こんばんは
今日の会社、とんでもなく忙しかったです
いつまで続くことやら・・・
本来であれば、私のダメダメ自戦記を書いて、
そのあとに準決勝の観戦記を書かないといけないのですが
今日はタイトル通り、準決勝1卓 3戦目のオーラスについて
ちょっと書いてみます。
点棒的に全員が競っており、私がいつも言う“ひりひり感”が全員から
伝わってきて、本当に麻雀の醍醐味を感じた対局でした。
それで、今回は結果ではなく、あの状況で何点あがったら
誰が決勝へ勝ち抜けたのか? というところに
フォーカスして書きます。
昨日(正式には今日)の夜中、そして今日の朝方と時間がある限り
検証しました。
私が一局にフォーカスして何かを書くというのは初めてですが
検証しないといけないぐらい本当に僅差だったんです。
まづ、選手紹介と2戦終了までの各自のトータルポイント
・最高位戦 Aリーガー 近藤プロ ⇒ +1.6
・棋士会 鈴木プロ ⇒ +20.0
・RMU会員 野村さん ⇒ ▲35.4
そして、RMU長崎 浜崎さん ⇒ +11.8
上位3名が20ポイント弱(それも約10ポイントずつ離れている)なので
この3名は着順勝負。
野村さんはトップを取って、着順も考える必要がある という状況。
南4局 2本場終了時点での各自の点棒
東家 鈴木プロ : 25900点
南家 野村さん : 41800点
西家 近藤プロ : 25300点
北家 浜崎さん : 25000点
これをそのまま総合ポイントに換算すると、
東家 鈴木プロ : +20.9
南家 野村さん : ▲8.6
西家 近藤プロ : ▲8.1
北家 浜崎さん : ▲8.2
すごい!!!!! こんなの見たことない
現状の点棒とトータルポイントが競っているので、すっごく複雑です
南4局 3本場 供託2000点 という状況
(以下は全て、本場、供卓のリーチ棒込みの検証です)
一見勝ち上がれそうな鈴木プロですが、浜崎さん以外に
1000点でも振り込んだ瞬間、決勝に残れないんです。
逆に浜崎さんへ8000点までなら
近藤プロを0.1ポイント、野村さんを0.6ポイントおさえて
決勝に残れるという状況。
ちなみに、野村さん以外の3人はノーテンの人は敗退。
野村さんは1人テンパイでも、野村さんは敗退。
特に難しいのが野村さんで、彼の立場から検証します。
本当に微妙だったんで、残り10分あった時間も
状況を確認するのに時間がかかり、この局が最終局となりました。
多分、彼も細かなところまではわからずに、対局するしかないと
臨んだはずです。
【ロンあがりの場合】
・浜崎さんからだったら、何点でもあがれる (1000点でもOK)
・近藤プロ、鈴木プロからだと、8000点以上が必要
【ツモあがりの場合】
・300-500 ~ 700-1300 をツモった場合
鈴木プロと野村さんの勝ちあがり
⇒⇒ これ意外でしょ?
これに気付いていた人って、あの場に何人いたのかな?
・800-1600 をツモった場合
鈴木プロと近藤プロの勝ちあがり
・1000-2000 ~ 1300-2600 をツモった場合
近藤プロと浜崎さんの勝ちあがり
・1600-3200 以上をツモった場合
野村さんと近藤プロの勝ちあがり
全てエクセルで検証しているので、間違いないと思います。
野村さんがどのツモだったらツモあがりを宣言したのか?
気になるところです