準決勝が始める前に浜崎さんには 『私を抜いちゃって下さい!』
と長崎からの参加は次はいつになるかわからないので、
長崎人として、岡澤プロの門下生として結果を出して欲しかったので
応援の声を掛けさせてもらいました
また、彼の決勝進出の観戦記を是非書かせて欲しくて
彼の手牌が見えるところに陣取らせていただきました
幸いにも古久根プロ、平山さんは別卓なので、浜崎さんの卓は
人が多くなかったですが、長崎の人はこちらの卓について
必死に応援していたと思います。
ということで、一回戦からみっちり書かせていただきます。
準決勝1卓は
最高位戦の近藤プロ、棋士会の鈴木プロ、RMU会員の野村さん、
そして浜崎さんです。
【1戦目】 浜崎さん - 鈴木プロ - 野村さん - 近藤プロ
東1局 東家:浜崎さん ドラ:九 以下の牌姿でリーチ
九九④⑤⑥⑦⑧234678
途中の牌姿が 八九④⑤⑤⑥⑦⑧224678 打:⑤
この後に急所と思われる、九、3と引き上記牌姿でリーチ。
⑤が早いので、⑥-⑨は出てこないだろうと思いながらも
③は出る可能性あるな~ と見ていたら、
鈴木プロが捨てた⑦を西家 野村さんがチー。
以下の牌姿で浜崎さんから和了
五六六七八③③ソーズメンツ ⑥⑦⑧(チー) ロン:七
浜崎さんから1000点和了
多分、鈴木プロも⑤の出方から⑦は通るんだろうと思って
捨てているのだと思う。
東2局 西家:野村さん ドラ:②
六七八⑤⑤⑥⑧234678 ツモ:⑦ 2000-4000
この時、近藤プロからも数順前にリーチがかかっており牌姿は
三三五五②③③⑧⑧⑨⑨中中
牌の残しがうまく重なり、ドラマチ七対子。
この時、実は浜崎さんも以下の形でイーシャンテン。
一二三②③3456667西
途中、孤立であった②に③を引いて、マンズのカンチャンターツを
はらっていったら、ソーズが多面張になるという感じで
東1局ではフリコミはしたものの、準々決勝からの勢いは
全く衰えていない感じでした。
東3局 南家:近藤プロ ドラ:③ 以下の牌姿でリーチ
四五六六七⑧⑧345678 ロン:五 野村さんから3900点和了
近藤プロのリーチ時の捨牌 西96⑨四 (リーチ)
東家の野村さんも12順目に追いつき、リーチをかけるも放銃
東4局 南家:浜崎さん ドラ:② 以下の牌姿でリーチ
六七④⑤⑥⑨⑨123789 ツモ:五 700-1300
途中ペン7を引いたりして、調子いいな~と思わせました。
リーチ時の捨牌は ⑧東9⑤一西 (リーチ)
イーシャンテンの形が 六七④⑤⑤⑨⑨123789 なんですが
9をツモった時に多分、私だったら⑤は切ってると思います。
リーチをかけるかどうかは別にして
(釜本プロはリーチしないと思いますが)
結局、この時点ではアガリ勝負ではないので、テンパイを目指す
⑤を持つより、ドラも無く、オヤでもないのでという意味で。
この局面ではですよ。
長くなってきたので、続きはその2で