
北家の流水プロも追いかけリーチときますが
東家がカン5ツモの4000オール
東2局 東家:岩村 ドラ無し
二二二③③④⑥⑦⑧⑨123 ツモ:⑤ 500オール(+R×2)
大崎プロ、流水プロから2件リーチがかかるんですが
まわしにまわして、500オール
これ、すっごく感触が良かったので、オカルト的ですが
次の配牌がすごく楽しみでした。
東2局 1本場 西家:流水プロ ドラ:7
五(赤)五34777 翻牌ポン ツモ:5 2000-4000(+R)
同局 東家:岩村 以下の牌姿でリーチ
五五六七八③④⑤(赤)⑥⑥⑥南南 打:②リーチ
さっきの500オールが効いたのか?配牌がいい。
早い順目の聴牌なんで萬子をのばすとか色々な考えが
あると思うんですが、早いリーチだからこそ
オタ風の南が出てくるかも?と思ってのリーチ。
でも、流水プロに押し切られてしまいました。
ドラ、暗刻だからね。
東3局 南家:流水プロ ドラ無し カンドラ:中 裏ドラ:4
以下の牌姿でリーチ
三四五(赤)③④⑤(赤)34567中中 ロン:8(一発)
下山さんより16000(+R)和了
東家の下山さんが⑥を暗カンして先行リーチをかけた後に
カンドラが中、そしてこの牌姿だけら追いかけますよね。
4000オールをツモられ、東家で2000-4000をツモられた後に
16000が出るということで、大崎プロと私が3着、4着を争うという状況。
東場が終了したところではわずかに私が下で4着という状況。
南1局 南家:岩村 ドラ一枚有り
3456発発発 ロン:3 下山さんより2600点和了
これでわずかに大崎プロをかわして3着に。
3-6自体、あまりいいマチには思えなかったのでダマに。
南2局 東家:岩村 ドラ無し
細かな牌姿は記憶にないですが
三四五(赤)をチーして 5(赤)6 ロン:4
流水プロより5800和了
本当は副露したくないんですが、
他家が煮詰まっている感じを受けたということ、三-六の枚数が
少なくなってきたということで、仕方なく副露。
南3局終了時点で、23400点持ちの2着と目標のポイントを得る為には
南4局で最低5200点がアガリたいという状況。
南4局 西家:岩村 ドラ:③ 以下の牌姿でリーチ
③④⑤567789東東北北 ツモ:北(一発) 2000-4000
東が一枚切れで、3着目と5000~6000点差という状況ですが
目標に近づける為にはリーチしかないのですが、
私のリーチ後に北家:下山さんが追いかけリーチ。
点差が点差だけにこれで振り込んだら、多分、3着。
でも、共通安牌がなければこの東は出てきやすいかも?
と思っていたのですが、ラッキーなことに一発ツモ。
【結果】 (詳細なポイントは自分だけ)
1着 : 流水プロ
2着 : 岩村 32400点 ⇒ 32.4 + 10.0 = 42.4
3着 : 下山さん
4着 : 大崎プロ