先日、長崎大学 室内競技部の創立杯の立会人として参加した
ある場面から、ここから何切りますか? ということを数日前に
書いたんですが
東家 ドラ:南
六七④⑤⑦⑧⑧34788南 ツモ:七
もういちど状況のおさらい。
ルール及び順位点はほぼRMU Aルール、違うのは国士の暗カンロン
が認められているぐらい。
半荘4回の上位8名が準決勝進出で予選のポイントはリセット。
この人の3回戦目までの合計がマイナスちょっと。
3回戦までのボーダーが+7ポイントぐらい。
44000点持ちのトップで、南家、北家はマンツモで1位になれる。
時間制限でこれが最終局。
この対局者(以後、Aさんとします)は打:南とした。
ここでの南打ちに違和感があり、対局後このことについて話をした。
私は 『ここでの南打ちはないんじゃないかな~』との問いに
ま~Aさんいわく 『ドラが雀頭でリーチかけられたら、何もできずに
終わりますよね?だったら早目にドラは捨てたほうが
良くないですか!』 と。
ということで、浜崎さん、伊井プロ、釜本プロから意見をもらった。
彼等の考えは前日の書き込みを読んでもらうとして、
(浜崎さんの書き込みで誰も書き込めなくなったかも )
で、これが最終的にどうなったかというと、
下家から出てきた 七 をポンして数順後、イーシャンテンの時に
下家がツモ。
ドラの南が雀頭の1000-2000でAさんはトップで終わった。
ということで、私の考えがどうなのかというと、
当然、この順目でドラの南は切らないです。
多分、このまま牌姿が良くなっても、南は握り潰しています。
結局、準決勝進出のボーダーが3戦終了後で+7ポイント。
安全に準決勝に進むには+15ポイントぐらいを持っておきたいが
ここでマンツモで2位に落ちても、+12ポイントぐらいで、
準決勝進出の可能性が残る。
南を切るということは勝負にいくということだから、
もし、ロンと言われれば最低でも8000点の直撃となる。
となれば、+8ポイントぐらいで終わるので、
ボーダーギリギリとなり本当にわからない。
これがこういう状況でなければ、十分形まで引っ張った上で
打:南とする時もありますが、この時点では打つことはないでしょう。
Aさんはまだ若いし、コメントをいただいた3人の言うことも今後の
経験を積むことで理解してくれると思う。
っつうか、話は変わりますが
今回のルールなんですが、国士の暗カンロンを認めるって
RMUのリーグ戦に参加しているのであれば、こんなの
無しにして欲しかったな~
ま~それが学生さんのルールのマジョリティなんでしょう。
寝よう~っと。